Japanese
GANG PARADE
2023年05月号掲載
Member:ユメノユア ココ・パーティン・ココ キラ・メイ アイナスター
Interviewer:宮﨑 大樹
ギャンパレはWACKの中でも"楽しんでいこう"とシンプルにわかりやすく歌えるグループ
-インタビュー参加メンバーの作詞曲やユニット曲についても聞いていきます。まずはココさん作詞の「SUPER PARTY PEOPLE」について。こちらは楽曲からどんな印象を受けて歌詞を書いていきましたか?
ココ:久々にこういう曲が来たなと感じて、デモを聴いたときは"いいねぇ~"って思いながら作詞をやっていました(笑)。ただ、1番にはなかったメロディがあったり、2番のメロディが複雑だったりして、曲の構成が難しかったんです。みんなも苦戦しながら考えていたので、自分の歌詞を使っていただいたのがすごくありがたいなと。ユアちゃんが作詞した「RATESHOW」(2022年7月配信リリースのアルバム『WELCOME TO GANG PARADE (DELUXE EDITION)』収録)という曲があって、その曲の雰囲気と似ているんです。それをさらにゴージャスに、ギラギラにしたようなものになっていたので、そのイメージをそのまま書きました。これも東京ゲゲゲイさんに振付を作っていただいたんです。自分が書いた歌詞に合わせて振付を作っていただけたのが自分の中では大きかったし、それがミュージック・ビデオとパフォーマンスに反映されているので、書けて良かったなと思っています。
-パリピな歌詞ではあるじゃないですか。で、ココさんはなんとなくパリピキャラではあるけれど、でも実際はそうでもない感があって。
一同:(笑)
ココ:私、お酒飲めないんですよね(笑)。最初にBiSのオーディション受けたときに、身なりだけで判断されて、あだ名が"パリピ"だったんですよ。"別にパリピじゃないのになぁ"とか思いながら(笑)。全然パリピじゃないんですけど、楽しい場は好きなので、パリピをイメージして書いてみました。あんまり何も考えずに、楽しんで聴いてほしいなと思っています。
-みなさんのお気に入りのフレーズはありますか?
メイ:"ムラムラ ナイトクラブ"(笑)!
アイナスター:私は"僕のベルトが擦れて聞こえる 始まっちゃう!/oh ロッケンロール"(笑)。
ココ:これ、流れがあるんです。最初は"ギラギラ ガールズ"、2番で"ギラギラ ボーイズ"、最後に"ギラギラ ピーポー"になっていて、男女のクラブでの出会いを、目線を変えて書いているんです。2番はメンズの"ちょっと今夜かますぜ"みたいな感じが入っていて、男性目線なんですよ。そこらへんがめっちゃ難しかったんですけど、みんながうまく歌ってくれました。
ユア:私は"キングが参上 ジャジャッジャーン!"が好き(笑)。そこはココが歌っているんですけど、それがまたいいんですよ(笑)。
アイナスター:1番が女の子じゃん? 2番が男の子じゃん? で、キングって誰(笑)!?
ココ:そこ、最初は"スケベ"にしていたの。"スケベが参上!"って。でもさすがに"スケベが参上"したらダメかもしれないと......(笑)。2番でチャレンジしようとしているメンズがいるじゃないですか? だけど、このパーティーの長、キングが出てきちゃうという。で、最後は"みんなで遊びましょう"と。実はそういう意味があるんです。
-続いて「限界少女」はアイナスターさんの作詞です。アルバムの中で一番ラウドロック方向の楽曲で、歌唱メンバーはユメノユアさん、月ノウサギさん、キラ・メイさん、そしてアイナスターさんの4人ですね。
アイナスター:デモが"ノロイ"という名前だったんですけど(笑)、本当に何を書けばいいかわからなかったんですよ。攻撃的な音も、ラップっぽい速いところもあったので、テーマが決まらなくて。作詞の制作期間が前回の秋ツアー("EVERYTHING MUST GO TOUR")の真っ只中だったんですけど、ツアーのときって、いつもみんなでコースターに乗って移動するんですよ。で、私はツンデレキャラとかメンヘラキャラとかが出てくるラヴコメのアニメがすごく好きなんですけど、移動中によくそういうアニメを観るんです。それで、"メンヘラ"と"呪い"って繋がるかもと思って、バーッと好きなように思いついた単語を音に当てはめて、1時間ちょいくらいで書いた歌詞でした。採用されてビックリです。
-じゃあ元ネタになったキャラクターがいるんですね。てっきりご自身がメンヘ――
アイナスター:違います!
