DISC REVIEW
M
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MOSHIMO
proof
無期限ライヴ活動休止を発表したMOSHIMOが、結成10周年記念アルバムをリリース。日常で抱く不器用な心境を音に乗せてぶつけてきた彼女たちが節目に発表した今作は、キャッチーで音の重なりを存分に感じられる楽曲が勢揃い。対旋律に注意して聴くことでも何度も楽しめる作品だ。イントロからユニークなリード曲「幽恋BEAT」や「綽々」、しなるようなベースで始まる「飴と鞭」、"ハニーレモン"というワードで甘酸っぱさを表す「イタズラなキス」等、岩淵紗貴(Vo/Gt)と一瀬貴之(Gt)のソングライティングのこだわりがたくさん込められるなか、再録された「命短し恋せよ乙女」はオリジナルより疾走感が増し、それぞれの音が絶妙に配置された最新楽曲に生まれ変わった。(中島 颯士)
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MOSHIMO
化かし愛
MOSHIMOがアルバム『化かし愛』でメジャー・デビュー! 今作は、これからの活動に勝負をかけるバンドの決意が窺える1枚であり、常に物事に対してまっすぐにぶつかっていくバンドの魅力がギュっと詰まった作品だ。キャッチーな言葉遊びも面白い「化かし愛のうた」、思わずバットを振る真似をしたくなる野球にまつわるフレーズ満載の「獅子奮迅フルスイング」、大切だった日々を回顧し切ない思いを吐露する「蜂蜜ピザ」、アグレッシヴなサウンドに乗せて未練に踏ん切りをつけようとする「断捨離 NIGHT」など全12曲。恋愛や日常の様々なことが描かれているが、葛藤しながらもいつだって全力な姿を見せてくれる岩淵紗貴が歌うからこそ、胸に響いてくるものがある。今作の曲たちがライヴでどう化けるのかも楽しみだ。(三木 あゆみ)
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MOSHIMO
噛む
2020年1月に行われたツアー・ファイナル公演をもってメンバーが脱退し、新体制となったMOSHIMOによるニュー・アルバム。今作は、KEYTALKらを輩出した下北沢のインディー・レーベル、KOGA RECORDS内に設立した自身のプライベート・レーベル"Noisy"からの第1弾作品となる。サウンドには、バンドの強みであるライヴの熱量がギュッと閉じ込められており、底から這い上がるようなポジティヴなパワーが漲る楽曲が並んでいる。言葉では、自身の経験やリアルタイムの心情を偽りなく素直に伝え、聴き手と同じ目線に立ちながらも、その手を取って引っ張り上げてくれるような、頼もしさも感じる。学校や仕事、プライベートも一生懸命に頑張って生きている人々に届いてほしい作品だ。(三木 あゆみ)
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MO'SOME TONEBENDER
Ride into HEAVEN
4月の"地獄盤"に続く"天国盤"はモーサム史上最強のハードコア・ファンタジーだ。その中で彼らはこれまでになく明確にそろそろ本気でヤバい地球についてや、ロックンロール・バンドを続けている根本的なモチベーションについて......を歌っている。もしかしたら順番が逆かもしれないが。藤田勇の現行のさまざまなインディー・ミュージックと呼応するセンスが溢れるのは冒頭の2曲。浮遊するシンセと谷底から鳴るような重低音の対比 が天国どころかバッド・トリップ気味の音像を描く「longlong long」、生命感を帯びた「nuts」。そしてフューチャリスティックなR&Rを経て武井靖典(Ba)渾身の叫び調ヴォーカルが涼しげな演奏と凄まじい対比を描くラストの「Kick Out ELVIS」に至るとき、本作が表現する切実さに気づくことだろう。(石角 友香)
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MO'SOME TONEBENDER
Rise from HELL
自由のために何だってやる、自分の責任において......それがパンクだと思っている自分にとって、モーサムは今や世界でも希少種のパンク・バンドだ。曲ができすぎたという理由で2回に分けてリリースする、今回は地獄盤。藤田勇がギターに転向して以降のタガの外れた、でもしっかりユーモアも含んだカオティック・ワールドが"HELL"の名のもとにより濃く集結した印象。ラウドで圧は高いがジャンク感はなく研ぎ澄まされた冒頭の3曲に続いて、武井靖典作曲のヒップホップとダブ要素の強い「カルチャー」、武井がヴォーカルをとる妖しげなエレクトロ・ディスコ「イミテイションシティ」、百々和宏が書く少年の日記のような痛みを伴う「ジャムパンちょうだい」など、時代に擦り寄ることの真反対を行きながら自ずと時代を映している。(石角 友香)
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mothercoat
GOHUM
