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DISC REVIEW

Japanese

バーティカルJ.M.ヤーヤーヤードEP

作品ごとに新たな音楽的側面を覗かせる0.8秒と衝撃。だが、1年前ぶりの音源である本EPにおいても、やはり一筋縄では行かない進化を見せている。去年リリースされたセカンドアルバム『1爆2爆3爆4爆5爆6爆、東洋のテクノ。』において、エレクトロやインダストリアル・ロックを参照することで体得した暴力的なビート・ミュージック的意匠はそのままに、しかしファースト『Zoo&LENNON』の頃より垣間見えていた塔山のメロディ・メイカーとしての才もまた、本作では発揮されている。その結果、“体より心が先に踊る叙情的ダンス・ミュージック”という、かなり独創的な世界観を構築。最後の最後に「大泉学園北口の僕と松本0時」という美麗バラードを持ってくる点も、ニクい。(天野 史彬)