-はい。
アイナスター:コントのネタにもされちゃったんですけど、全然違います(笑)。ただ、自分のカラーみたいなものがまたひとつ増えた、確立されて濃くなった感じはします。今は地雷系みたいな言葉も流行っているので、いいか悪いかはわからないんですけど、お客さんからも"メンヘラなんだね"と言われることが多くて(笑)。曲自体はめちゃくちゃカッコいいので、この歌詞をカッコ良く歌ってくれた3人にもすごく感謝しています。
-レコーディングはどんなことを意識しましたか?
ユア:私はいつも通り(笑)。ディレクションでも"ユアはいつも通りで。わかっているでしょ?"みたいな感じで(笑)。好きな曲調なので、歌いたいように歌わせていただきました。楽しかったですね。振付は4人で考えたんですけど、お客さんにも乗ってもらいやすい振付を考えていて。ライヴでもみんな一緒に踊ってくださっているので、ライヴ映えする曲になったなと思います。
アイナスター:私は"ユアに負けているよ。もっと癖強で"とディレクションがありました(笑)。そのときからメンヘラ対決が(笑)。
メイ:シャウトがたくさん出てくるので、この曲の一番の見せ場は絶対にそこだと思っていたんです。GO TO THE BEDSのときにシャウトを評価されていたから、この「限界少女」のユニットに入れてもらえたんだろうなと考えていたので、そこで絶対かますぞと思いながら歌いましたね。
-そして、ユアさんとヤママチさんの共作で作詞した「INVOKE」が名曲です。感情が溢れ出すようなサビメロが特に素晴らしいですね。ギャンパレとして一番歴が長いふたりが書いているということもあり、これまでの活動の中での挫折や、それを乗り越えてきた経験があるからこその歌詞が心に刺さります。
ユア:これもコンペみたいな感じで、最初はそれぞれ歌詞を提出していて。その中で、私の歌詞をベースにしたいという話をマネージャーさんとレーベルさんから貰ったんです。今までのGANG PARADE名義の曲とかは、レーベルさんとマネージャーさんがうまく言葉を組み合わせて、ひとつの作品にしていただいたんですね。でも今回は初めての試みとして、ふたりで共作する曲にしたいと話が来て、その相手としてミキを選んでもらいました。"もうちょっとこうしたほうがいいよ"というのをレーベルさんたちからアドバイスを貰って、その部分に関してミキと一緒に組み直して考えていった感じです。
-付き合いの長いヤママチさんと創作活動をするというのはどんな感情でしたか? ちょっと気恥ずかしかったりとか?
ユア:いや、今さらそういうのはもうないです(笑)。ベースは私の歌詞でいいよとなっていたので、私がこういう想いを込めて書いたというのは伝えて、そのうえでミキが意図を汲んで言葉を出してくれたので、ふたり名義の曲ができて良かったなと思います。
-先ほどは、今のギャンパレにとって大事な曲だという話もありました。単純に曲がいいのはあるとして、それ以上のものがある気がするんですけど、何がそう感じさせるんでしょうね。
アイナスター:この曲はサビをふたりで歌っていくんです。そういうのは「シグナル」(2022年7月リリースのメジャー3rdシングル表題曲)という曲とかでもあったんですけど、パワーが2倍になるというか、掛け算になるというか、他の曲とはちょっと違う。歌詞がまっすぐ遊び人に向かっているからかもしれないです。歌詞に感情を乗せるだけで、遊び人に向き合える曲というか。
メイ:"僕たち"という歌詞をふたりで歌っているので、みんなで届けている感じがするのかなと思います。ひとりで歌っていても"僕ら"なんですけど、もうひとり傍にいてくれるのがいいなって。
-今回は楽曲をピックアップして話を聞いてきましたけど、アルバム全体を総括すると、どうなりますか?
