Japanese
夏の魔物2019
2019年07月号掲載
"夏の魔物"主催者:成田 大致
////虹////(ex-0.8秒と衝撃。):塔山 忠臣
インタビュアー:岡本 貴之 Photo by Jumpei Yamada
-今回で何回目の開催でしたっけ?
成田:今年で、14回目になります。一度もやっていない年はないです。
塔山:ずっと続けているというのが、素晴らしいですよね。
成田:昨日、たまたまスタジオで、とあるアーティストの方にばったり遭遇したんですよ。初めてお会いしたんですけど、僕が高校生の頃からずっとオファーをしていることに気づいて、ご本人に"15年くらいオファーしてます"って、自分で口に出してからビックリしました(笑)。
塔山:それはいい気づき方だね(笑)。
成田:まだ出てもらっていない人たちにも、自分が出てもらいたい人には、ずっとオファーしてます。
塔山:そこがすごくピュアで、素晴らしいと思う。
-改めて、今年はどんなフェスにしたいですか。
成田:来年が15回目の節目って考えると、原点回帰して"「夏の魔物」とは?"っていう感じにしたいです。単純に、音楽が素晴らしい方をお呼びしたいと。
-////虹////は、"夏の魔物"が初ライヴになるんですよね。
塔山:そうです。まだ、音も聴かせてない時点で呼んでくれたんですよ。その時点で、このフェスは成功だと思います。素晴らしいです。
成田:もう、塔山さんが始動するっていうだけで、出てもらいたいと思って即オファーをしました。
塔山:そんなんで呼んでくれる人、いないですからね。ありがたいですよ本当に。////虹////のWikipediaには"「夏の魔物」でデビュー"って僕が書きますから。
成田:ありがとうございます(笑)。
-ライヴには、J.M.さんも参加する予定なのでしょうか。
塔山:J.M.さんは、物販にいます(笑)。ライヴで声はバリバリ出ていて、カッコいい曲を歌っているんだけど、J.M.さんは袖で観ているという、新しい形ですね。"お前、歌えばいいじゃん!"っていうところを、僕が"出るな"という。
-大阪、埼玉とも出演されますが、どんな内容のライヴになるのでしょう。
塔山:クラブ・ミュージックなんですけど、僕が曲を作って打ち込みで仕込んできて、ヴォーカルはJ.M.さんの声が入っていて、それをいろいろとエディットしたり生でエフェクトをかけたり。大阪と埼玉では曲も違うし、その曲でもそれぞれ違うリミックスで、めちゃくちゃ爆音でやろうと思っています。
成田君は"音楽耳"をすごく持ってるし、めちゃくちゃ音楽が好きなのは間違いない(塔山)
-今回、大阪 味園ユニバースの他に、なんと埼玉の東武動物公園で2デイズ開催されます。
塔山:これがかなり話題になってますよね。"動物園でやるの!? おもしれー"みたいな。まぁ、バンドなんてみんな動物園にいる動物みたいなもんだと思うんですよ、いい意味で。パワーがあったり、キュートだったり、美しかったり、いろんな動物を見て"かわいいな~"とか思うわけじゃないですか。////虹////なんて可愛いじゃないですか、僕を見たら。
-まぁ、そうですね(笑)。
塔山:それはそうと(笑)、ロックと動物は絶対合うと思うんです。僕は成田君を絶賛しましたよ。"さすが!"って。
成田:ありがとうございます。いろいろロケハンをして、いろんな条件が合っていたのがここだったんですよね。今年はテーマパーク的な場所でやりたいというのもあって、いくつか見た中で、東武動物公園さんも、フェスをやりたいって言ってくれて。環境もものすごくいいんですよ。東武動物公園は"ハイブリッドレジャーランド"って謳っていて、動物園、植物園、遊園地があるめっちゃデカい会場で。
塔山:へぇ~! 行ったことはないんですけど、駅の名前も"東武動物公園駅"ですから、それだけデカいということですよね。今回は、フェスが観れて、しかも動物も見れるっていうのがすごいですよね。
成田:チケットに入園料も含まれているので、動物が見れて音楽も聴けて、遊園地にも行けるし。遠方のお客さん、若いお客さんも来やすいようにしたいなと思って、10時スタート、夕方終了にしています。
-それもあって、2デイズになったんですか。
成田:いや、内容的に見せたいものが多いし、呼びたい人も多いからです。変な話、近年はパッケージが決まっちゃっていて、その中でできることしかできなかったんですけど、今回は2デイズで、"「夏の魔物」がやりたいことは何か"というところに重点を置いて、初めてフェスをやったときの感覚に近い形でやります。これまでにないくらいライヴハウスに足を運んだり、いろんな人と会ってとにかく動いたりして準備していました。
塔山:僕たちのところにも、すごくマメに連絡をくれるから、"これをひとつひとつのバンドにやってるんだろうなぁ"って、それはすごいなと思いました。
-自分自身で出てほしいアーティストに話をして、このメンツになっている?
