アルカラの「ぐるぐるムニムニ化計画」【第51話】

2022年01月号掲載

アルカラ

こんにちわ。アルカラの「た」です。

新年あけましておめでとうございます。さてさて始まりました2022年は、なんとアルカラにとって、記念すべき「20周年イヤー」となります。

そんなこんなで少し先走って昨年12月12日にZepp DiverCity (TOKYO)にて「20曲リクエストライブ」を開催させていただきました。ご来場、ご投票いただきました皆様ありがとうございました。

すると、120曲を超える楽曲の中から、普段のライブではあまり演奏されない、とりわけレアな曲ばかりがリクエスト上位となり、サブスクや流通版でない楽曲、それにライブでは一度も演奏した事のない楽曲が「ここぞとばかり」とこぞってその名を連ねました！

コアなファンがたくさんおられる結果に、稲村さんは大層ご満悦でございました。ひさびさに引き出しから取り出した曲たちを歌ってみると、自分がそれをようやく歌いきる（歌が生きる）ところにたどり着いてきたんだなって感じがして、アルカラのさらなる魅力をファンの皆様が引き出してくれた、導いてくれた、そんな気がしました。導いてくれた皆様は、まさに「お客様は神様」でした。

最近、なかなか遠くまでライブに行けてなくて、慣れないInstagramにて弾き語りカバーやセルフカバーをあげて、稲村さんの歌や元気を少しでもお届けしようと、ささやかながらですが、やらせていただいております。

この時期、表現者にとっては逆風の時代ですが、こうした取り組みが「歌」と深く向き合うきっかけともなって、自身の歌唱力、表現力の増強に繋がったりしている実感があります。それもこの時期が産んだありがたい自分への贈り物。「誰かのために」はいずれ自分に返ってくるんだな。

どうせ「ー」なんだったら、たった一本たして「＋」に変えたらいい。それを堂々と口に出していけばいい。「口」と「＋」で「叶う」になるんだからね。何気ない漢字にもすでにヒントがあるんだよ。すごいね。

こういうの好きな方、いずれ「稲村大学」作ったらぜひご入学ください。ワクワクとキラキラを広めていきましょう。ちゃんと悲しみも背負いながら。

アルカラ稲村太佑

アルカラ

自称"ロック界の奇行師"。ギター・ロックやオルタナティヴなどの音楽性を基調としながら、ひと筋縄でいかない自由奔放さで唯一無二の世界を築き上げている。2013年に地元神戸にてサーキット型フェス"ネコフェス"を立ち上げ、以降毎年開催。2017年7月に初のフル・アルバム『KAGEKI』をリリース。2019年12月に通算10枚目のアルバム『NEW NEW NEW』をリリース。2021年12月13日には2年ぶりとなる新曲「Dance Inspire」を配信。2022年1月7日には神戸ART HOUSEにて"ア・ル・カ・ラ 20周年イヤー初手 KOBE ART HOUSE単独公演「サビた逆争20秒前ときたか」を開催する。

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