削ぎ落とした音圧の少ないサウンドスケープ、音のように言葉を扱いながらも、独特の高低差で言葉が残るヴォーカル。他のバンドにはない"数学"でエクスペリメンタルな楽曲を構築するmothercoatのセンスの塊のようなアルバム。前任ギタリストであるニノミヤソウと共に作った「fake a fake」「waltzheimer」「nipple cider」「u. n. o」に感じられるマス・ロック的な楽器の抜き差し、20代前半の若いギタリスト、アベフクノスケ加入後の「ten pura」のムーディなのにどこかインダストリアルな質感や、「poacher」のユーモアとダークさの共存も"音楽でこんな感情が発見できるのか?"という驚きとヒネリが満載。アナログ『OQUZ』と買うか? Tシャツと買うか? 全部入りで買うか? 配信で買うのか? 選べる(迷える)ことも表現のひとつだ。(石角 友香)
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MOTION CITY SOUNDTRACK
The Same Old Wasted Wonderful World
2000年代に吹き荒れたエモ/ポップ・パンクの一大旋風も今は昔。さらには、MOTION CITY SOUNDTRACKは長い休止期間を挟んでおり、アルバム・リリースは実に約10年ぶりだ。だからこそ、この『The Same Old Wasted Wonderful World』の若々しさには驚かされた。やはり見逃せないのは、かのPatrick Stump(FALL OUT BOY/Vo/Gt)が参加した「Particle Physics」。シンセサイザーと爽やかなメロディが高揚感を煽る名曲だが、本楽曲に限らずどのナンバーでも徹頭徹尾"あの頃"のワクワクと切なさが聴こえてくるのがなんとも嬉しい。「She Is Afraid」のミュージック・ビデオを見れば明白だが、いぶし銀とは程遠い、ミドル・エイジが青臭くはしゃぐ痛快さが見事な一枚。(藤村 太智)
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Justin Courtney Pierre
In The Drink
2016年より無期限活動休止中のポップ・パンク・バンド MOTION CITY SOUNDTRACKのフロントマン、Justin Courtney Pierreが初のソロ・アルバムを古巣Epitaph Recordsからリリース。プロデューサーにバンド・メイトのJoshua Cain(Gt)を迎えた本作は、MCSの持ち味であったどこか懐かしく切ないメロディをしっかりと継承しながら、Justinの優しさと哀愁を帯びた歌声もさらに引き立った作品に仕上がっている。今回Justinはドラム以外の全パートを演奏しており、エモーショナルなギター・ワークのみならず、ベース・プレイも聴きどころ。MCSのファンはもちろん、まだ聴いたことがないという人にもおすすめだ。(菅谷 透)
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MOTION CITY SOUNDTRACK
Panic Stations
今年3月に無期限活動休止を発表し、現在ワールド・ワイド・ツアーを行っているMOTION CITY SOUNDTRACK。9月には日本でのファイナル・ジャパン・ツアーを控えているが、その前にアメリカで昨年秋に発売された6thアルバムに、2曲のボーナス・トラックを加え日本でのリリースが決定。ポップでシュールなモーグ・サウンドと爆裂なバンド・アンサンブルとの2枚刃と、おセンチ節全開のメロディとで、パンク~パワー・ポップ・ファンの心をこれでもかと掴んで泣かせた必殺技は、1ミリもブレることなくここにある。アルバムとしては久々の作品でもあるので、その健在ぶりがまた切なくもあるが。こうして大人ぶったりかしこまったりすることもなく、エヴァーグリーンなままで突き抜けているのは嬉しいところでもある。普遍の青春サウンドトラックだ。(吉羽 さおり)
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MOTION CITY SOUNDTRACK
Go
大の親日家としても知られる、アメリカのエモ/ポップ・パンク・バンドMOTION CITY SOUNDTRACKの2年ぶり5作目となるアルバムが完成。ミドル・テンポの曲がアルバム前半に並んでいるが、後半になるにつれて曲のテンポは上がっていき、彼らの初期からの持ち味である疾走感溢れるサウンドと切ないメロディの融合をしっかりと堪能できる。このバンドの肝でもあるJustin(Vo&Gt)の歌声は、今まで作品の中でも最も哀愁が漂っており、一見おとなしくなった印象を受けないこともないが、1本芯が通っていて優しさの中にも力強さを感じさせてくれる。7/15、16に横浜アリーナで開催されるASIAN KUNG-FU GENERATION主催のフェス"NANO-MUGEN FES.2012"にて2年半ぶりの来日が決定している。(西浦 雅人)
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MOTION CITY SOUNDTRACK
My Dinosaur Life
彼らを男の子に例えるなら、一般的にかっこいいわけじゃないけど、優しくて、一緒にいると楽しくて、でも彼だけの世界に自分をあんまり入れてくれないから、ちょっと悔しくて、つい意地悪したくなっちゃうんだけど、なんだかほっとけない男の子。要するに強烈なインパクトとか、斬新なインスピレーションを与えてくれるわけじゃないんだけど、グッと切り込んでくるメロディがあって、なんだか無性に聴きたくなるっていうか。バンドにとっては4 枚目のフルアルバムであり、メジャー移籍第一弾でもある今作も、優しいんだけどほろ苦いメロディが詰まっています。最近の"エモ"バンドって全然ピンと来ないけど、WEEZERだけは別格で好きなんだよねっていう貴方にこそオススメしたい作品です。(杉浦 薫)
