Japanese
B.O.L.T
2022年12月号掲載
Member:内藤 るな 高井 千帆 青山 菜花 白浜 あや
Interviewer:宮﨑 大樹
B.O.L.Tにとっての2022年は、1st EP『Weather』のリリースに、TVドラマEDテーマ曲の担当、2度目の全国ツアーや初のリリース・イベント・ツアーの開催にレギュラー番組を2本抱えるなどと、濃厚な1年になったはずだ。彼女たち自身としては、今年の活動をどのように捉えているのか。今回はラジオ局 interfmで放送中のレギュラー番組"B.O.L.Tの100万ボルト"の収録現場に密着して番組の魅力を話してもらったほか、大活躍だった2022年の振り返りや、ニュー・シングル『Accent』の話など、メンバー全員にたっぷりと語ってもらった。
改めてロック・サウンドがB.O.L.Tの強みだとわかった
-今日は"B.O.L.Tの100万ボルト"のラジオ収録に密着しましたけど、ライヴ中のMCとはまた違う、ワイワイした雰囲気を感じられるのはラジオならではだと思いました。
高井:いい意味でほかの仕事に比べて構えたりせずに、素というか、私たちの楽屋トークを覗かれているような感じがあるので、やっていてめちゃくちゃ楽しいです。
青山:ラジオ番組が始まったばかりの頃は、どこでお話したらいいのかとか考え込んでいたんですけど、今は台本通りじゃなく、出てきたことを言うようになったので、楽屋の雰囲気に近いなと思うんです。今はラジオが楽しみで、私にとってはテーマパークみたい(笑)。
白浜:移動しながらみんなで話はするけど、ひとつのテーマについて4人でこんなに(長い時間)話すことはあまりないなと思って、ラジオでみんなの仲が深まった感じがします。トーク力も鍛えられているので、すごくいい経験になっていると実感していますね。
-番組は"B.O.L.Tの1万ボルト"、"10万ボルト"、"100万ボルト"とパワーアップしつつレギュラー番組になっていったんですよね。
内藤:めちゃくちゃ嬉しかったです。
高井: interfmさんではレギュラーが決まる前にも何度かやらせていただいて。リスナーのみなさんにも協力をしてもらって10万ツイートを達成するという、一体感の出るような素敵な企画を考えていただいたりして、みなさんのおかげで今レギュラーをやらせていただいています。"10万ボルト"と"100万ボルト"の違いもあるし、interfmさんで初めてラジオをやらせていただいたときから変わらない私たちのわちゃわちゃ感を、今でもみなさんに楽しんでいただけているのはすごく嬉しいです。10万から100万に上がったように、リスナーさんも10倍ぐらいに増えたら嬉しいなと思っています。
-ファンの方と文面で、電波に乗せて交流するということは、特典会で話すのとはまた違う魅力があると思うんですけど、ファンの方と交流するうえでのラジオならではの魅力はなんだと思いますか?
内藤:直接お話するのは特典会とかの限られた時間だし、そうなるとファンの方は自分の話をするより、私たちの話を聞いてくださるんですよ。ラジオだとファンの方から話をしてくださっているので、それはメールならではだと思いますし、いろんなことを知ることができるのが嬉しくて、それが魅力ですね。
-ラジオでのやりとりは、物理的な距離はあるけど、心の距離は近いような気がしますよね。11月は"旅行"について1ヶ月トークしていましたけど、みなさんはどこへ旅に行きたいですか?
青山:私はハワイに行きたいです! 海外は詳しくないんですけど、家族でハワイに行きたいとずっと言っていて。パンケーキも食べたいし、海に行って日焼けもしたい――アイドルとしては良くないかもしれないけど(笑)。飛行機で機内食が食べられるというのもさっき知ったので、それもすごく楽しみです(笑)。
高井:私は"おフランス"に行ってみたいです。街並みとか、ファッションとか、パリジェンヌとか、おしゃれなイメージ。いろいろ見てみたい場所もあるし、その世界に自分も入って、"きれいマシマシ"で日本に帰ってきたいと思います(笑)。
内藤:私はアメリカですね。海外のドラマや映画が好きなので、その撮影スポット巡りがしたいです。アメリカには何回か行ったことがあるんですけど、カリフォルニアとかは行ったことがないので行きたいです。
白浜:韓国に行きたいです。B.O.L.Tのメンバーでおいしいものをたくさん食べたいのと、韓国には1回行ったことがあるんですけど、そのときはあまり韓国のことを知らずに行ったからちょっと後悔があって。韓国でライヴをしてみたいです。
-リリースもライヴもあるなかでラジオのレギュラーも増え、2022年は忙しかったんじゃないですか?
