Japanese
ドラマストア
2018年05月号掲載
メンバー:長谷川 海(Vo/Gt)
インタビュアー:蜂須賀 ちなみ
大阪発の正統派ポップ・バンド、ドラマストアによるニュー・ミニ・アルバム『swallowtail』。そのリリースに先立って公開されたリード曲「秘密」のミュージック・ビデオは公開初日で5万回再生を突破しており、どうやら今このバンドには追い風が吹いているようだ。実際、今作はかなり意欲的な内容。昨年リリースしたミニ・アルバム『白紙台本』、シングル『ラストダイアリー』で手に入れた武器を存分に振るいながら、新たな挑戦に繰り出しているのだ。そこで今回は、フロントマンで作詞を手掛ける長谷川 海に単独インタビューを実施。メンバーそれぞれが"一歩踏み込む"ことを自覚的に行った制作過程を、改めて振り返ってもらった。
-すごくいい作品じゃないですか。
うわ、本当ですか!? 嬉しいですね。
-なので、今日はどうしてこういう作品が生まれたのかをうかがえればと思うんですけど。
まず、僕が前回のツアー(2017年10月から12月にかけて開催した"ラストダイアリーツアー")の終盤に喉を壊したんですよ。"投薬と安静で経過を見守る感じかね"っていう診断を受けたのが1月中旬~下旬くらいだったんですけど、まさにレコーディング直前、曲作り佳境みたいなタイミングで。それで今回は僕主体で曲を作らずに、みんなで手を繋いで進んでいった感じやったんですね。
-今までで一番バンドらしい音がしているのにはそういう理由があったんですね。
サポートの悠真(髙橋悠真/Ba)含めみんなのアイディアがものすごく出たから、新しいパターンの曲作りが多くて。だから今までと違うように感じてもらえたのかなって思います。
-ヴォーカリストがそういう状態になるのってバンドにとってはピンチじゃないですか。それなのに他のメンバーが挫けなかったのがすごいなと思って。
去年の9月に和也君(松本和也/Dr/Cho)が手術したんですけど、そのとき、活動休止せず、僕ららしく柔らかい感じで活動を続けたんですね。その経験が彼の中で大きかったみたいで。それで今回は和也君が"いい意味で全然気にしてないから"、"音楽っていうプレッシャーはいったん隣に置いておいて、治してからいい曲書いたらええやん"って言ってくれたんです。
-ここ1~2年のドラマストアって外からだとピンチが続いているようにも見えるんですけど、それらが全部バンドの活動の糧になっていて、そのたびにちゃんと乗り越えられているというか。
なかなか苦しい2018年の始まりやったんですけど、あとになってから振り返ったとき、"あの時期があって良かったな~"って笑えてる自信はありますね。
-今回の曲作りは長谷川さんの療養中に他のメンバーが固めていった感じですか?
そういうパターンが多かったです。僕はもう考えすぎて家で楽器を触るのが怖かったんですよ。そんなときに鳥(鳥山 昂/Gt/Pf)が携帯(電話)でのデモの制作を覚えて、鳥と和也君のふたりで"あとはメロと歌詞だけ"っていう状態まで作ってくれるようになって。特に「三文芝居」と「未来へのブーケトス」は――これ、クレジットは"ドラマストア"になってますよね?
-"作曲・編曲 ドラマストア"ですね。
僕は作曲のクレジットを鳥にあげるつもりやったんですけど、彼が"いや、僕だけじゃこの曲は書けなかったので「ドラマストア」にしましょう"、"僕が自信を持って「僕の曲です」って言える曲ができたら容赦なくクレジットを貰いたいんですけど、今回は......"って。"お前いい奴やな......!"って思ったんですけど。
-そして謙虚なのに野心家っていう。「三文芝居」のヴォーカルなんてかなり難易度高そうですけど、普通だったら、喉を痛めているヴォーカリストにこんな曲持っていかなくないですか? 鳥山さん、長谷川さんに対してまったく手加減してないなと思って。
レコーディング中も僕が"もうちょっとこう変えたいな"って言っても、鳥がブースから"いや、僕はここ譲れないですね"って言うんですよ。もうめちゃくちゃムカつきましたね(笑)。でも同時に、鳥が自分の書いた曲にこだわりを持って僕にアプローチをしてきたっていうことがめっちゃ嬉しくて。もう、2秒で許しちゃいました。
-この曲が1曲目っていうのがまたいいですよね。多少粗くても挑戦がしたいんだっていうバンドの前のめりな姿勢がまっすぐ伝わってくるので。
ありがとうございます。
-で、こういう曲にあえて薄っぺらい歌詞を乗せられたのは他にもどんどん面白い曲ができていたからであって。
そうなんですよね、すごくいい裏切りになると思って。あと、2曲目の「流星群」がメッセージ・ソングだったので、1曲目の内容を軽くしてもバランスとれるかなと。
-「流星群」は今回のために作った新曲ですか?
いや、実は「秘密」や「ラストダイアリー」よりも前にあって。前身バンドのときに同じく"流星群"っていうタイトルの曲があったんですけど、その曲を和也君が好きすぎたがゆえにまったく同じコード進行で「線香花火」っていう曲を作ったんですよ。そこから結局変わっていったんですけど、その「線香花火」が今のこの曲で。昔の曲をイメージして書いた曲だから、そのときのことを思い出して歌詞を書きたいなって思って、前のバンドのメンバー、前のバンドで過ごした時間へ向けて書いたんですよ。そしたら最近、当時のギターが結婚することになって。でも、他のメンバーは知ってたのに、その報告を僕だけ貰ってなかったんです。
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