Japanese
阿部真央
2015年02月号掲載
インタビュアー:石角 友香
不満なんかじゃない。その都度、自分が納得しているかは自分自身が1番わかっていること......シングル・リリースされた「Believe in yourself」の歌詞じゃないが、阿部真央の表現の軸はいつもそこだ。そして今の自分に素直になった結果、彼女はこれまでにない開かれた抜けのいいアルバムを携えて私たちの前に帰ってきた。単純なポジティヴ/ネガティヴの二項対立ではなく、様々な心の機微を歌いつつも明るいアルバム。聴き心地はいいけれど確かな手応えのある音楽。まだまだこの人は天井知らずだ......最新の発言からそのモードを感じて欲しい。
-まずはご結婚おめでとうございます。
あ、そうなんですよ、ありがとうございます(笑)。
-阿部さんの人生のスピードを考えると24歳での結婚もなくはないなというか。
ほんとですか? 早かったですよね? ははは!
-他人事みたいに(笑)。またそこから生まれてくるものも楽しみなんですけど。去年のデビュー5周年の中で何か芽生えたものはありますか?
そうですね......、でも5周年経てますし、ちょうどこのシングル・ベスト・アルバムを出したあたりから、新しいオリジナル・アルバムを発表できないことに関して、良くないなと思ってたんですよ、去年ずっと。だからあれが8月ぐらいだったので、それぐらいからもう次の作品を届けるということに対する意気込みとか、絶対いいものを......今年ですよね、2015年はファンの人に届けようというモチベーションはわりと高くあったので、区切ってというよりは、もう5周年をこなす中でどんどん強くなっていった、そういう気持ちはあったなと思いますね。
-今回のアルバムは阿部さんの持ってるリアリティはそのままに、作品としてはカラフルだなと思って。アルバムを作り始めるときに何か構想なり方向性なりありましたか?
今回はテーマとかあんまりなくて。去年の8月ぐらいからあった、今の私が書けることをオリジナル・アルバムにしよう、そういうモチベーションの中で書いた曲を集めれば恐らく大丈夫だろうなっていうなんとなくの予想があったので、テーマとはあえて決めず。なので結果的に、ま、最近の私のテンションが表れてる曲調とか楽曲っていうものが入ったというか。そういう感じになりましたね。あと、アルバム全体を聴いて、わりと軽やかというか、重くないというか。すごくそういう感じなんで、さらっと聴けていいなぁと思います。
-ま、アタマの2曲ぐらいでもう言い切ってるというか。"今、こんなだぜ、俺"みたいな感じがすごくあるので、改めての所信表明を聴いてる気がします。「這い上がれMY WAY」「優しい言葉」ときて。この曲順は確信がありましたか?
この2曲のどっちかが、アルバムのリードとなり、どちらかが1曲目になるなと思ってたんですよ。どっちも3曲目までには入れたかったっていう。そういう明確なものはあって。うん、だから「這い上がれMY WAY」を1曲目にしたのはやっぱり、アタマの"このままじゃ終われないんだよ"ってこの歌詞が結構、このアルバムのすべてだったり、"今の私のすべてを物語ってる言葉だなぁ"と思ったんで、これから始めたんですけど。
-"このままじゃ終われない"=続けていくっていうふうに聴こえて。
いや、ほんとにそうですね。これからを見据えての前向きな意味合いでこの言葉を選びましたね。そう、だからこの曲のこのフレーズが浮かんだときは嬉しかったというか、上手い具合に今の私と、旋律とハマったフレーズ出てきたなぁと思いましたね。
-勝ち負けなら、負けてる? って意味合いのほうが多いのかもしれないけど、そういう意味じゃなく届くのがいいなと思いました。
ありがとうございます。いや、でももっと頑張んなくちゃっていう意味もありますけどね。もっともっと応援してくれてる人たちのために売れたり。もっと有名になったりしたいなっていう。"やらなきゃな"っていうテンションです。
-ファンのために売れたいって言い切れる人って珍しいと思う。
ほんとですか? みんな売れてるからじゃないですか? それ(笑)私はやっぱり自分がどういう人間で、こういうふうに感じてますっていうのを曲にして人に認められたかったみたいなところから始まって。でもある程度ファンの人が応援してくれるようになってからは、ファンの人のためにやるということに、ちょっとずつ歌を歌う意味が移行してきてるので、私にはものすごく大きい活力になってますね。
-応援してくれる人の気持ちのためにもさらに売れるっていうのは、その人たち自身も認められるみたいな気持ちですか?
もちろん。だって、悲しくないですか? 応援したのに"あー、売れないな......"って。私、それが1番イヤで。こないだ武道館のときに思ったんですけど、誰よりも完売してないことをファンの人が悔やむというか。
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