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INTERVIEW

Japanese

B.O.L.T

2020年07月号掲載

B.O.L.T

メンバー:内藤 るな 高井 千帆 青山 菜花 白浜 あや

インタビュアー:宮﨑 大樹

ももいろクローバーZや私立恵比寿中学が所属する"スターダストプラネット"の4人組アイドル、B.O.L.T。内藤るな(19歳)と高井千帆(18歳)、青山菜花(11歳)と白浜あや(12歳)という、年の離れた姉妹のようなメンバー構成を生かした、大人っぽさと少女性が同居する歌声、そしてこれを乗せる生楽器による本格サウンドが魅力的なユニットだ。そんな彼女たちが、結成1周年にしてアルバム『POP』でメジャー・デビューを迎える。アルバムを通して24時間を表現しているという同作と、新たなスタートを切る4人に迫った。


1日の意味を自分で探るために全部聴いてもらって、そこから好きな曲を見つけてもらえたら嬉しい


-Skream!初登場となりますので、まずはB.O.L.Tというグループについて紹介をお願いします。

高井:B.O.L.Tは、みんなに元気や勇気を与えられるポップなバンド・サウンドで、私たちなりの新しいパフォーマンスをみなさんに見せていくという目標で活動しています。2019年の7月15日に私たちが所属している"EVIL LINE RECORDS"のフェスで初お披露目をさせていただきました。

-内藤さんが19歳、高井さんが18歳、青山さんは11歳で白浜さんは12歳と、年齢差のあるメンバー構成なのが目を引きますよね。普段のグループの雰囲気はどんな感じなんですか? 「宙に浮くぐらい」のミュージック・ビデオを観る限りはとても仲が良さそうに見えましたが。

内藤:良さそうとのことで、その通りです(笑)!

高井:ライヴでは小学生のなのちゃん(青山)とあやちゃん(白浜)がすごく激しく歌って踊っているんですけど、そこからのふたりのMCがすごくかわいくて。かわいく告知とかしたり、ちょっと言うのを間違えちゃったりっていうギャップが、ファンの人にはたまらないみたいです(笑)。

-普段はやっぱり姉妹のような感じなんですか?

高井:最初は、"先輩!"みたいな感じで。今もすごく褒めてくれたりとかします(笑)。

内藤:"褒めてくれたり"って(笑)。普通逆じゃない(笑)?

高井:(笑)そんな感じなんですけど、徐々に私はいじられ始めてるかな。ね、あやちゃん?

白浜:はい(笑)!

高井:いたずら好きなんです(笑)。冬の時期にジャンパーを羽織ってたらフードにみかんを入れてきたりとかして(笑)。この歳になると忘れていた発想なので、それがまたかわいいなと。

-どうしていたずらしようと思ったんですか?

白浜:なんかフードがあって、みかんが目についたから(笑)。なのちゃんと作戦会議して入れました(笑)。

-いい意味で気を使わないでいられるということですね。

高井:学校に怖い先輩がいたらフードにみかんなんて入れられないよね(笑)。

-青山さん、白浜さんは、対バンのイベントとかに出ると、周りはお姉さんグループばかりじゃないですか? そういう人たちとは仲間であり、ある意味でライバルになるんですけど、そういう環境をどう感じてますか?

高井:たしかに聞いてみたいかも。ふたりより年下ってあんまりいないよね。

内藤:"スタプラ(スターダストプラネット)"のフェスに出たときも周りはお姉さんだからみんな"かわいぃ~!"って言ってたもんね。

白浜:自分がアイドルになる前からやってるプロの方だから、話しかけたいなっていう気持ちとかあるけど、すごくかわいいから話しづらくて(笑)。先輩ってすごいなって思ってます。

-それにしても小学校とB.O.L.Tの活動の両立は、大変じゃないですか?

白浜:でも、すごく楽しく活動できてるし、勉強も頑張ってます。大丈夫です(笑)。

青山:勉強......自分は、すごく頭がぁぁって感じなので、ちぃちゃん(高井)たちに教えてもらってます(笑)。

内藤:まぁ教えられるのは小学生までだな......。来年になったらもう......(笑)。

-B.O.L.Tの魅力は、生楽器による本格サウンドと年齢差のある歌声のハーモニーに感じたんですけど、みなさんはB.O.L.Tならではの魅力ってどんなところにあると思いますか?