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Motoki
Motoki~ゆめくじら
すでに「もし、これを愛と呼ぶのなら」が先行配信され、2021年アップカミングなシンガー・ソングライターとして注目されている彼。オーガニックなフォーク・ロック・サウンドに乗る歌声はまっすぐで透明だ。ラヴ・ソングなのかもしれないが、表現の仕方がユニークで、自分に起こった反応――それが息苦しかったり、心を削られたりするようなことでも、強く大事に思えることから"愛"とはこういうことなのか? と因数分解していく。作詞作曲はもちろん、アレンジも手掛けるが、表題曲は中込陽大が担当。ピアノとチェロのみの隙間の多い音像の中、自身のことを喩えているのか、未完の大器を思わせる「ゆめくじら」は"明日にかわる/ことばさがす"と、大きくて本質的な意思表明を淡々と歌う。歌声と歌詞の組み合わせの無二さに期待が募る。(石角 友香)
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MOUNTAIN MAN
Made The Harbour
「声から産まれた新たな生き物」とも評され、アメリカ出身ながらUKでも話題の彼女達。メンバーの一人しか音楽経験がない中、少女3人でバンドを結成。3人で歌った時の特別な感覚が彼女達を突き動かした。ブリティッシュ・フォークの音色感じせせる彼女達の素朴でナチュラルな楽曲はとても澄んでいて、心が洗われるよう。3人で歌われるハーモニーはとても美しくやはり歌声は最も重要な楽器の一つという事に改めて気づかされるだろう。このデビュー・アルバムは基本的には彼女達の歌声にアコースティック・ギターの音色が最低限に絡むシンプルな構成。オーバー・ハイプな音楽が世間に溢れる中MOUNTAIN MANの音楽はとても新鮮に響く。(遠藤 孝行)(遠藤 孝行)
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THE MOVIELIFE
Cities In Search Of A Heart
2014年に再結成したニューヨーク州ロング・アイランド出身のメロディック・ハードコア・バンドが前作『Forty Hour Train Back To Penn』以来、14年ぶりとなる新作をリリース。1曲目こそ疾走感がカッコいいメロコア・ナンバーだが、ぐっとテンポを落として、リフで聴かせる2曲目以降は、例えばWEEZERを連想させるパワー・ポップや、ストリングスをフィーチャーしたアコースティック・ナンバーなど、メロコアに留まらない曲の数々でアプローチし、再結成後もバンドが進化を続けていることをアピール。終盤、再びメロコアを畳み掛け、"おぉっ"と思わせたあと、ラストを飾るのがゴス味もあるバラードというところに単なる懐古を拒否するバンドの心意気を感じ取りたい。(山口 智男)
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THE MOWGLI'S
Waiting For The Dawn
キャンプファイアを連想させる合唱で大いに盛り上がる、ロサンゼルスの8人組のメジャー・デビュー・アルバム。ネオ・ヒッピー的な大所帯の編成による楽団風の賑やかさは、その先駆者とも言えるARCADE FIREやアイスランド出身ながら米英でブレイクしたOF MONSTERS AND MENを思わせるものの、こちらはロサンゼルスの青い空と燦々と降りそそぐ太陽の光をイメージさせる溌剌とした明るさが魅力だ。男女デュエット、口笛、ニュー・ウェイヴ調の煌きなど、曲ごとに趣向を凝らしたアレンジを楽しませつつ、全体のイメージとしては彼らが持っているユーフォリックなヴァイブを印象づけるものになっている。観客を巻き込み、みんなで盛り上がるに違いない彼らのライヴの光景が眼に浮かぶようだ。(山口 智男)
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Mr.FanTastiC
ウィスキーハロウィン
今年6月、結成からわずか1年でメジャー・デビューを飾った大阪の4人組が、そこから4ヶ月というハイペースで2ndシングルをリリース。MR.BIGを目標に掲げ、いつか彼らを超えるという野望をバンド名に冠しながら、実は多彩なレパートリーを持っている彼らが、さらに新しい引き出しを開けたことを印象づける2曲を収録した。スウィングする演奏がゴキゲンなロックンロールの表題曲は、パーティー・ソングと思わせるが、シリアスなメッセージにも耳を傾けたい。そして、カップリングの「それでも僕らは」は、彼らのメジャー・デビュー・シングル『絶走』の流れを汲む、アンセミックなロック・ナンバー。早口でまくしたてるような歌という新機軸が、メロディに収まりきらない熱い思いを伝える。(山口 智男)
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Mr.FanTastiC
絶走
