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INTERVIEW

Japanese

THEラブ人間

2013年04月号掲載

THEラブ人間

メンバー:金田康平(歌手)

インタビュアー:伊藤 啓太

俺たちの愛と青春を歌ったTHEラブ人間は1stフル・アルバム『恋に似ている』をリリースし1つの時代を終えた。それを青春時代というのかもしれないが衝動と刹那的な愛に満ちた言葉を歌った金田康平とTHEラブ人間はもういない。彼が今作『SONGS』に込めた思いは“死を目の前にしたときに光る生の輝き”。今までを詰め込んだ前作からこれからを歌った今作――『SONGS』にかける思いを金田康平に訊いた。

-“下北沢にて”は大成功と言っていいですよね?

今まで――前回2回と比べたらグンといきなり頭1つ抜けた感じにはなった気がするかなぁ。

-サーキット・イベントは増えましたけど、街が1つの塊になっている感じが出せているイベントってなかなかないですよね。

下北でも色々あるけどあんな感じにはならないよね、バンド主体だからっていうのはあると思う。今までと全然違ったのは、やっぱり前回2回って歩いているお客さんがTHEラブ人間が好きな人だけで。でも今回、THEラブ人間知らないけどフェスに来ているっていう人も増えた。呼んでいるバンドの幅が広がったからかなぁ。

-確かにそうかもしれないですね、前2回は面子を見ても“THEラブ人間とその仲間たち”だったと思う。それがやっぱり会場も増えたし面子の幅も広がって“下北沢にて”というイベントが、もしかしたらTHEラブ人間が主催しているってわからない人も出てきたかもしれないよね。

1つピタっとフォーマットが出来たと思う。だからそれをこれからも守るか、壊すかどっちにするかっていうのと、次回開催をいつにするかっていうのを悩み中。年1ではやっていたけど別に年1でやるって決めてないからね。サーキット・イベントっていうわけではないし、元々が。サーキット・イベントをやるっていうんではなくて、自主企画をやるんで1会場ではつまらないから3会場でっていうとこからだから。“下北沢にて”っていう名前で1会場でも良いわけで。だからなんか悩んでいるんだよね。

-“下北沢にて”を開催して、成功させて。何かバンドに還ってくるものってあった?

疲労感(笑)と……バンドがね、仲良くなった気がする、ちょっと仲良くなった気がする。別に仲悪いわけではないけど、前よりも腹割って話せるかな。やっぱさ、“下北沢にて”って自分たちのライヴ以外の時間って企画とかさ、経理とか全員デスクみたいになってたりしてたからさ営業とか。事務所とか付く前のことを思い出したかな。自分たちで物販いくらかかって、ガソリン代いくら掛かって、ツアーいくら掛かってとかを計算してとか、久しぶりにそういうことをやった感じがしたね。規模がでかいからほんと大変だった。だから“下北沢にて”あんな長い時間やって、最後自分たちが30分40分やるわけじゃん。もうギター持ったとき嬉しかったもん、“そうそうそう、これこれこれ!”つって(笑)。結局なんか本職じゃないんだなぁってわかって、イベンターが。個人的にはやっぱこれしかないっすねって思いながら歌ってた。あの日“下北沢にて”のアンコールで「shimokitazawa-nite」やったんだけど俺感電しちゃって、この間映像観たらマイク持った瞬間“バチッ!”ってなって、俺骨になってたもん(笑)、雷落ちたみたいに。最初わかんなくて、そのままサビまたバッって歌った瞬間また“バチッ!”ってなって普通にマイク落したんだよね、体痺れちゃってマイク握れなくなって。

-感極まっているのかと思った(笑)。

感電してた(笑)。感極まって感電してたって書いといてください。

-そして今作『SONGS』ですが、『アンカーソング』をリリースしたときにはもう作り始めてました?

もう“下北沢にて”の次の日にはマスタリングが終わってた。2011年の12月31日過ぎぐらいから作り始めて、夏……前、春の終わりくらいに楽曲は制作して、そこからすぐレコーディングだったから、2012年の夏から秋の終わり、10月中旬には終わってる。それでクリスマス・イヴにマスタリングで終わりって感じかな。