Japanese
SpecialThanks
2014年12月号掲載
Member:Misaki (Vo/Gt)
Interviewer:沖 さやこ
-音階に言葉をはめるのは英語よりも日本語の方が難しいと思うんですけど、日本語でもMisakiさんがそれを楽しんでいる印象がありました。
はい。すごく楽しかったです。やっぱり日本人だから日本語の方が早くできますね。英詞を書くときもまずは日本語から書くので、訳す時間がかかるから(笑)。やっぱり日本語ははめるの難しいんですけど、その分はまったとき、しっくりきたときの喜びが大きいので、楽しいですね。しっくりこないときは全然こないんですけど......。
-今後SpecialThanks的に日本語詞にも挑戦していく方向に?
......いきたい気持ちはあります(笑)。テキトーに歌ってるときにスッと日本語が出てくれば使いたいし、そういう曲が作りたいです。
-「LOVE GOOD TIME」は瑞々しいメロディックで、スペサンのど真ん中をいく曲だと思いました。TVで流れることを意識したりはなさったのでしょうか?
ないです(笑)。やっぱり音に関してはいつものように、どちらかというとライヴでやることをイメージしちゃってました。
-そういうマイペースな感じ、スペサンらしいですね。もともと英語で歌詞を書いてらっしゃったんですか?
はい。音楽に対する思いをめっちゃ歌ってる曲で、「RADIO GOOD TIME」というタイトルだったんです。最近名曲がないなあ......って歌で(笑)。昔の名曲は何十年も前の曲なのに今でもずっとTVとかでも使われたり、ラジオで流れていたりするけど、今私たちが発信してる音楽は何十年後にも流れているのかな? ということを歌ってたんです。何十年後や何百年後にも流れるような名曲を、今の世代の私たちは作れているのかな? という歌でした。
-少し話はずれますけれど、その気持ちが湧き上がったのは、音楽が消費されていく近年の社会に対して思うことですか?
それもあるし......単純に、今の時代の音楽にもかっこいい音楽はあるけれど、THE BEATLESとか、もっともっと昔の曲はずーっと今も流れてて。それほどの名曲がありますか!? という疑問があって。それは私も含めて、みんな過去の音楽の真似っこになっちゃってるから......かな。詳しい理由までは考えたこと、あんまりないんですけど。だから「RADIO GOOD TIME」は"名曲作りたい!"という気持ちを持って作ってたんです。でも、それは常に思ってることですね。
-そういう「RADIO GOOD TIME」が持っていた強い意志も、「LOVE GOOD TIME」に継承されていると思います。
やっぱり少女漫画なので、全体的に明るくて女の子らしい曲がいいなと思って。やっぱりアニメを見てくれる人は、漫画を買っているような学生さんが多いイメージなので、その年代の子たちに受け入れてもらえそうなものがいいなーって。あんま暗いのじゃだめだし(笑)。選曲は漫画も意識したし、聴いてくれる人のことも考えて、この曲が1番ぴったりだなと思って。スペサンの色も、アニメの色もどっちもフルで出しました。
-実際アニメのオープニングで「LOVE GOOD TIME」が流れているのを見ていかがでしたか?