ネット系の歌い手として活躍していたメガテラ・ゼロを中心に2018年6月に結成された4人組バンド、Mr.FanTastiCのメジャー・デビュー・シングル。表題曲は、バンドに懸ける決意、覚悟を歌ったギター・ロック・ナンバー。タイトル通り駆け抜けるような疾走感が痛快だ。その「絶走」とは打って変わって、カップリングの2曲は、ヘヴィなロックをガツンと鳴らしている。グランジ/オルタナ・メタル調の「Mr.wonderland」、そしてメタルコア調の「Liar,Liar」は、激しいスクリームを交え、バンドが持つバックグラウンドの幅広さをアピール。しかし、これは彼らのほんの一面でしかない。同時リリースのアルバム『START DASH TURBO』を聴けば、さらに驚かされるはずだ。(山口 智男)
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Mr.FanTastiC
START DASH TURBO
4人組ロック・バンド、Mr.FanTastiCによるメジャー・デビュー・アルバム。2018年9月に自主リリースした『START DASH』に新曲2曲を加え、タイトルに"TURBO"をプラスした、ライヴで盛り上がることだけを考えながら作った全10曲。メンバー全員が大好きだというMR.BIG由来のハード・ロック/ヘヴィ・メタルの影響をバックボーンに、ファンク、グランジ/オルタナ、アニソン、ラップ、R&Bといった多彩な音楽のエッセンスを散りばめながら、どの曲もアンセミックに聴かせているところは、一見エキセントリックに思えて、実は日本のロックの王道のスタイルだ。メガテラ・ゼロが暑苦しい歌声(褒め言葉)と共に放つ力強い言葉でロック・シーンをかき回してくれそうな予感! (山口 智男)
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MR.Fuzzy
DREAMS
2018年結成、MR.Fuzzyの1stミニ・アルバム。ザクザクと刻まれるギター・リフに、ビッグなビートや、跳ねたり疾走感のあるビートでも曲を加速させて、キャッチーなメロディを遠くまで飛ばす曲が揃う。アグレッシヴでもフレンドリーであることは大事にし、高揚感のあるコーラスをうまいこと入れてくるあたりに、BOWLING FOR SOUPやALL TIME LOWらパワー・ポップ・バンドを思い起こさせる。最初の流通作品として小さくまとまらずに、エネルギーを迸らせて、そこまでやるかというドラマチックなギター・ソロも恐れず奏で、グッド・メロディをどんどん開花させていく躁的なアンサンブルが気持ちいい。唯一日本語詞を軸とした爽快な「Dream」などは、今後の展開も期待させる。(吉羽 さおり)
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Mr.Nuts
なみだ e.p
札幌出身の3ピースが約2年のインターバルを経て3曲入りEPをリリース。ソングライターのヤハラシュン(Vo/Gt)が、"歌詞を大事にした楽曲を作りたい"と再確認したうえで制作にあたり、重病を抱える女性とそれを見守る男性を取り巻く1本のストーリーを、「病室の蝉」では男性視点、「手紙」では女性視点で綴っている。それぞれの視点を通して物語が構築されていく様子は、まるで映画のよう。サウンド面もストーリーを際立たせる手法が取られ、ピアノやストリングスといった煌びやかな上モノもその世界観を底上げしている。その2曲を経て聴くからこそ、最後にバンドがこれまで歌ってきた人生哲学が詰め込まれた「なみだ」も引き立つという、わずか3曲ながらに、非常に作品性の高いEPに仕上がった。(沖 さやこ)
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Mr.Nuts
愛しき日々よ
"生活"をテーマに等身大のいまを歌う札幌発の3ピース・バンド Mr.Nutsが、メンバー・チェンジを経て新体制でリリースする初の全国流通盤。昨年7月にリリースした前作『20歳』では、若さゆえの衝動をエンジンにしたストレートな作風が印象的だったが、9ヶ月ぶりのリリースとなる今作『愛しき日々よ』は、出会いと別れのなかで波立つ自分自身の感情を丁寧に汲み上げる進化作になった。大切な人が遺した言葉とともに生きるいまを綴ったリード曲「いってらっしゃい」をはじめ、移りゆく心を斜めから歌う変化球「エキストラ」、アコースティックな響きに後悔の色を滲ませた「終わった」など、全6曲。平凡な日常にこそ見逃せないドラマがあることを、彼らの音楽は教えてくれる気がする。(秦 理絵)
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Mr.Nuts
20歳
"優しさも 醜さも 賢さも 不器用さもちょっと知って/僕は 20歳になりました"。何のてらいもないまっすぐな言葉でいまハタチを迎えたばかりの心情をありのままに綴ったタイトル・トラック「20歳」に代表されるように、Mr.Nutsが自身初のEPで表現するのは"ハタチといういまこの瞬間の想い"だけだ。あえて一点突破でこの1枚を完成させたことにバンドの強い意思を感じる。2015年に結成、札幌在住で活動する3ピース・バンド。メンバー全員がSUPER BEAVERに憧れているというとおり、シンプルだがパワフルなバンド・サウンドに乗せて放つ強いエネルギーを持った言葉が胸を打つ。歌詞カードを見なくとも言葉を聴き取ることのできるヤハラシュン(Vo/Gt)の歌唱と秀逸なメロディ。それらを武器に、いよいよMr.Nutsが全国区へと名乗りを上げる。(秦 理絵)
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Mrs. GREEN APPLE
