アルカラの「ぐるぐるムニムニ化計画」【第43話】

2020年09月号掲載

アルカラのベースしもがみです。
今回ツアーファイナルでライブをする予定だった赤坂BLITZのステージになんと7月13日に立つ事ができましたー！
UNITED FOR MUSICというプロジェクトのもと、出演させてもらいました。
ライブも沢山の人に見てもらえたようでした。ありがとうございました。
photo by 新倉映見

「アルカラはこんな状況なのに、まったく気負ってないように見えますね。チームとしていつも通りというか、平常の感じなのが凄いですね」
これは、スペシャのカメラスタッフさんの言葉である。
その時は、「そんなものかなぁ」って思ってたんだけれど、今思えばとても偉大な事かも。
みんなが仕事がキャンセルになったりスケジュール調整したりと、それぞれ問題を抱えているはずなのだけれど、個人個人今日のステージを全うするために淡々と自分の居場所を考え、できうる限りの最高のライブをするために邁進していた。
不安などもあるはずなのだけれど、ライブをする事にかけてなんの疑いもなく行動する事ができる。
そして、7月26日には我らの故郷の１つである下北沢CLUB 251にて18周年配信ライブ。こちらも変わらぬ緊張感の中、精一杯ライブをやった。
これが18周年を迎えるチームなのだな、と改めて思った次第であります。

こんなチームに甘える事なく、個人としても気を引き締めて頑張っていきたいと改めて思いましたー！

まだまだこれから。
張り切っていくぞー！！

そしてわたくし、自粛続きの毎日の朝は珈琲と共に始まる。
思えばネコフェスのブログ用の企画で2016年に神戸のUCCコーヒー博物館に行くまでは全く苦手だったのだけれど、今では毎日のように豆を挽き、ドリップして飲んでいる。不思議なものである。
あまりにも時間を持て余し、アルカラとしてできることとかを色々考えたり試したりした。
ところがそれは形にならないものも多い。人間だからしょうがない。向き不向きもあるのだ。
とりあえず珈琲でも飲むか、となる。
このような時間がたくさん流れることもなかなかない。
それを利用して珈琲の淹れ方も様々な方法を試している。

左上から
ハリオ水出し珈琲ポット
ビアレッティモカエキスプレス
ボダムフレンチプレス（2010年のラブシャで貰った）
クレバーコーヒードリッパー
カリタドリッパー
ハリオドリッパー

と、かなり数が増えてしまった。何個か自粛期間中に買い足した。
その日の気分によって色々な淹れ方にする。
珈琲にもたくさんの楽しみ方があるので退屈することはない。
ベースにもこの体験を活かせるように日々努力しつつ、毎朝の珈琲の抽出に心を込めている。

ところで、自粛期間中に実現した数少ないものの1つとしてラインスタンプを作ったので是非見てみてくださいー！

という感じで、18周年の重みを感じつつ新たにできる事を考えて邁進していく次第であります！！

今後ともアルカラをよろしくお願い致しますーー！！

アルカラ

自称"ロック界の奇行師"。ギター・ロックやオルタナティヴなどの音楽性を基調としながら、ひと筋縄でいかない自由奔放さで唯一無二の世界を築き上げている。2013年に地元神戸にてサーキット型フェス"ネコフェス"を立ち上げ、以降毎年開催。2017年7月にキャリア初のフル・アルバム『KAGEKI』をリリース。2018年6月にはcinema staffとのスプリットEP『undivided E.P.』を発表した。2019年12月に通算10枚目のアルバム『NEW NEW NEW』をリリース、2020年6月20日には"おうちネコフェス"を開催し現在YouTubeでアーカイヴ配信中。

前のコラム

次のコラム