Japanese
パスピエ
2016年08月号掲載
Member:大胡田 なつき(Vo) 成田 ハネダ(Key)
Interviewer:秦 理絵
-なるほど。武道館で集大成を見せたパスピエにとって、2016年はどういうモチベーションでバンドを動かしているんですか?
成田:改めて今年は自己紹介をしなきゃいけないと思ってるんです。今までやってきたこと、これからやりたいことをガッと凝縮して見せていきたいなと思ってるんですね。でもパスピエはそれを1曲でドンッと見せることが最善とされるバンドじゃなくて。それで今年は結構短いスパンで『ヨアケマエ』(2016年4月リリースの5thシングル)と『永すぎた春 / ハイパーリアリスト』のシングル2枚を出したんです。アウトプットするひとつひとつに自分たちの意志みたいなものをまぶしているつもりですね。
大胡田:私は今年に入ってからはずっと作り続けるというか、常に進んでいる感じがあります。去年は武道館というわかりやすい目標があったんですけど、今年はどこにっていうわけではなくとも、ずっと前に進んでる感じはしてますね。
-やっぱり武道館が終わって集大成を見せて、ひと区切りをつけたとしても、当然がそれがバンドとしてのゴールではないですもんね。
成田:本当はもっと集大成でひと区切りみたいな感じになると思ってたんですけどね。"今までやってきたことは間違ってなかったんだ"って終わってくれるかと思ったんですけど。"これ、まだ全然1歩目だったんだな"って武道館公演が終わって、そう思いました。
-山の高いところまで登って来たつもりが、まだ裾野だったみたいな(笑)。
成田:むしろ背負うものが増えたなという感じですかね。これまで支えてくれたファンがいて、1公演だけのために東京に集まってくれた人がいて、あれだけの人を目視できるっていうのは、僕らにとってはすごい経験だったんです。あの場所に集まってくれた人たちはきっとこれからの作品にも期待してくれてるんだろうなっていうのは思いました。
-バンドの新たな自己紹介という意味では、2016年の第1弾として4月にリリースされたシングル表題曲「ヨアケマエ」が、まずパスピエらしさが詰まった1曲だったなと。
成田:あの曲をひと言で言うと、"何かを予感させたい"ということだったんです。武道館公演を終えて、初の音源だったので。それまでの過去をある種、踏襲した楽曲にしたかったんだと思います。これから取り組んでいきたいことも入れてるんですけど、その配分が過去寄りなんですよね。「ヨアケマエ」に関しては一発目ドーンっていうのではなくて、"2016年のパスピエ、何かあるぞ!"っていう予感を嗅ぎ取ってほしくて。だから"ヨアケマエ"というタイトルにしたし、そのときのアーティスト写真では幕を被っていたんです。
-それに続く今作が『永すぎた春 / ハイパーリアリスト』です。まずTrack.1「永すぎた春」はパスピエの和テイストが今まで以上に強くて、リズムにインパクトがある曲ですね。
成田:やっぱり今はもう曲の作られ方が出尽くしてしまった中で、ジャンルとしてのカテゴライズのされ方、取捨選択のされ方が結構明確になってきたなと思うんです。バンドが演奏するうえでライヴで映えるビートとか、求められる曲調が限定されてるというか。そういう中で何か逸脱する方法はないかなと思って作ったのがこの曲ですね。だから、今までパスピエはアッパーなBPMの曲が多かったんですけど、今年のテーマとしてはBPMが遅くてもアッパーになる作り方は何だろうなっていうこと。そういう中で僕らが新しい音楽のノリ方を提示できたらいいなと思って作りました。
-「永すぎた春」のBPMはいくつですか?
成田:130ぐらいです。
-これまでのシングルは170ぐらい?
成田:170の後半とか180ぐらいも多いですね。
-テンポは速くないけど、ちゃんと身体を動かせる高揚感のある曲ですよね。
成田:そこが出てくればいいなと思いました。バンドとして自分たちが、そのときそのときで果たすべき役割があると思ってるんです。今は下の世代もどんどん出てきてて、新しいバンドがデビューするときに発する爆発みたいなものがアッパーな曲を生むと思うんです。僕らもそういう時期を経てきたからこそ、今やるべきことは別にあるだろうなと感じているので、これからはそういうのもパスピエで伝えられたらいいなと思います。
-こういう曲調で歌うというのはヴォーカルとしても違う感覚ですか?