10
バンドの枠を飛び出し躍進を続けるフェーズ2期のヒット曲を網羅した、10周年を祝うベスト盤。ストリーミング・チャートを独占してきた錚々たるラインナップが1枚のCDに詰め込まれた。鮮烈な新章開幕を飾った「ニュー・マイ・ノーマル」、華麗なダンスで度肝を抜いた「ダンスホール」に始まり、高難易度のタッピング・ギターが炸裂した「ライラック」や、大森元貴(Vo/Gt)初主演映画を彩った壮絶なスケールの「天国」、そして初期の幻の一曲「慶びの種」の新録。その歩みを辿るように1曲ずつ聴き進めると、彼等の才と努力の結実が大衆の心を掴み続けてきた華々しい挑戦の歴史が見えてくる。流行の波を乗りこなし、次々に新たなエンタメを提示していくミセスの快進撃はとどまるところを知らない。(中尾 佳奈)
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Mrs. GREEN APPLE
ANTENNA
活動再開後、初となるフル・アルバムは初めてタイトルをあらかじめ決めず、感受性を信じ、自由に生み出した曲を緻密に制作で形にしていったアルバムだ。現在進行形のミセスのフル・コースであり、ドーム・ライヴへの期待が否応なく高まる完成度とスケールの大きさが実在している。ハード・ロック・ギターが響き渡る「ANTENNA」もケルト音楽を彷彿させる楽隊調の「Magic」もどちらもドーム・アンセムのスケールを持っているのが今のミセス。宇多田ヒカルにも通じるようなR&Bの先鋭的な構造を持つ「Blizzard」、藤澤涼架(Key)がストリングスとホーンのアレンジに参加している「ケセラセラ」のオーケストレーションの楽しさ、メンバー3人の演奏がメッセージでもある「BFF」など、ブラッシュアップのひと言に止まらない自由な現在地が鮮烈。(石角 友香)
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Mrs. GREEN APPLE
Soranji
"我らは尊い。"という言葉は非常に危うい側面も持つと思うが、それが生死の境目にいる人を生の側に繋ぎ止める言葉だとしたら、と想像する。目の前の人にも遠くにいる人にも伝わるか確信がないとき、魂を振り絞って"そらんじる"ことを、壮大なようでいて勘違いをさせない控えめな品性も伴ったアレンジで仕上げたことが、「Soranji」最大の留意点だったのではないだろうか。映画"ラーゲリより愛を込めて"のどんな場面で響くのか期待が募る。2曲目は"フェーズ2"のキックオフに作られたという、Adoに提供した「私は最強」のセルフ・カバー。自身を鼓舞するニュアンスも含まれたまさにアンセムだ。3曲目はミセスがプロデュースするフレグランスが持つ"香階"にあたる音階から誕生。ポップ且つ幻想的な新たな仕上がりだ。(石角 友香)
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Mrs. GREEN APPLE
Unity
『Variety』から7年。同作と対になる部分も散見されるフェーズ2の1作目。サビへの飛翔やビート感にらしさを窺わせながら間奏で若井滉斗(Gt)、藤澤涼架(Key)共にブラッシュアップしたリフの応酬を聴かせる「ニュー・マイ・ノーマル」、ホーン・アレンジやカウンター・コーラスやギター・カッティングが鮮やかな「ダンスホール」、高速BPMでasmiとスリリングな掛け合いをする「ブルーアンビエンス」、アトモスフェリックなSEがモダンな印象を添えながら、幹になるバンド・サウンドは骨太な「君を知らない」、「インフェルノ」を洗練させたようなソリッドなマイナー・チューン「延々」、90年代的なピアノ・バラードに大森元貴(Vo/Gt)の本音が刻まれた「Part of me」。再開に相応しい6つの表明と言えそうだ。(石角 友香)
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Mrs. GREEN APPLE
5
日本のミレニアルズ~Z世代の不安と理想を映し出しつつ半歩先を走ってきたミセス、結成からの7年を集約。初期の高速BPM且つ情報量の多い「StaRt」や「Speaking」。人間としての成長がおおらかなサウンド・プロダクションに着地した「どこかで日は昇る」、音楽のエンターテイメント性を積載した「Love me, Love you」。ミセスがミセスたる所以とも言える、人の摂理や矛盾にフォーカスする「パブリック」と「アウフヘーベン」という一対の曲。さらに、生身の音を聴かせる新曲「アボイドノート」。初作品収録で今回再録した「スターダム」が冒頭を飾り、ラストにまったくの新曲「Theater」を配置したことにも注目。バンドという概念を更新し続けてきた、"フェーズ1"を凝縮した初ベストだ。(石角 友香)
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Mrs. GREEN APPLE
Attitude
オーケストレーションやエレクトロ、R&Bなどウィングを前作で広げ、そもそもミセスがどんな態度=Attitudeで音楽を奏でているかを証明するかのようなアルバム。ギター・ロック成分に驚いた「インフェルノ」やエクストリームな「Ke-Mo Sah-Bee」、より素直なギター・ロック「嘘じゃないよ」、ロマ風の弦のアレンジと日本語に聴こえないAメロがユニークな「Viking」、ヴォードヴィル的な華やかさの中にQUEENを想起させる大仰な転調が盛り込まれた「lovin'」。展開の多さでは「ロマンチシズム」も共通するニュアンスが。また、大森元貴の歌と藤澤涼架のピアノのみで展開する「Circle」のシンプル故の個性。そして、ありのままを定着させた理由は楽曲「Attitude」で確かめてほしい。(石角 友香)