高井:今年は初めてリリース・イベント("B.O.L.T 1st EP 『Weather』 発売記念リリースイベントツアー")もやらせていただいたんですけど、毎週末やらせていただくこともあるので、いい意味で1週間があっという間で。でも、平日は"あと何日頑張ればみんなに会える"という嬉しさがたくさんありました。
-ここからB.O.L.Tの2022年を振り返っていきたいんですけど、大きなトピックのひとつは『Weather』のリリースですよね。リリース後にB.O.L.Tのライヴはどう変わりましたか?
内藤:今までの曲に新曲を加えていくにつれて、『Weather』の曲ももちろん、もともとあった曲がさらに輝いたんです。ライヴをやっていてそれに気づいたときは嬉しかったです。
高井:先日ワンマン・ライヴ("Rock the B.O.L.T")をやらせていただいたときも、ダンスの先生が"この曲が育ったね"と言ってくださって。それはファンのみなさんがたくさん盛り上げてくれたおかげだと思います。あと、『Weather』を聴くとB.O.L.Tの夏のシーンを思い出すんです。みんなで暑い暑いと言いながらも楽しくなって、たくさん踊っている真夏の感じを思い出します。
-前回のインタビュー(2022年8月号掲載)でも、夏フェスで"戦えます"って、ドヤ顔していましたもんね。
高井:それ、そのまま載っていてビックリしましたよ(笑)。
一同:(笑)
-『Weather』の中で、ライヴで化けた曲をひとつ挙げるとしたらどの曲ですか?
青山:ダンスの先生に言っていただけるのは「D.T.F.」という曲です。音源で聴いても楽しめるんですけど、ライヴでは空に広がるような振付をしていたり、いっぱい走ったりしていて。ファンの方も一緒に踊ってくださって、それが本当に嬉しいなと思っています。
-世の中的に少しずつ声出しライヴも解禁されているじゃないですか。これからB.O.L.Tのライヴがどう変化していくのかも楽しみですよね。
高井:私たちはコールを聞けていた時間のほうが短いので、まったく想像ができなくて(笑)。コールが解禁されたらファンの方たちはどこでコールするんだろうねって、メンバーとも話しているんですよ。
-コールもそうですし、音楽としてはメロコアがひとつの軸だと思うので、音楽ジャンルとしてはダイブやサーフなども醍醐味ですよね。
内藤:そうなったら私も飛び込みたいです(笑)。スタプラ(STARDUST PLANET)で初のモッシュもOKなグループです、みたいな(笑)。
高井:できそうな曲はいっぱいあるからね(笑)。
-ちなみに2022年のライヴで特に思い出深かった公演はどれですか?
内藤:この前の生バンドでのライヴ("Rock the B.O.L.T")は、B.O.L.Tとして一生忘れられないライヴになったんじゃないかなと感じていて。B.O.L.Tのファンの方って、もともとバンドが好きだったという方もたくさんいらっしゃるんです。そんな方が観ているなかで、プロのバンドマンの方々を背負ってパフォーマンスをするというのは、また違った緊張感がありました。でも本当に楽しくて。1部と2部の間っていつもバタバタしているんですけど、その日は今までに思ったことがないくらい"2部が楽しみすぎる!"みたいな気持ちがありました。自分の身体と一緒に音が鳴っている感覚が体験できたのは、歌って踊る人間として、いい経験ができたなと思います。
高井:生バンドでは、ライヴ中にメンバーと目を合わせたときの表情が今までと違いました。バンドのみなさんのことを"兄貴"から取って"ニキ"と呼んでいるんですけど、ニキたちと目が合ったときも、言葉を交わさずにコミュニケーションを取れている感じがして。生バンドは私たちとしても念願だったし、ファンのみなさんも"ずっと見たかったよ"と言ってくださる方が多くて、それが叶ったのが本当に嬉しかったです。私たちがずっとやりたかったことだったし、これから目指していきたい明確なものがさらに見えたというか、グループとしてもみんなで一歩進めた大きな時間になったと思います。
白浜:"Rock the B.O.L.T"はいつ感想を聞かれてもパッと出てくるぐらい印象深かったライヴで。"チームB.O.L.T"としてライヴを作っている感じがしました。私は、ライヴをするときに"まずは楽しむ!"というのを自分の中に入れておこうと思っているんですけど、生バンドで初めてやらせていただいて、ライヴってこういう楽しみ方もあるんだなと学ばせていただきました。ニキたちが笑顔で見てくれて、背中を押してくれて、ちょっと苦手な高音のところでも楽しむことができたし、B.O.L.Tが輝いているなと思える時間でした。
青山:私は2回目のツアー("B.O.L.T Presents Early Summer Tour 2022「RE; B.O.L.T」")です。最後の公演は今までやってきたものを全部詰め込めたんじゃないかなと思いますし、早く3回目のツアーがしたいと思って。今回は仙台で初めてワンマン・ライヴをさせていただいたんですけど、次は北海道とか福岡とかいろんなところに行きたいという夢も出てきたので、このツアーはいい機会だったんじゃないのかなと思います。
-ここまでリリースとライヴで2022年の活動を振り返ってきましたけど、2022年のB.O.L.Tの活動をひと言で表すと、どうなります?