大胡田:そんなに違いは感じないんですけど。言葉が詰まってないぶん、歌詞は大事になってくるなと思ったんです。勢いだけではいけないので言葉の選び方には注意しました。
-文学的で古風な言葉の使い方が印象的ですね。
大胡田:音源が和っぽくて、ちょっと"不思議オリエンタル"みたいな感じなので、歌詞はそこに引っ張られた部分があったと思います。
-和テイストはパスピエの代名詞でもあるけど、メンバーみんな好きなんですか?
大胡田:そうですね。私は大好きです。
成田:僕もニュー・ウェーヴが大好きなので、レトロ・フューチャー感は好きですね。"ニュー・ウェーヴ"って、当時やりたいことがやれない中で頑張ってやりたいこをやるにはどうすればいいだろう?という衝突があって生まれたもので。でも今はその当時、手に入れたかったものが簡単に手に入っちゃうんです。そういう人たちがニュー・ウェーヴをやろうとすると、もう古いものに遡っていくしかないんですよね。
LIVE INFO
- 2024.04.19
-
フラワーカンパニーズ
崎山蒼志
Novelbright
tacica
BIGMAMA
LONGMAN
UNISON SQUARE GARDEN
the quiet room
SCANDAL
Creepy Nuts
moon drop
ヤングスキニー
吉澤嘉代子
ぜんぶ君のせいだ。/ 星歴13夜
w.o.d.
Hakubi
フィロソフィーのダンス
神聖かまってちゃん
ORCALAND
マカロニえんぴつ
いきものがかり
BREIMEN
愛はズボーン
LiSA
獅子志司
太田家
- 2024.04.20
-
ZAZEN BOYS
tacica
People In The Box
Novelbright
にしな
ReN
崎山蒼志
Base Ball Bear
KANA-BOON ※開催中止
ズーカラデル
MYTH & ROID
小山田壮平
愛はズボーン
挫・人間
ポップしなないで
ヒトリエ
フィロソフィーのダンス
神はサイコロを振らない ※中止または延期
ORCALAND
ドミコ
AJICO
セックスマシーン!!
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
ねぐせ。
Mr.ふぉるて
SEKAI NO OWARI
いきものがかり
ぜんぶ君のせいだ。/ TOKYOてふてふ / 星歴13夜 ほか
Aqilla
レイラ
綾野ましろ
サカナクション
私立恵比寿中学
SILENT SIREN
MAGIC OF LiFE
ザ・クロマニヨンズ
獅子志司
女王蜂
LiSA
片平里菜
sumika
odol
- 2024.04.21
-
indigo la End
People In The Box
BIGMAMA
原因は自分にある。
KANA-BOON ※開催中止
ReN
ハンブレッダーズ
ズーカラデル
Base Ball Bear
挫・人間
SCANDAL
TK from 凛として時雨
moon drop
LONGMAN
岡崎体育
THE BOYS&GIRLS
ASP
AIRFLIP
神はサイコロを振らない ※中止または延期
ゆいにしお
ドミコ
ドラマチックアラスカ / 夜の本気ダンス / 超能力戦士ドリアン / ヤバイTシャツ屋さん
ROF-MAO
東京初期衝動
マカロニえんぴつ
AJICO
SEKAI NO OWARI
吉澤嘉代子
サカナクション
愛はズボーン
私立恵比寿中学
Lucky Kilimanjaro
Organic Call
ザ・クロマニヨンズ
羊文学
This is LAST
sumika
- 2024.04.22
-
礼賛
THE BAWDIES
- 2024.04.23
-
BIGMAMA
フラワーカンパニーズ
神はサイコロを振らない
白昼堂々踊レ人類
- 2024.04.24
-
ReN
FINLANDS
UNISON SQUARE GARDEN
AJICO
BUMP OF CHICKEN
- 2024.04.25
-
フレンズ
a flood of circle
FINLANDS
SHIFT_CONTROL
UNISON SQUARE GARDEN
Bubble Baby
挫・人間
BUMP OF CHICKEN
神はサイコロを振らない
the shes gone
KANA-BOON ※開催中止
- 2024.04.26
-
四星球
ReN
The Ravens
フレンズ
a flood of circle
BREIMEN
ズーカラデル
愛はズボーン
Base Ball Bear
原因は自分にある。
Mr.ふぉるて
ザ・クロマニヨンズ
Maki
いきものがかり