成田:今回は、完全にそうです。全組そういう形は本当に久しぶりですね。
-埼玉の1ヶ月近く前に、先行して大阪で行われますね。
成田:僕的には、今回の日程で大阪も埼玉も固定したいんですよ。これまで"夏の魔物"って、開催時期がバラバラだったんですよね。今回からは、全部自分で責任持って決められる環境になったので、"「夏の魔物」はこの時期にここでやる"というのを固定したいと思ってます。ホスピタリティの部分とか、お客さんもアーティストも楽しんでもらえる環境にしたいというところから始めているので、あるべき姿に戻れるんじゃないかと思っています。
塔山:成田君は、センスがいいなと思うんですよ。作曲のときに来る資料もすごくいいから、やっぱりいい音楽を聴いているんだろうなって思わせる部分がありますよね。世間の評判とかはわからないけど、僕は人として付き合っていていいやつだなって思ってます。"音楽耳"をすごく持ってるなって思いますし。僕は最初、単純にその人自身の音楽のセンスがいいかダサいかでしか見ないので。彼はそれがすごくいいと思ってます。めちゃくちゃ音楽が好きというのは間違いないと思いますし。
-めちゃくちゃ音楽に詳しいですし、音楽が好きなんですけど、いろんなことがあってそういうところが見えづらくなってると思うんですよ。
塔山:単純に考えたら、音楽好きじゃないとこんなこと自分でやらないですよ。リスクもあるでしょうし。それをやろうとするところ、14~15年間続けようとしているところは、まず認めるべきところじゃないかと思いますね。文句を言うやつがいたら、"お前がやってみろよ"って言いたいですね。
成田:嬉しいです、ありがとうございます。
-では、改めて"夏の魔物2019"に向けて抱負をお願いします。
成田:僕は、作る作品もそうだけど、フェスも含めて、シンプルに、やりたいからやってるんです。やりたくもないことを、無理してやる必要はないんだなってようやく気づいて。今年は、本当にやりたいこと、本当の"夏の魔物"をやりたいです。パーソナルな自分、聴いてきたもの、観てきたものが、全部繋がればいいなって。"「夏の魔物」とは?"、それを今年見せたいですね。
塔山:////虹////は間違いなくカッコいいので、来た人は絶対ヤバいですよ。ぜひ観に来てください。
"夏の魔物2019 in OSAKA"
9月1日(日)大阪 味園ユニバース Official Site
OPEN 10:30 / START 11:00(予定)
[チケット]
おとな ¥6,900 / 学生(大学、専門) ¥4,500 / 中高生 ¥3,000
公式HP限定MAMONOFLIX先行:¥6,900(特典付き)
"夏の魔物2019 in SAITAMA 2DAYS"
9月28日(土)、29日(日)埼玉 東武動物公園
Official Site
OPEN 9:30 / START 10:00(予定)
[チケット]※東武動物公園入園料含む
1日券:おとな ¥9,400 / 学生(大学、専門) ¥4,500 / 中高生 ¥3,000
2日通し券:期間限定先行販売 ¥14,900 / 一般発売 ¥18,000
※学生、中高生は入場時に学生証の提示が必要です。
■公式HP限定MAMONOFLIX先行(特典付き)
2日通し券:¥14,900
2日通し4人券:¥48,000
1日券:¥9,400
夏の魔物公式オンラインショップ
LIVE INFO
- 2025.10.07
-
LONGMAN
緑黄色社会 × Aqua Timez
古墳シスターズ
FOO FIGHTERS
- 2025.10.08
-
THE ORAL CIGARETTES
TOKYOてふてふ
FOO FIGHTERS
Re:name × Enfants
JON SPENCER
MONO NO AWARE
ORCALAND × Gum-9
- 2025.10.09
-
キュウソネコカミ
Rei
OKAMOTO'S
終活クラブ
JON SPENCER
DOES
アイナ・ジ・エンド
感覚ピエロ
Hedigan's
Plastic Tree
羊文学
Kroi
- 2025.10.10
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
暴動クラブ × 大江慎也
Rei
SUPER BEAVER
ザ・シスターズハイ
KING BROTHERS
PEDRO
YOASOBI
moon drop
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
the cabs
WHISPER OUT LOUD
FRONTIER BACKYARD
LEGO BIG MORL
JON SPENCER
NOMELON NOLEMON
a flood of circle
DOES
水曜日のカンパネラ
FOO FIGHTERS
キタニタツヤ
たかはしほのか(リーガルリリー)
ExWHYZ
MONOEYES
藤森元生(SAKANAMON)
大塚紗英
感覚ピエロ
ZAZEN BOYS×サニーデイ・サービス
East Of Eden
アーバンギャルド
JYOCHO
羊文学
小林私
THE SPELLBOUND
- 2025.10.11
-
終活クラブ
キュウソネコカミ
トンボコープ
Appare!
