Japanese
緑黄色社会
Member:長屋 晴子(Vo/Gt) 小林 壱誓(Gt/Cho) peppe(Key/Cho) 穴見 真吾(Ba/Cho)
Interviewer:秦 理絵
-"幸せ"っていうテーマで歌詞を書こうと思ったのは、どうしてだったんですか? 今までの長屋さんのバラードって、どちらかというとダークな曲が多いですけど。
長屋:そうですよね。もともと私が作る曲はネガティヴな雰囲気が多かったけど、今回は私なりのハッピーで前向きな曲を書いてみようと思ったんです。
-ただ、幸せなのに惚気てる雰囲気じゃなくて、どこか不安とか憂いが滲んでるのが、長屋さんらしいなと思いました。
peppe:あぁ、わかります。笑顔とか涙とか、いろいろな表情が見えるんですよね。
長屋:私は幸せの絶頂期を描きたかったわけじゃないんです。恋愛の付き合いたてによくある楽しい時間だけじゃなくて、もっと長い目線で見たときに感じる幸せを描きたかったんですよね。"あなたが好むもの/あなたが嫌うもの/初めはこんなに知らなかった"って歌ってるように、ちゃんと相手の嫌なところも知って、それでも"幸せ"って言える、そういう温かくて人間っぽい幸せを書けたらいいなと思ったんです。
-1曲目で"幸せ"をテーマに歌ってるのに、2曲目の「逆転」では"信じた私が馬鹿でした"で始まるどんでん返し感が面白かったです。
長屋:ですよね(笑)。これも狙ってたわけじゃないんですよ。
小林:曲ごとに主人公は違うかもしれないしね。
長屋:そうそう。「幸せ」と「逆転」に繋がりを意識して作ったわけじゃないけど、聴いてくれる人は繋がりを感じてもらってもいい。そこで生まれるストーリーは、それぞれの聴き方で楽しんでもらえればいいなと思ってるんです。作り方としては、とにかく「逆転」は遊びましたね。私たちが持ってる変態さをアピールしたかったというか。
小林:完全に個性のぶつかり合いでしたね。
長屋:本当に面白かったです。
-攻撃的なロックだけど、歌謡曲っぽい要素も入ってますよね。
長屋:うんうん。私が作ったデモは弾き語りだったんですけど、真吾がベーシックなアレンジを組んでくれたときに、アップテンポで尖ってる感じにしてくれて、その段階で研ぎ澄まされた感じになったんですよ。
穴見:この曲はみんなの必殺技が繰り広げられるような曲にしたかったんですよね。レコーディング中にも"ピアノはこうやった方がいいんじゃない?"って話し合って。
peppe:その場でピアノのフレーズを変えたりしたよね。そうやって作った曲って今までなかったから楽しかったです。
長屋:自由度が結構高い曲だからなかなか正解に辿り着けなかったんですよ。
-この曲の正解を掴めたきっかけはなんだったんですか?
小林:アレンジにLASTorderさんに入ってもらって見えてきたところは大きかったと思います。「Never Come Back」(2018年11月リリースの3rdミニ・アルバム『溢れた水の行方』収録曲)以来だったんですけど。コードもイントロのフレーズも凝ってて前衛的な感じになったから、"これでいきましょう"って決まったんです。
peppe:そこで正解が見えてきたよね。
長屋:私たちって曲を作るときにイントロが見えたら、正解がわかったりするんですよ。そこに納得いかないと前に進めなくなることが多くて。そのこだわりをくぐり抜けた曲だけが、こうやって世に出ていくっていう感じですよね。
小林:だから、緑黄色社会の曲にはイントロの良さがあると思っています。
peppe:「逆転」ではイントロで初めて2台のシンセの音を混ぜたりしたよね。
穴見:僕とpeppeでそれぞれ音を作って対決したんですよ。同時に作ってるから"負けたくない"みたいな気持ちで作ったんですけど、結局ふたりの音を混ぜたのが一番良かったっていう。そういう作り方をしたのも面白かったですね。
-話を聞いてると、今まで以上に楽しい制作だった雰囲気が伝わってくるけど、どうしてバンドがそういうモードになれてるんですか?
長屋:なんだろうな......。今までは周りの人に"こうした方がいいよ"って意見を貰ったら、"あ、そうなんだ"って納得してしまうところが多かったんですよ。でも、今は自分たちでも研究したりして、いろいろな意見に対して対等に"あ、そうなんですか。でも、私はこうしたいんです"って意見を言えるようになったっていうか。いろいろな発想ができるようになったぶん、ぶつかる部分もあったりするんですけど、それをすごく楽しめてる感じがしますね。
-いい状態ですね。3曲目の「ひとりごと」も、すでにライヴでも披露してる曲です。作詞作曲が真吾君で、横に揺れて聴けるようなジャジーなサウンドで。
穴見:「ひとりごと」は最初に出だしの4行が出てきたんですよね。ドライブしてたらふと思い浮かんで、そのワン・コーラスから曲にしていったんです。今まで歌詞は長屋か壱誓に頼んでつけてもらってたから、最初は自分で全部書くつもりはなかったんですけど、今回はチャレンジとして自分でやってみたっていう感じですね。
peppe:その最初の4行ができたときに"すごくいいな"と思ったんです。真吾が書くこの歌の続きが気になるなと。
-サウンドのイメージは、どんなふうに膨らませていったんですか?
穴見:ジャパニーズAORですね。イギリスのHONNEっていうユニットを聴いて、こういう今っぽいAOR的な音がリョクシャカにはなかったなと思って作ったんです。そこに僕の好きなファンクっぽい感じも詰め込んだ感じですね。
小林:最初にデモを聴いたときに、"あ、真吾もこういう曲を書けるようになったのか"って悔しくなったのと、長屋が歌うところが容易に想像できたんですよ。
-真吾君は、長屋さんが歌うところもイメージして歌詞を書いたんですか?
穴見:そうですね。曲を作り始めた頃にも歌詞に挑戦したことはあったんですけど、当時は自分の気持ちだけを書いてたから、それだと長屋が歌ったときに生きなかったんですよ。それから自分で女性のアーティストの歌を聴いたり、ドラマとか小説で女性が表現するものを見たりして、歌詞が変わってきたんです。
長屋:「ひとりごと」の歌詞を見たときに、昔知ってた真吾の歌詞とは違ったから、すごく変化を感じましたね。この男の子のやるせない感じは、私には出せないんです。私は男性の歌詞とか声に憧れてるところもあるから、男性ってズルいなと思いましたね。
穴見:歌詞で"正直なところ 君を愛せているのかわかんないよ"って歌ってるけど、そういう恋愛は大体破綻しますからね(笑)。
一同:あはははは!
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