Alstroemeria
Aqilla
超能力戦士ドリアン
yama
THE BOYS&GIRLS
LONGMAN
MOROHA
Rhythmic Toy World
Homecomings
ORCALAND
POPPiNG EMO
ヤングスキニー
SANDAL TELEPHONE
- 2024.04.27
-
ぜんぶ君のせいだ。/ 星歴13夜 / TOKYOてふてふ
ReN
TK from 凛として時雨
TRIANGLE 2024
People In The Box
ポップしなないで
"ARABAKI ROCK FEST.24"
BIGMAMA
SEKAI NO OWARI
ズーカラデル
KEYTALK / キュウソネコカミ / ポルカドットスティングレイ ほか
セックスマシーン!!
SAKANAMON
原因は自分にある。
BACK LIFT
リュックと添い寝ごはん
Base Ball Bear
SCANDAL
岡崎体育
the engy
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
Johnnivan
スカイピース
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Novelbright
Amber's
THE YELLOW MONKEY
Ado
SPENSR
- 2024.04.28
-
ASP
眉村ちあき
ASH DA HERO
ポップしなないで
TRIANGLE 2024
SAKANAMON
ザ・クロマニヨンズ
People In The Box
"ARABAKI ROCK FEST.24"
SEKAI NO OWARI
ぜんぶ君のせいだ。/ 星歴13夜 / TOKYOてふてふ
The Ravens
Omoinotake
THE BOYS&GIRLS
MAIZURU PLAYBACK FES.2024
いきものがかり
MYTH & ROID
愛はズボーン
SCANDAL
超能力戦士ドリアン
忘れらんねえよ
"JAPAN JAM 2024"
ハシリコミーズ
礼賛
にしな
Ado
Laughing Hick
- 2024.04.29
-
ReN
fox capture plan
岡崎体育
TRIANGLE 2024
小山田壮平
ザ・クロマニヨンズ
シノダ(ヒトリエ)
リュックと添い寝ごはん
私立恵比寿中学
ゆいにしお
Creepy Nuts
眉村ちあき
ASIAN KUNG-FU GENERATION / THE ORAL CIGARETTES / Vaundy ほか
moon drop
MAIZURU PLAYBACK FES.2024
Age Factory
the shes gone / Ivy to Fraudulent Game / ドミコ / パスピエ ほか
ぜんぶ君のせいだ。/ TOKYOてふてふ / Not Secured,Loose Ends ほか
The Ravens
愛はズボーン
"JAPAN JAM 2024"
Novelbright
超能力戦士ドリアン
ヤユヨ
Poppin'Party × MyGO!!!!!
- 2024.04.30
-
I Don't Like Mondays.
シノダ(ヒトリエ)
藤巻亮太
君島大空
山内総一郎(フジファブリック)×斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN/XIIX)
フラワーカンパニーズ
- 2024.05.01
-
I Don't Like Mondays.
神はサイコロを振らない
ハンブレッダーズ
忘れらんねえよ
Rhythmic Toy World
アカシック
GRAPEVINE × Hedigan's
- 2024.05.02
-
サカナクション
君島大空
Novelbright
神はサイコロを振らない
ゆいにしお
Maki
RELEASE INFO
- 2024.04.19
- 2024.04.20
- 2024.04.21
- 2024.04.22
- 2024.04.24
- 2024.04.25
- 2024.04.26
- 2024.04.27
- 2024.05.01
- 2024.05.02
- 2024.05.03
- 2024.05.04
- 2024.05.05
- 2024.05.06
- 2024.05.07
- 2024.05.08
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
BREIMEN
Skream! 2024年04月号