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DISC REVIEW

C

Bloody Beach Pirate Radio Presents

BLOODY BEACHはノルウェーのドリーム・ポップ・バンド、YOUNG DREAMSのメンバーでもあるChris Holm率いる5人組。彼らが本作にも収録されている「Bonanza」を無料配信して以来、高まる評判を追い風に遂に完成させた

Charlie

US音楽シーンを代表するヒット・メーカーが、自身の名"Charlie"を冠したアルバムをリリース。タイトル通り過去最高にパーソナルな1枚となった本作では、彼が抱えた失恋の痛みも、そこから立ち直ろうともがく姿も、すべて正直に曝け出している。し

The Maze

新世代パリ・シーンを代表するフランス出身の3人組。人気レーベルInstitubes、Kitsuneからのシングル・リリースを経て、自主レーベル“Chambre404”を立ち上げたバンドのデビュー・アルバムは、1作目にして大傑作に仕上がってい

Thespionage

メンバーが一心不乱に歯磨きする、人を食ったようなジャケット。冴えない主人公が周囲を斜めから観察する、ペーソスたっぷりのリリック。そしてXTC?BLUR経由の英国式ポップ・センスと、USインディーのローファイ・マナーを融合させ、パンキッシュに

ロストインザヤムヤムエクスペリエンス

メンバー全員の地元である新潟三条市で結成された4人組ロック・バンド、the hillsの1stミニ・アルバム。軽やかでポップなメロディと、少し掠れた脱力感のあるヴォーカルが気構えることなく耳に親しみやすい。夕焼けや陽だまりなど、日常の穏やか

DROP

これは面白い。2004年結成の新潟出身4ピース・バンドの1stシングル。Track.1「コースのないレース」がわりとストレートなギター・ポップなので、この路線のバンドなのかと思ったが、Track.2「シロップ」はメロディとビートが絡まり合い

Fishing

chelmicoのメジャー2作目となるアルバムには、ESME MORIや小袋成彬といった次世代を担うクリエイターから、お笑いトリオ トンツカタンの森本晋太郎などが参加。世間で長年親しまれているCMソングを、現代風のサウンドとリリックにアップ

For That Beautiful Feeling

ダンス・ロックのパイオニア THE CHEMICAL BROTHERSがリリースした4年ぶり/10枚目となるスタジオ・アルバム『For That Beautiful Feeling』は、ノイズが点在するカオティックなトラックが描く幻覚的なサ

Hanna

FUJI ROCK FESTIVAL3日目のヘッドライナーを務める英テクノ・ミュージックの第一人者THE CHEMICAL BROTHERSから、約1年振りとなるフル・アルバムが日本先行発売される。今作は映画『ハンナ』のサウンド・トラック。

CherryHearts

昨年冬にデビューを果たした4ピース・ガールズ・バンド、CherryHeartsによるフル・アルバム。1stフルがセルフ・タイトルという超王道っぷりといい、デビュー・シングルの表題曲を収録していないというチャレンジ精神といい、華やかなルックス

Fly~風が吹き抜けていく~

昨年3月のシングル「Odyssey」でのメジャー・デビューから着々と人気を集めて来た彼らから待望の4枚目のシングルが届いた。彼らの魅力はポップスとも形容される普遍的なものながらリスナーをハッとさせる意外性に富んだメロディと真っ直ぐで心地いい

僕旅

デビュー作から3作連続でFMパワー・プレイ・ランキングTOP3入りの快挙を果たした、関西発名曲工房バンドCHICAGO POODLEから1stフル・アルバムが届けられた。名曲工房バンドの名に恥じない楽曲が並ぶ中、普段は作詞をしないボーカル花

Solo Piano II

カナダ出身で現在はパリを拠点に活動しているChilly Gonzales。ピアニストやソングライターとしてだけではなくプロデューサーとしても有名で、Jane Birkinのアルバム『Rendez-Vous』をプロデュースして一躍注目を浴び、

Chilli Beans.

洋楽ポップスにルーツを持ち、3人ともヴォーカルを務める3ピース・バンド、Chilli Beans.の初フル・アルバム。彼女たちの名が知られるきっかけになった、Vaundyとの共作「lemonade」、「アンドロン」、そしてリード曲「Scho

Amanda

THE STROKESが新作を発表した2013年に、まるでそれに対する解答を差し出すかのように2004年結成のほぼ10年選手から届けられた素晴らしい1stアルバム。サウンドの根幹にあるのはTHE STROKESからの影響を感じさせる00年代

Grey Tickles, Black Pressure

前2作が様々なメディアで年間ベストとなり、2014年にはASGEIRの英訳を手掛けたことで一躍注目を集めた、アイスランド在住SSWによる3作目。エレクトロ・ポップと叙情的なフォーク・サウンドの融合は従来を引き継ぐものだが、新境地のラップを核

in Rainbows

思い切り開けたオープニング「in Rainbows」、そしてタイトルどおりにすべての音が点滅しているように聴こえる「点滅する色」、さらに"解った様な口利いてんじゃねえ/「解るよその気持ち」の解るよって何だよ"と誰もが一度は思ったことがある言

パレード

"パレード"というと華やかで明るいイメージを持つかもしれないが、今作が描いている"パレード"は、もっと深い。いろんな人がいて、いろんな人生があって、そのすべてが行進するように世界は回っている――そんなイメージが湧き上がってくる。"ずっと我慢

DA・DA・DA・ダイスキ!!

超ハイテンポなアッパーチューンで元気を届けるchuLaのメジャー4thシングルは、昨年5月に新体制をスタートさせ、今年7月にTOKYO DOME CITY HALLでのワンマンを大成功に収めたこともあり、その成長と自信が見事に反映されたエネ

Love Is Dead

"FUJI ROCK FESTIVAL '18"に出演する英グラスゴーのエレポップ・トリオによる2年8ヶ月ぶりの3rdアルバム。R&Bやヒップホップに頼らず、自分たちのエレポップ・サウンドを貫いているところが、とにかく痛快にして、爽快。3人