白浜:"今の私たちを見てもらいたい"です。今まで自分にはあまり自信がなかったんですけど、反省会やライヴのゲネプロのときとかに自分の反省点を書いて、その反省点が消えていくことが嬉しくて、ライヴを楽しむ余裕がどんどん出てきたんです。なので、今のB.O.L.Tをまず観てほしい。前のB.O.L.Tを観たことがある方にも観てほしいと思っています。これからも、もっと成長していきたいです。
青山:今年をひと言でまとめると、"これからB.O.L.Tはもっともっと前進していくんじゃないのかなと思えた"です。一時期の私は、ダンスを一生懸命頑張って、歌を一生懸命頑張ってと、一方向で頑張っていこうと思っていて。でもそれだけだと、るなちゃん、ちぃちゃん(高井千帆)、あやちゃんに支えてもらうことになっちゃって。今は反省点がたくさん見つかって、みんなのことを引っ張っていけるような存在になれたらいいなと思っています。生バンドで披露した"Rock the B.O.L.T"で、改めてロック・サウンドがB.O.L.Tの強みだとわかったので、これからもこのスタイルで、ブレずに、前に前に進んでいきたいなと思えた1年でした。
高井:私は"魅せる"で。今年はリリイベとかも初めてやらせていただいたり、フェスに呼んでいただいたり、ワンマン・ライヴとかツアーとか、いろんな種類のライヴを経験してきました。リリイベだったら初めましての方に出会えるチャンスだし、フェスだったらほかのアーティストさんのファンの方に観てもらえる機会だから、ライヴごとの違う魅せ方を研究していきたいという想いを込めて"魅せる"です。あとは、今までは勢いでいっていた曲とかも、"粗削りだけどそういう魅せ方なんだよ"と、ほかのグループのファンの方にも見つけてもらいたいなという意味でも"魅せる"ですね。
内藤:私は"欲"です。例えば去年はツアー("#BOLT関東デマス ~初ライブツアーの巻~")を完走することで精一杯だったんですけど、今年はツアーが終わったときに"もっといろんな場所に行きたい"と思えて。それに、この前の生バンドのライヴはサプライズだったし、ありがたいことに両部ともソールド・アウトしていたから、観ることができなかった方もいらっしゃったんです。そういう方に今のB.O.L.Tを見せたかったなと思えたのは初めてだったので、そういう"欲"が出てきた1年だったから"欲"ですね。
LIVE INFO
- 2025.11.26
-
Dios
桃色ドロシー
ザ・クロマニヨンズ
シベリアンハスキー
TENDRE
UVERworld
PEDRO
BLUE ENCOUNT
material club
Mirror,Mirror
Galileo Galilei
chilldspot
- 2025.11.27
-
打首獄門同好会
MONOEYES
Cody・Lee(李)
moon drop
桃色ドロシー
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
ザ・クロマニヨンズ
TENDRE
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
PEDRO
Tempalay
あたらよ
- 2025.11.28
-
Galileo Galilei
優里
BLUE ENCOUNT
go!go!vanillas
怒髪天
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
VII DAYS REASON
Dios
崎山蒼志
凛として時雨
ズーカラデル
コレサワ
SHERBETS
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
ポルカドットスティングレイ
おいしくるメロンパン
sajou no hana
NEK!
CENT
OKAMOTO'S
meiyo
RAY
reGretGirl
- 2025.11.29
-
ビレッジマンズストア
Appare!