メイ:ユニットの曲は新たな挑戦なんですけど、「ENJOY OUR PARADE」みたいな曲は、今までのGANG PARADEの中の"パレード"な部分が出ている曲なので、新しいことに挑戦しつつも今までの良さも残しているアルバムなのかなと思っていて。GANG PARADEは歴史が長いグループなんですけど、まだ新しい一面を見せられるんだぞ、というのが詰まったアルバムになっています。これまでのGANG PARADEのことを知ってくれている人には新しいGANG PARADEのことを知ってほしいし、これからGANG PARADEを知ってもらえる人には、GANG PARADEらしい曲を楽しんでほしいですね。
-そして、5月18日にはワンマン・ライヴ"CROSSROADS OF FATE"がLINE CUBE SHIBUYAで開催されます。
アイナスター:私はギャンパレに入ってちょうど1年ぐらいなんですけど、最初の1年はギャンパレに初めてを経験させてもらうことが多くて。でも今回のZepp規模の全国ツアーを含め、最近は自分がメンバーとしてギャンパレの初めてを一緒に体験できることがすごく嬉しいんです。今回のLINE CUBE(LINE CUBE SHIBUYA)は再始動後では、最大規模の会場なんですけど、これからもっともっとギャンパレの初めてを増やしていきたいし、それに繋がる運命を切り拓いていける日にできたらいいなと思っています。"この13人体制の集大成"という言葉を使うと、ここが限界みたいになっちゃうので違うんですけど、"今の自分たちはこれだ。でも、まだまだ行くぞ"って、運命を切り拓いていきたいなと考えていますね。
LIVE INFO
- 2025.04.17
-
柄須賀皇司(the paddles)
XIIX
yama
KANA-BOON
ELLEGARDEN × FEEDER
SUPER BEAVER
The Ravens
君島大空
KIRINJI
Mirror,Mirror
androp
東京初期衝動
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
- 2025.04.18
-
超☆社会的サンダル
THE KEBABS
藤巻亮太
Maki
Omoinotake
THE LAST DINNER PARTY
緑黄色社会
THE ORAL CIGARETTES
yama
never young beach
EASTOKLAB
曽我部恵一
FUNKIST
androp
indigo la End
"I ROCKS 2025 stand by LACCO TOWER"
あっこゴリラ
THE BACK HORN
- 2025.04.19
-
"ジゴロック2025"
MAN WITH A MISSION
フラワーカンパニーズ
GANG PARADE
ねぐせ。
サカナクション
"IMPACT! XXII"
WANIMA
眉村ちあき
ヤバイTシャツ屋さん / SUPER BEAVER / ストレイテナー / アルカラ ほか
THE YELLOW MONKEY / UVERworld / シンガーズハイ / yutori ほか
never young beach
原因は自分にある。
THE ORAL CIGARETTES
古墳シスターズ
THE BAWDIES
FINLANDS
sumika
ずっと真夜中でいいのに。
ゴキゲン帝国
太田家
Base Ball Bear × ART-SCHOOL
FUNKIST
HY
PIGGS
BRADIO
須田景凪
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
"I ROCKS 2025 stand by LACCO TOWER"
- 2025.04.20
-
片平里菜
"ジゴロック2025"
chef's
眉村ちあき
緑黄色社会
サカナクション
ビレッジマンズストア
fox capture plan
This is LAST
NOT WONK
古墳シスターズ
10-FEET / フラワーカンパニーズ / 四星球 / くるり / Hakubi ほか
UVERworld / Novelbright / TOOBOE ほか
原因は自分にある。
藤巻亮太
go!go!vanillas
NakamuraEmi
HY
sumika
indigo la End
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
THE BACK HORN
ずっと真夜中でいいのに。
THE LAST DINNER PARTY
SCOOBIE DO
BRADIO
吉澤嘉代子
"I ROCKS 2025 stand by LACCO TOWER"
moon drop
- 2025.04.21
-
THE KEBABS
クジラ夜の街×ルサンチマン
SANDAL TELEPHONE
- 2025.04.22
-
片平里菜
SUPER BEAVER
THE KEBABS
HINDS
Saucy Dog
THE YELLOW MONKEY
NANIMONO × バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
暴動クラブ
- 2025.04.24
-
PEDRO
柄須賀皇司(the paddles)
片平里菜
阿部真央×大橋卓弥(スキマスイッチ)
indigo la End
w.o.d.