cinema staff
秋山黄色
YOASOBI
moon drop
コレサワ
OKAMOTO'S
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
KNOCK OUT MONKEY
INORAN
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
KANA-BOON
ExWHYZ
FRONTIER BACKYARD
androp
カミナリグモ
brainchild's
フレデリック
envy × world's end girlfriend × bacho
"JUNE ROCK FESTIVAL 2025"
East Of Eden
Official髭男dism
藤沢アユミ
豆柴の大群
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.12
-
a flood of circle
キュウソネコカミ
SUPER BEAVER
WtB
キタニタツヤ
セックスマシーン!!
WESSION FESTIVAL 2025
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
INORAN
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
Omoinotake
Bimi
ART-SCHOOL
Official髭男dism
eastern youth
なきごと
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.13
-
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
Awesome City Club
ExWHYZ
Appare!
The Biscats
brainchild's
Rei
OKAMOTO'S
秋山黄色
Age Factory
トンボコープ
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
"WESSION FESTIVAL 2025"
岡崎体育
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
シド
SCANDAL
cinema staff
Cody・Lee(李)
コレサワ
ネクライトーキー×ポップしなないで
リュックと添い寝ごはん
eastern youth
hockrockb
Omoinotake
Kroi
PIGGS
清 竜人25
Plastic Tree
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.14
-
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
ドミコ
THE ORAL CIGARETTES
Hump Back
Survive Said The Prophet × NEE
MONOEYES
ぜんぶ君のせいだ。
超☆社会的サンダル
go!go!vanillas
武瑠 × MAQIA
- 2025.10.15
-
ドミコ
LONGMAN
PEDRO
キュウソネコカミ
MONOEYES
打首獄門同好会
アカシック
HY × マカロニえんぴつ
ポルカドットスティングレイ
藤巻亮太
- 2025.10.16
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
YOASOBI
PEDRO
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
"Shimokitazawa SOUND CRUISING presents. サウクルラボ vol.1"
SCANDAL
SIX LOUNGE
brainchild's
- 2025.10.17
-
挫・人間
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
a flood of circle
ズーカラデル
LONGMAN
chilldspot
otsumami feat.mikan
リュックと添い寝ごはん
コレサワ
神聖かまってちゃん
終活クラブ
NOMELON NOLEMON
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
フラワーカンパニーズ
SUPER BEAVER
東京スカパラダイスオーケストラ
BIGMAMA
Bimi
- 2025.10.18
-
TOKYOてふてふ
伊東歌詞太郎
挫・人間
シド
OKAMOTO'S
YONA YONA WEEKENDERS
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
アイナ・ジ・エンド
moon drop
RADWIMPS
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
bokula.
the cabs
SWANKY DOGS
amazarashi
INORAN
WtB
osage
"LIVE AZUMA 2025"
カミナリグモ
Cody・Lee(李)
阿部真央
Newspeak
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
Keishi Tanaka × 村松 拓
"ASAGIRI JAM'25"
ズーカラデル
I Don't Like Mondays.
Victoria(MÅNESKIN) ※振替公演
ロザリーナ
the paddles
神聖かまってちゃん
LACCO TOWER
星野源
- 2025.10.19
-
DYGL
リュックと添い寝ごはん
OKAMOTO'S
Age Factory
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。
moon drop
コレサワ
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
SIX LOUNGE
リリカル / みじんこらっく / とにもかくにも / ティプシーズ / 台所きっちん
SUPER BEAVER
Laura day romance
WtB
Omoinotake
"LIVE AZUMA 2025"
Cody・Lee(李)
ビレッジマンズストア
SPRISE
伊東歌詞太郎
浪漫革命
LUCKY TAPES
ハンブレッダーズ / KANA-BOON / キュウソネコカミ / マカロニえんぴつ ほか
ネクライトーキー×ポップしなないで
Keishi Tanaka × 村松 拓
ナナヲアカリ
"ASAGIRI JAM'25"
高岩 遼
Sou
森 翼
SCANDAL
パピプペポは難しい
osage
星野源
PIGGS
- 2025.10.20
-
打首獄門同好会
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
TOKYOてふてふ
TenTwenty
- 2025.10.21
-
The fin.
神聖かまってちゃん
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
RELEASE INFO
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.19
- 2025.10.22
- 2025.10.24
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.05
- 2025.11.07
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号