わあ、すごーい!って(笑)。なんか不思議な感じもしますね。結構周りの反響もあって。主題歌を担当していることを伝えていない人にも"なんか聴いたことある声だけど、日本語だから違うよな?と思ったけどSpecialThanksって書いてあった!"とか"ひょっとしてアニメの曲歌ってる?"とか言われたり(笑)、"娘も漫画読んでるよ!"と言ってもらったり。
-漫画を読むような若い女の子だけでなく、その親御さん世代にも浸透しているんですね。
もともとスペサンはいろんな人たちに受け入れてもらいたいと思っていつも曲を作っているので、「LOVE GOOD TIME」もそういう曲になりました。漫画を読んでる学生さんのお父さんお母さんの年代のかたがたも、同い年の友達も、みんなが"おめでとう!"と言ってくれて(笑)。バンドさんたち以外の人たちからもたくさんそう声をかけてもらって......すごいことなんだな、と実感しました。
-初の日本語詞、初のタイアップ、初めて尽くしですね。
おまけに初のシングルですからね。シングルなんて本当に憧れの憧れで。カラオケ入りですよ(笑)!? カラオケ聴いた人にすっごいシンプル(なサウンド)だと思われるかも......。でも、そこがスペサンらしさです(笑)。
-シンプルとは言いつつも、いろんな工夫は盛り込まれていて。
はい。こだわっております! みんなで合わせながら"あ、ここはミュートを入れよう"とかいろいろアレンジをして。ひたすら"いい曲を作ろう"という気持ちで取り組んで。アルバムを作るとか、今回ならアニメの主題歌をやるぞとか、しっかり決まってるゴールに向かって、メンバーみんなで制作してます。いつもはマイペースなスペサンですけど、ゴールが決まると"やらなきゃ!"ってなりますね。でも結局マイペースにやって、怒られちゃう(笑)。でもね、無理に作ってもいい曲できないんでね! (曲が自分に)来るまで待ちます。体の中から湧き出るものを声に出した、みたいな......。無理しないです(笑)。
LIVE INFO
- 2025.12.26
-
Girls be bad
(sic)boy
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
水曜日のカンパネラ
TOMOO
ポップしなないで
ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / 3markets[ ] / Cloudy ほか
坂本慎太郎
インナージャーニー
LACCO TOWER
UVERworld
RADWIMPS
RAY
- 2025.12.27
-
優里
東京スカパラダイスオーケストラ
MOS
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
ハシリコミーズ
Mirror,Mirror
ザ・クロマニヨンズ
LEGO BIG MORL
神聖かまってちゃん
the band apart × FRONTIER BACKYARD × ASPARAGUS
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
ExWHYZ
Appare!
RADWIMPS
凛として時雨
- 2025.12.28
-
優里
水曜日のカンパネラ
MONO NO AWARE
LEGO BIG MORL
柄須賀 皇司(the paddles)
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
KenKen
SPRISE
cinema staff
Nikoん
ザ・クロマニヨンズ
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
(sic)boy
YONA YONA WEEKENDERS
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
吉井和哉
Plastic Tree
- 2025.12.29
-
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
KiSS KiSS
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
"fractrec presents『OBSCURE TOWER 2025』"
Devil ANTHEM.
The Biscats
TOKYOてふてふ
- 2025.12.30
-
UVERworld
SIRUP / HY / Chara / 木村カエラ ほか
LiVS
RAY
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
KenKen
Another Diary
- 2025.12.31
-
UVERworld
ビレッジマンズストア / 夜の本気ダンス / THE BOYS&GIRLS / セックスマシーン!! ほか
SOIL&"PIMP"SESSIONS
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
- 2026.01.03
-
NANIMONO
Poppin'Party
- 2026.01.05
-
UNDERWORLD
LiSA
- 2026.01.07
-
ART-SCHOOL
- 2026.01.08
-
BIGMAMA
LITE
東京スカパラダイスオーケストラ
- 2026.01.09
-
ザ・クロマニヨンズ
Awesome City Club
RAY × きのホ。
LiSA
小林私 × 澤田空海理 × 和田たけあき
ヤバイTシャツ屋さん / 10-FEET / G-FREAK FACTORY / NUBO
OKAMOTO'S
マルシィ
RELEASE INFO
- 2025.12.26
- 2025.12.27
- 2025.12.29
- 2025.12.31
- 2026.01.01
- 2026.01.04
- 2026.01.06
- 2026.01.07
- 2026.01.09
- 2026.01.11
- 2026.01.12
- 2026.01.14
- 2026.01.16
- 2026.01.19
- 2026.01.21
- 2026.01.23
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ZOCX
Skream! 2025年12月号
