YOASOBI
NEE
暴動クラブ
brainchild's
Cody・Lee(李)
キタニタツヤ
優里
くるり
TOKYOてふてふ
MONOEYES
キュウソネコカミ
moon drop
THE BACK HORN
androp
The Biscats
フレデリック
チリヌルヲワカ
怒髪天
eill
LOCAL CONNECT
wacci
LACCO TOWER
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
ドラマチックアラスカ
アーバンギャルド
ねぐせ。
ExWHYZ
UVERworld
フラワーカンパニーズ
愛美
浪漫革命
東京スカパラダイスオーケストラ
BACK LIFT / 魔法少女になり隊 / LEEVELLES / パピプペポは難しい ほか
Bentham
MONO NO AWARE
NANIMONO
カミナリグモ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
- 2025.11.30
-
ビレッジマンズストア
YOASOBI
NEE
TOKYOてふてふ
凛として時雨
キタニタツヤ
崎山蒼志
くるり
キュウソネコカミ
moon drop
SHERBETS
THE BACK HORN
TENDRE
アーバンギャルド
the paddles
秋山黄色
TOMOO
LACCO TOWER
ドラマチックアラスカ
LUCY
ExWHYZ
Maki / SIX LOUNGE / w.o.d. / KUZIRA / TETORA
UVERworld
フラワーカンパニーズ
ポルカドットスティングレイ
NANIMONO
ズーカラデル
ぼっちぼろまる×ポップしなないで×ぜったくん
コレサワ / ヒグチアイ / のん / ひぐちけい
miwa
MONO NO AWARE
Conton Candy
JYOCHO
離婚伝説
- 2025.12.02
-
RADWIMPS
LONGMAN
Dios
RAY
マカロニえんぴつ × DISH//
私立恵比寿中学
GLIM SPANKY
SUPER BEAVER
IneedS
- 2025.12.04
-
TENDRE
LEGO BIG MORL
私立恵比寿中学
SHERBETS
Homecomings
アーバンギャルド
キュウソネコカミ
吉井和哉
Hakubi
- 2025.12.05
-
桃色ドロシー
私立恵比寿中学
moon drop
ポルカドットスティングレイ
ザ・クロマニヨンズ
NANIMONO
eill
Laughing Hick
崎山蒼志
さかいゆう / 望月敬史 / L'OSMOSE(O.A.)
flumpool
とまとくらぶ
Another Diary
岡崎体育
Rei
ズーカラデル
打首獄門同好会
- 2025.12.06
-
キュウソネコカミ
AIRFLIP
ザ・クロマニヨンズ
凛として時雨
OKAMOTO'S
BLUE ENCOUNT
indigo la End / a flood of circle / Galileo Galilei / go!go!vanillas ほか
Cody・Lee(李)
brainchild's
LEGO BIG MORL
NANIMONO
怒髪天
ねぐせ。
CVLTE
UVERworld
eastern youth
キタニタツヤ
優里
Kroi / Jeremy Quartus(Nulbarich) / BREIMEN / luv
flumpool
チリヌルヲワカ
Aooo
Mirror,Mirror
心愛 -KOKONA-
THEラブ人間 / ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / KALMA ほか
フラワーカンパニーズ
Ryu Matsuyama
MyGO!!!!!
- 2025.12.07
-
ぜんぶ君のせいだ。
崎山蒼志
キュウソネコカミ
MOSHIMO
moon drop
ポルカドットスティングレイ
凛として時雨
BLUE ENCOUNT
AIRFLIP
OKAMOTO'S
sumika / マカロニえんぴつ / Kroi / ズーカラデル ほか
NANIMONO
怒髪天
Devil ANTHEM.
ACIDMAN
eastern youth
小林私
UVERworld
優里
秋野 温(鶴)
LACCO TOWER
OAU
the telephones
BIGMAMA
フラワーカンパニーズ
9mm Parabellum Bullet
PENGUIN RESEARCH
トゲナシトゲアリ × RAISE A SUILEN
- 2025.12.08
-
ザ・クロマニヨンズ
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
RAY × きのホ。
ドラマチックアラスカ
PACIFICA
シベリアンハスキー
雨のパレード
never young beach
- 2025.12.09
-
キュウソネコカミ
天女神樂
ザ・クロマニヨンズ
FRANZ FERDINAND
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
ドラマチックアラスカ
TENDRE
PACIFICA
Galileo Galilei
Dios
ザ・シスターズハイ
ストレイテナー
PEDRO
モーモールルギャバン
RELEASE INFO
- 2025.11.26
- 2025.11.27
- 2025.11.28
- 2025.11.29
- 2025.12.01
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2026.01.01
- 2026.01.07
- 2026.01.09
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号















