Japanese
B.O.L.T
Skream! マガジン 2021年05月号掲載
2021.04.18 @KANDA SQUARE HALL
Writer 宮﨑 大樹 Photo by 笹森 健一
B.O.L.Tが開催した"BOLTSPRING 2021"は、青山菜花と白浜あやが中学生になってから初、高井千帆にとっては一時休養後、ダンス・パフォーマンスを完全復活してから初の自主企画ということで、特別なイベントになった。
イベントは2部構成での開催になったが、本レポートでは、その第1部の模様をお届けする。
花柄をあしらったブルーとホワイトの衣装で登場したB.O.L.Tは、数日前にミュージック・ビデオが公開されたばかりの新曲「スマイルフラワー」を開幕に披露した。"Anytime/どんなときもスマイル/笑顔で世界に花を咲かそう"。明るいポップ・ロックに乗せてそう歌う4人の表情は、まさに笑顔の花束といった印象だ。マスクを着用し、人の笑顔を生で見る機会が減ってしまった世の中だけに、4人の笑顔がとても眩しい。続いて、内藤るな、高井千帆のふたりがスタンドマイクを構えて「夜更けのプロローグ」へ。"ウォーウォー"の声に合わせてメンバーとファンが拳を突き上げ、フロアに一体感を生み出していった。
自己紹介では、"青山菜花、小学――(笑)中学1年生、12歳です(笑)!"と笑いを誘い、内藤るなは"今日は「BOLTSPRING」で整いたいと思います!"と突如サウナ用語を持ち出し、独特な言葉で気合を覗かせる。続いて、高井千帆が"完全復帰してから単独ライヴは今日が初めてなので、みんなと一緒に楽しみたいと思います!"と今日への想いを語ると、白浜あやは"13歳になって、中1初のワンマン・ライヴなので、みなさん盛り上がっていきましょー!"と元気いっぱいに声を上げた。
"B.O.L.Tはまだ曲が少ないんですけど、余すことなくやっていきたいと思います"(内藤るな)と宣言してから「スーパースター」へ。エモーショナルなバンド・サウンドに呼応するように、情感たっぷりの高音メロディを響かせてから「axis」に繋げていく。赤を基調としたライティングの中で、B.O.L.Tのロックな一面を見せると、続けて披露したのは「SLEEPY BUSTERS」。一見コミカルながら、若者の生き方の本質を突くようなこの歌が、ライヴの生感でより胸に響く。
青山菜花が歌い出しで堂々とソロ歌唱を届けた「足音」のパフォーマンスを終え、MCの話題は新中学1年生ふたりの近況に。和やかな空気でフロアをほっこりとさせてから、「わたし色のトビラ」、「BON-NO BORN」、「寝具でSING A SONG」の3曲を立て続けに披露する。「寝具でSING A SONG」のシンガロング・パートでは、コロナ禍のため残念ながら合唱することは叶わないものの、そのぶん曲中に飛んだり跳ねたり、腕を振り上げたりして、B.O.L.Tとファンとでエネルギーのぶつけ合いをしていく様が熱かった。
そうして1曲目に披露した「スマイルフラワー」のミュージック・ビデオ撮影時の裏話も明かしてから、いよいよラスト・スパートを掛けるB.O.L.T。「淡い空」を経て、サプライズ披露されたのは2ndシングルのカップリング「OUR COLOR」だ。初披露ということで少し緊張している様子も見受けられたが、気持ちが前面に出たフレッシュなパフォーマンスもまた良かったし、そんな4人に触発されて、突然の新曲披露にもかかわらず拳を上げて応えるファンも多くいた。そのまま"ラスト、暴れまくるぞぉー!"(高井千帆)と「ここから」へなだれ込み、本編は終了。
アンコールに登場した4人は、メロディック・パンク・ナンバーの「星が降る街」と「宙に浮くぐらい」を続けて披露し駆け抜ける。この時点ですべてを出し切ったようにも見えた4人だが、序盤に"余すことなく"と言った通り、最後の最後に披露した「Don't Blink」でフロアを最高潮に加熱し、第1部は最高の形で幕を閉じた。
今回の企画は、春の恒例イベントとして今後やっていく展望があるという。タイトル"BOLTSPRING"は、"SPRING"="春"であるとともに、"SPRING"="ばね"のように弾ける意味が込められているそう。次の春には、今よりももっと高く弾けて飛んでいく4人の姿を目撃することができるはずだ。
[Setlist]
1. スマイルフラワー
2. 夜更けのプロローグ
3. スーパースター
4. axis
5. SLEEPY BUSTERS6. 足音
7. わたし色のトビラ
8. BON-NO BORN
9. 寝具でSING A SONG
10. 淡い空11. OUR COLOR
12. ここから
En1. 星が降る街
En2. 宙に浮くぐらい
En3. Don't Blink
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