アルカラの「ぐるぐるムニムニ化計画」【第44話】

COLUMN

アルカラの「ぐるぐるムニムニ化計画」【第44話】

2020年11月号掲載

アルカラ

アルカラのドラム疋田です。
10月10日にtricot主催の対バン企画である「爆祭2020」に出演させていただき、
Zepp Nambaにてライブをしてまいりました。
この日のライブはコロナ対策を徹底した有観客の椅子席公演となっていました。
アルカラとしては、今年2月23日に開催した「NOW NOW NOW」ツアーの高崎公演以来約8か月ぶりにお客さんの前でライブができるということで、移動の車の中からとっても緊張しておりました。
今までおこなってきたライブハウスの雰囲気とは違い、ホールにたくさんの椅子が並べてある光景はとっても独特で思わずドラム側から写真をとっていました。

無観客でのライブを何本かやらせていただきましたが、やっぱりお客さんの目の前で演奏することの楽しさに勝るものはありませんね。
マスクをして声を出すことも制限されていた中でしたが、お客さんが真剣にライブを楽しんでくれていることがビシビシと伝わってきて、「ライブハウスでお客さんにしっかりと演奏を届ける」という以前は当たり前であったことが今や特別な状況にあることを実感し、本当に身が引き締まる思いでした。
少しずつでもライブハウスで皆様に音を届けられるようになっていることは本当に喜ばしいことです。なんとか事態が収束して以前のようにライブハウスで皆さんと一緒に思いっきり騒げる日が来ること願ってます。

このコラムが届くころには最高の形で終わっていると思いますが、10月には大阪城音楽堂で野外ではお客さんの前でのライブ「音泉魂～Connect～」があったり、cinema staffとの配信アコースティックライブ「A.S.O.B.i Acoustic MODE」もやってます！
そして11月27日にはZepp Tokyoにてアルカラ主催としては9か月ぶりにお客さんを迎え入れてのライブ「あのすばらしき日々よ2020」を開催します！
しかもワンマンライブ！
全席指定の椅子席やマスク着用などいろいろと制限がある中ではありますが、見に来てくださった皆さん全員を満足させられるワンマンライブとなるようチーム一丸となって取り組んでいきますので楽しみにしていてくださいね！

私事ですが10月に40歳の不惑を迎えた疋田ですが、気持ちは若くさらなる精進を続けていく所存でございます。
それではまた！

アルカラ

自称"ロック界の奇行師"。ギター・ロックやオルタナティヴなどの音楽性を基調としながら、ひと筋縄でいかない自由奔放さで唯一無二の世界を築き上げている。2013年に地元神戸にてサーキット型フェス"ネコフェス"を立ち上げ、以降毎年開催。2017年7月にキャリア初のフル・アルバム『KAGEKI』をリリース。2018年6月にはcinema staffとのスプリットEP『undivided E.P.』を発表した。2019年12月に通算10枚目のアルバム『NEW NEW NEW』をリリース。2020年6月には"おうちネコフェス"を実施。11月27日には9ヶ月ぶりの主催有観客ワンマン"あのすばらしき日々よ2020"の開催を控えている。

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