BIGMAMA / cinema staff
THE KEBABS
yama
藤巻亮太
- 2025.04.25
-
古墳シスターズ
FUNKIST
そこに鳴る
w.o.d.
Keishi Tanaka
fox capture plan
chef's
ラブリーサマーちゃん
それでも世界が続くなら
斉藤和義
yama
the shes gone
Laughing Hick
miida
ビレッジマンズストア
- 2025.04.26
-
CYNHN
Keishi Tanaka
阿部真央×大橋卓弥(スキマスイッチ)
sumika
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Novelbright
ヤバイTシャツ屋さん / 打首獄門同好会 / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / キュウソネコカミ ほか
FUNKIST
"ARABAKI ROCK FEST.25"
GANG PARADE
サカナクション
渡會将士
"nambar forest'25"
INORAN
ACIDMAN
Laura day romance
Bimi
Subway Daydream
Bray me
FINLANDS
WANIMA
Omoinotake
柿沼広也 / 金井政人(BIGMAMA)
古墳シスターズ
ハシリコミーズ
THE BAWDIES
斉藤和義
Panorama Panama Town
Ado
MyGO!!!!! × Ave Mujica
村松利彦(Cloque.) / まやみき(ank) / るい(TEAR) ほか
RAY
This is LAST
- 2025.04.27
-
原田郁子(クラムボン)
Keishi Tanaka
sumika
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
BLUE ENCOUNT / SUPER BEAVER / 四星球 / ENTH ほか
The Ravens
FUNKIST
"ARABAKI ROCK FEST.25"
THE KEBABS
GANG PARADE
ヒトリエ
緑黄色社会
サカナクション
"nambar forest'25"
Bray me
FINLANDS
Ayumu Imazu
渡會将士
Bimi
HY
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
オニザワマシロ(超☆社会的サンダル) / 名雪(Midnight 90's)
Subway Daydream
THE BAWDIES
fox capture plan
トゲナシトゲアリ×ダイヤモンドダスト
Ado
MyGO!!!!! × Ave Mujica
- 2025.04.29
-
sumika
fox capture plan
10-FEET / THE ORAL CIGARETTES / 04 Limited Sazabys / Maki ほか
眉村ちあき
とまとくらぶ
FUNKIST
Omoinotake
ねぐせ。
大橋ちっぽけ
The Ravens
Ochunism
ずっと真夜中でいいのに。
フラワーカンパニーズ
超☆社会的サンダル
HY
mudy on the 昨晩
WANIMA
yutori
荒谷翔大 × 鈴木真海子
Newspeak
"JAPAN JAM 2025"
GANG PARADE
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Laura day romance
amazarashi
- 2025.04.30
-
とまとくらぶ
超☆社会的サンダル
桃色ドロシー
THE YELLOW MONKEY
RELEASE INFO
- 2025.04.15
- 2025.04.16
- 2025.04.17
- 2025.04.18
- 2025.04.21
- 2025.04.23
- 2025.04.25
- 2025.04.26
- 2025.04.28
- 2025.04.30
- 2025.05.02
- 2025.05.03
- 2025.05.07
- 2025.05.09
- 2025.05.14
- 2025.05.16
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Bimi
Skream! 2025年04月号