Japanese
B.O.L.T
Skream! マガジン 2020年11月号掲載
2020.10.17 @Zepp Tokyo
Writer 宮﨑 大樹 Photo by 笹森健一
ももいろクローバーZや私立恵比寿中学らが所属する"スターダストプラネット"の4人組アイドル・グループ、B.O.L.T。彼女たちにとって初のワンマン・ライヴがZepp Tokyoで行われた。本来、B.O.L.Tの1stワンマンは2020年5月16日に開催される予定だったが、この公演は延期を経て中止になり、4人にとってもファンにとっても、まさに念願叶っての開催。この日は、観客動員数を限定した着席型のライヴではあったものの、チケットはソールド・アウトを達成し、見事なスタートダッシュを決めた。
高揚感のあるオープニング・ムービーが明けると、B.O.L.Tにとって始まりの1曲「星が降る街」で本編が開幕。疾走感のあるメロコア調のサウンドに乗せて、エモーショナルな歌声を響き渡らせていく。アイドル経験の長い内藤るなと高井千帆が堂々とした歌唱で魅せると、青山菜花と白浜あやはフレッシュに歌を届ける。B.O.L.Tならではのコントラストのある歌声が弾けた。4人の表情はキラッキラの笑顔で、緊張よりも、ようやくの初ワンマンを迎えた喜びが勝っているように見える。
弱冠12歳ながらも青山菜花がしっかりと歌い出しのソロ・パートを務めた「足音」を経てMCへ。"すごい、みんなが存在している!(高井千帆)"、"ついにこの日がやってきましたぁ~! 初ワンマン・ライヴ!(内藤るな)"と、久しぶりの有観客ライヴ、そして念願のワンマン・ライヴに感動を露わにした。
1stアルバム『POP』の収録順通りに進行していくこの日のライヴ。"みんなが踊らないからもう1回やることになっちゃったじゃん!"と内藤るなが茶目っ気たっぷりに叫んで連続披露した「SLEEPY BUSTERS」や、白浜あやの曲振りで始まった都会的なムードの「わたし色のトビラ」など、次々とカラフルな曲を届けていく。レーザーの演出でZepp Tokyoを彩った「axis」もハイライトのひとつだった。
ラスト・スパートにはエモーショナルなパートへ。「スーパースター」ではサウンドに呼応するかのように感情たっぷりの歌唱と表情で魅せ、「夜更けのプロローグ」では内藤と高井がマイクスタンドを用いたパフォーマンスを披露した。最後に届けられたのは「寝具でSING A SONG」。本来ならばシンガロング必至の大合唱ソングなのだが、この日は声が出せないためファンは全力のクラップでこれに応える。いつか世界が平和になったときに見ることができるであろうシンガロングの光景も楽しみに感じながら、ライヴ本編は終了した。
カラフルなロック・チューン「ここから」で始まったアンコールでは、TVドラマ"どんぶり委員長"主題歌に起用された新曲「Don't Blink」が初披露された。作詞作曲をTOTALFATのJose(Vo/Gt)が手掛けたこの曲は、聴いているだけでワクワクするような明るいアルペジオから、跳ねるようなイントロとダンスへ展開。キャッチーでノリが良く、今後のライヴ定番曲になる予感しかない。
アンコールのMCで、2020年12月22日に恵比寿ザ・ガーデンルームにて"内藤るな(19) 20歳前夜祭/ラストティーン公演(仮)"、2021年3月27日に新宿BLAZEにて"あやなの(小6) 小学生ラストライブ ヤリマス!!!!(仮)"の開催が発表された。今後の彼女たちの活躍が楽しみになったが、このタイミングで、高井千帆が11月中旬に側弯症の手術を受けるため休養に入ることも発表された。
思わぬ発表に動揺が起きた会場の空気を吹き飛ばすように、その高井千帆が"最後はこの曲で終わりたいと思います"と声を発する。アンコールのラストを飾ったのは、本日のオープニングでもあった「星が降る街」だ。サビで歌い上げた"星のように輝く/未来をつかもう"という言葉は、高井千帆、そしてB.O.L.Tがこれからも歩みを止めない意思表明にも聴こえた。
B.O.L.Tの4人が"星のように輝く未来"をつかむ旅は、まだまだ始まったばかり。高井千帆が元気な姿でステージに戻ってくる日を待とう。
[Setlist]
1. 星が降る街
2. 足音
3. BON-NO BORN
4. 宙に浮くぐらい
5. SLEEPY BUSTERS
6. SLEEPY BUSTERS
7. わたし色のトビラ8. axis
9. スーパースター
10. 夜更けのプロローグ
11. 寝具でSING A SONG
En1. ここから
En2. Don't Blink
En3. 星が降る街
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