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Mrs. GREEN APPLE
ロマンチシズム
2019年第2弾シングルは資生堂"SEA BREEZE"のCMへの書き下ろし。が、CMで流れるパンキッシュなブロックの次にキモになる"愛を愛し"という威風堂々としたサビが登場する。そのあともめくるめく展開を見せるあたりが『ENSEMBLE』以降の曲構成といった印象。加えてラヴ・ソングにも取れるが、根っこには倫理観がしっかり根を張っているのは大森元貴(Vo/Gt)らしい。「How-to」はアグレッシヴなエレクトロとエッジの効いたギター・リフ、トリガー的なドラム・フレーズが拮抗する仕上がりが痛快だ。そして「月とアネモネ」は2014年にすでにあった曲を今回完成させたもの。キメの複雑なポスト・ロック的なパートや大森と山中綾華(Dr)のAOR的なデュエットも聴きどころだ。(石角 友香)
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Mrs. GREEN APPLE
僕のこと
2019年第1弾リリースは、大森元貴(Vo/Gt)が"勝負やスポーツに対して曲を書いたことがない"なかで、彼ならではのスタンスで"第97回全国高校サッカー選手権大会"のために書き下ろしたナンバー。そのタイトルが"僕のこと"なのは、自分がどう生きているかを歌うことでしか、エールを送ることができないという意味なのではないだろうか。静かな歌い出しから、ストリングスやホーンも加わったスケールの大きなサウンドが立ち上がるアレンジは、顔を上げると仲間やライバルのいるスタジアムを想起させ、ラストは静かに閉じる。見事な構成だ。アッパーななかに切なさが溢れるミセス節と言えそうな「灯火」、サンプリング的な感覚を生で演奏し、ピアノが存在感を示す「Folktale」も新章を示唆している。(石角 友香)
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Mrs. GREEN APPLE
青と夏
ミセスが3rdアルバム『ENSEMBLE』からわずか3ヶ月半でニュー・シングルをリリース。本作では、久々にバンド・サウンドに回帰している。映画"青夏 きみに恋した30日"の主題歌として書き下ろした表題曲は、疾走感溢れるアッパー・チューンで、同映画の挿入歌「点描の唄(feat.井上苑子)」は、しっとりとしたデュエット・ソング。3曲続けて聴くと「ア・プリオリ」だけが異色に感じられなくもないが、前2曲が体現する夏および青春特有の儚い煌きは、大森元貴(Vo/Gt)に"ア・プリオリ"な視点があるからこそ描くことができるものだ。尖った曲だけでなく、多くの人に対して開かれた曲の中でここまで彼らが裸になれたのは、今回が初めてではないだろうか。(蜂須賀 ちなみ)
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Mrs. GREEN APPLE
ENSEMBLE
音楽そのもので夢や希望や理想を表現すること、それがMrs. GREEN APPLEの指標だったと、そもそもの彼らの志向が実現したことに快哉を叫びたくなる。ミュージカルを思わせる「Love me, Love you」に始まり、1曲の中で楽器編成が変わり、ストリングスも含めすべての楽器が歌うような「PARTY」、ヒップホップやビートに新世代ジャズ的な面白さまである「REVERSE」、MONGOL800のキヨサク(Vo/Ba)を迎えた「はじまり feat. キヨサク from MONGOL800」など、多彩を超えて1曲ごとの強度が凄まじい。そこにこれまでのミセス節が残るシングル群やEDMナンバーも加わり、さながら音楽のアミューズメント・パークが出現。なんとも体験的だ。(石角 友香)
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Mrs. GREEN APPLE
Love me, Love you
前作『WanteD! WanteD!』、そしてデジタル・シングル「WHOO WHOO WHOO」でバンドが表現するEDMの究極まで振り切ったミセス。2018年第1弾はまた異なるベクトルに振り切ってきた。まず表題曲の「Love me, Love you」はホーンが煌びやかで、ダイナミックに展開するミュージカルのようなビッグ・バンド・サウンドに驚く。だが、大森元貴(Vo/Gt)の脳内に広がる希望の世界を表現するために、このサウンドスケープや世界観は必然なのだろう。早くライヴで自由にリアクションしたい曲だ。2曲目の「Log (feat.坂口有望)」はドラマ"僕たちがやりました"のサントラも作曲している注目のキーボーディスト/プロデューサー Kan Sanoとシンガー・ソングライター 坂口有望が参加。また「春愁」も初音源化して収録。(石角 友香)
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Mrs. GREEN APPLE
WanteD! WanteD!