高井:おっしゃっていただいた通り、年の差があるからこそ同じ歌詞でも私とか、るんぱん(内藤)が歌ってた場合と、あやちゃんとなのちゃんが歌ってた場合だと、聴いてるお客さんも捉え方が違ってくるのかなって。例えばアルバムで言ったら「わたし色のトビラ」で"大人なんて なりたくない"って歌ってるんですけど、私が歌うのと、このふたりが歌うのは違いますよね。声質も全然違うから、個性は出ているんじゃないかなって思います。

白浜:バーンって来たり、ドーンと行ったり、激しいじゃないけど、弾けるところが好きです。ハモリはお姉さんたちがやってくれてることが多いんですけど、今回のレコーディングで初めてハモリをやったんですよ。今回やってみたことで、みんなの声の個性がすごくわかるようになって、それが合わさったときのB.O.L.Tの声がいいなって思いました。

-結成1周年という早いタイミングでメジャー・デビューすることを知ったときは、どう思いましたか?

高井:めちゃくちゃ嬉しかったのと同時に、メジャー・デビュー・アルバムという、事の重大さを感じました。お披露目したときは「星が降る街」に1曲入魂で思いを込めて"B.O.L.Tが始まったぞ"っていう感じだったんです。このタイミングで一気に曲が増えるので、どれくらい幅が広がるんだろうっていうのはすごく楽しみでしたね。

-メジャー・デビューはやはり目標のひとつだったんですか?

内藤&高井:はい!

青山&白浜:......。

-ふたりはメジャー・デビューって言われてもまだピンとこなかった?

青山:......はい(笑)。

-結成1周年でメジャー・デビューってすごいことですよ。みなさんはすごいんです(笑)。メジャー・デビュー・アルバム『POP』は、アルバムを通して24時間を表現している作品ですね。

青山:いろんな時間帯で聴けるアルバムになっているのがすごくお気に入りです。私も家で"この時間はこれを聴こう"とか思って聴いてます。

白浜:"何を聴こう"ってなったときに時間帯があると聴きやすいなって。好きな曲を聴くのもいいし、時間帯で聴くのもいいし、朝の曲だったら明るめとか、夜の曲だったらしんみりとするような曲もあっていいなと思います。

-時間や気分に合わせて聴けるということですね。高井さんはどうですか?

高井:ふたりも言ってくれたんですけど、アルバムの曲順は朝から夜までの時間帯に合った曲が並んでいて。アルバム自体の構成にストーリー性があるのがいいなって思うし、私本当に全部好きなんですよ。このアルバムの収録順で聴くのもいいし、セットリストを組もうとしたらいろんな組み合わせができると思います。どの曲も共通して言えるのは、元気とか勇気を絶対に届ける自信がある楽曲だなということで。本当にみなさんのおかげで自信があるというか、どの曲もオススメできます。ライヴで騒げる曲が好きなタイプの人とか、コールとかはしないで曲だけを聴いていたい人とか、いろんなタイプの人がいると思うんですけど、どのタイプの人にもこのアルバムは聴いてほしいですね。

内藤:ちぃちゃんが言った通り、いろんな層のファンの方に刺さってほしいアルバムだなと思って。楽曲重視のファンの方も好きになってくれそうな曲もあれば、小学生の子にしか出せないかわいい声みたいに、曲に合わせて変えた歌い方も聴いていただければと。作曲陣の方々が豪華だよねって言われますし、私くらいの世代の人にも共感してもらえるような歌詞の曲とか、王道な感じの曲もあるので、"いっぺん聴いてみて!"みたいに思えるアルバムですね。

-ストリーミングで単曲を聴くのが主流になりつつあるこの時代に、アルバムを通して24時間を表現しているというのが意味深いなと思ったんですよ。特にみなさんはまさにストリーミングの世代なわけですが、こういうコンセプトのアルバムをどう感じてますか?

高井:だいたい普段は好きなアーティストさんとか自分の好きな感じの曲を保存して、そればっかり聴くみたいのをやるんです。でも、こうやって時間帯別に分けることで、自分の好きな時間帯だから聴いてみるとか、逆に、苦手な時間帯だけどこの曲でその時間が好きになるみたいなこともあるのかなって思います。時間帯で分かれてたらとりあえず全部聴こうと思うじゃないですか。1日の意味を自分で探るために全部聴いてもらって、そこから好きな曲を見つけてもらえたら嬉しいなって思います。

内藤:やっぱりこれだけ曲があると、自分の中でのスルメ曲が出てくるかなって。好きな曲を見つけてもらって、結果的には全部聴いてほしいですね(笑)。