メジャー・デビュー2年で早くも5枚目のシングルとなる本作。タイトル・チューンの「WanteD! WanteD!」はコミック原作のドラマ・テーマならではの荒唐無稽さもありつつ、"このままでいいのか?"という10代の焦燥感はドラマ"僕たちがやりました"と自然とリンクする内容。大げさに言えばポスト・トゥルースの時代を君はどうやってサバイヴするのか? という命題をエレクトロ・ファンクやモダンなR&BなどUSのトレンドとも符合するタイトなアレンジに昇華したのが新しい。「On My MiND」は随所にデビュー当時からの代表曲「StaRt」をアップデートしたような仕上がりで、過去と今の対比が最もわかるナンバー。加えて大森元貴(Vo/Gt)が中3のときに書き、ついに音源として完成した「光のうた」の明らかな"祈り"のような優しさにも驚かされる。(石角 友香)
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Mrs. GREEN APPLE
どこかで日は昇る
ツアー真っ只中のミセスから早くも4作目のシングルが到着。2ndフル・アルバムから「鯨の唄」が新たなスタンダードとして脚光を浴びる今、今回のリード曲「どこかで日は昇る」もスロー・テンポでストリングスが効果的に施されたアレンジなど、"聴かせる"ミセスの真骨頂だが、名曲的なムードに収まり切れないサビでの違和感のある転調や、大森元貴(Vo/Gt)の振り切れるエモーションに彼らの個性を見る。売れない女漫才師が主役の映画"笑う招き猫"主題歌としてもしっくりくる仕上がりだ。打って変わってアッパーで踊れる「スマイロブドリーマ」は、生音とエレクトロニックのいずれもがソリッド且つポップで突き抜けた仕上がり。ビートのアプローチがユニークな「SwitCh」も含め、バンドがどんどんタフになっていく過程を体感できるシングル。(石角 友香)
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Mrs. GREEN APPLE
Mrs. GREEN APPLE
これまでの10代の壊れやすくて柔らかい心を誰よりも理解し、並走してきたミセスのエモーショナルな部分はもちろん残しながら、より日本のロック・シーンのトレンドに拘泥することなく、純粋にポップ・ミュージックとしての完成度を圧倒的に上げてきた2ndアルバム。プログレッシヴな展開を持つ「絶世生物」での楽器隊の成長、ストリングス・アレンジも決して大仰に聞こえない歌と演奏のダイナミズムが堪能できる「鯨の唄」や「umbrella」、エレクトロ・サウンドでヴォーカルも全編オートチューンのダンサブルな「うブ」、どこか海外ドラマのワンシーンを思わせる「Just a Friend」など、アルバムの中でピーク・ポイントが何度も訪れる。シングル曲「サママ・フェスティバル!」、「In the Morning」も絶妙な流れで配置されている。(石角 友香)
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Mrs. GREEN APPLE
In the Morning
シンセ・ポップの手法を勢いのあるアレンジで消化したサマー・チューン「サママ・フェスティバル!」の明るさから、硬派なメッセージを歌うバンドとしてのMrs. GREEN APPLEの第2章、そんな胸騒ぎがするのが今回の表題曲「In the Morning」だ。よりピアノ・ロック感が増した印象は、他の楽器の音数も曲に必要なものかどうかを吟味したからだろう。楽しいばかりじゃない、むしろちょっとしんどい朝の始まりに、無理矢理笑顔になることなく心を強く前向きに持てる、そんな1曲だ。Track.2の「ツキマシテハ」での思いを言い放つような強い調子の言葉や、ラストの大森元貴(Vo/Gt)の絶唱は表題曲とは対照的だが、対にして聴いてみてほしい。Track.3の「Oz」は寓話的な展開を様々な楽器の打ち込みで膨らませた音像もまさにマジカル。(石角 友香)
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Mrs. GREEN APPLE
サママ・フェスティバル!
白飛びするような夏の光と解像度の高い情景が、"サママママ・フェスティバル!"という若干突拍子もない歌い出しとともに、すごいスピードで描き出されるミセス流の夏曲が登場。シンセ・ポップ寄りのアレンジだが、スピード感は加速した印象。加えて、シングルでは各々独立した濃い意味合いを持つ楽曲を収録するというスタンスから、ピアノや弦楽四重奏が効果的に配置された「umbrella」は、大森がいつかのライヴで話していた"音楽を作らずにはいられないが、作ることによって苦しみもする"という心情がうかがえる。もう1曲はライヴでも場面転換的な曲として人気の「ノニサクウタ」が音源化。ミセスの特徴のひとつである"音楽隊"としての魅力を表現した、オーガニックなアンサンブルが楽しめる。(石角 友香)
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Mrs. GREEN APPLE
TWELVE
テクニカル且つ踊れるビートのTrack.1「愛情と矛先」や先行シングルのTrack.2「Speaking」で鮮やかに聴き手を受容。そしてライヴのラストなど重要な位置で演奏してきたTrack.3「パブリック」もついに音源化したことから、今のミセスの覚悟が窺える。また、スローなピアノ・バラードに明確に舵を切ったTrack.6「私」の新鮮さ、ミセス流のグランジとも言えるTrack.8「ミスカサズ」のヘヴィネスとソリッドさなど、美しさも黒い感情も振り切ったサウンド・プロダクションで表現。明るくスタートし、徐々に内面に潜り、終盤では未来を見据えるような前向きなニュアンスが訪れるという"体験型"のアルバム構成だ。テン年代ロックの未来を19歳の大森元貴という才能が描いたという意味でも記念碑的。(石角 友香)
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Mrs. GREEN APPLE
Speaking
空気を読めるようになるとか、SNS上で尖った言葉にも傷つかないように殻を作ることは本当の強さだろうか。シンセや同期が鮮やかに弾けると同時にこれまで以上に重心の低い太いベース・ラインが心臓が脈打つような印象を残し、サビの"僕には話してよ"から繋がるラテン・テイストなコーラスも相まって、大森元貴(Vo/Gt)の"届け、気づけ"という祈りは音楽的にとてつもない情報量をまとったキャッチーさへ昇華されている。メジャー1stシングルとしてもミセスの声明としても最強だ。Track.2「恋と吟(うた)」は曲作りを始めたころの楽曲で、思いの吐き出し先が音楽にしかない苦しさと表現者の宿命すら感じさせる切実さも。Track.3「えほん」は絵本を通じて無償の愛に包まれたころの記憶と自分もそれを持ち得る微かな光が見える。(石角 友香)
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Mrs. GREEN APPLE
Variety
遊園地もしくは高速チェンバー・ポップなTrack.1「StaRt」は些細なことでも幸せと気づけないんならスタートに戻ろうという、ミセスの所信表明。続く「リスキーゲーム」は最も古い曲ながら3度目のRECで最新型に。深い海の底に沈むようなイントロが孤独という本質と"Love Person"の存在を示唆する「L.P」。"鈍感vs繊細"という単純な図式に回収できない自分の命の濃さに翻弄されるような「VIP」、ボロボロになった気持ちにそっと毛布をかけてくれるような「ゼンマイ」、そして"こんな世界を未だ憎めないのは何故か"という歌詞の一節をリスナー自身で見つけるようにラストに用意されている「道徳と皿」の平熱のポジティヴィティ。避けては通れないリアルな心情を変幻自在なポップ・ソングに結晶させた新たな世代の1枚。(石角 友香)
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Mrs. GREEN APPLE
Progressive
家族、恋人、友人、同僚、クラスメイト、その他数え切れないほどの人、人、人。不特定多数の人との繋がりの中で傷つき、転がり、そして救われていくことで自分がやっと見えてくる。感情を共有するから喜怒哀楽が生まれる。Mrs. GREEN APPLEは、初の全国流通盤となる今作でそういった大切なことを歌った。作詞/作曲/編曲すべてを手がける18歳のフロントマン大森元貴の鋭いアンテナでキャッチされた混沌とした不安や孤独、敏感な心で感じる大切な人への願いは、5人の眩しい衝動によってすべて音に刷り込まれている。「WaLL FloWeR」で歌われる"素晴らしいと思えるように醜いと思ってみよう"という言葉の通り、肯定する強さを持った彼らの音は燦々と眩しく光っている。(齋藤 日穂)
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