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DISC REVIEW

Overseas

Hits To The Head

ここ日本でも絶大な支持を得ているロック・バンド FRANZ FERDINANDが、キャリア初のベスト・アルバムをリリースした。ベスト盤というと、コアなファンからは軽視されがちだが、これは結成20年を越え、多くの世界的ヒット曲を持つ彼らの軌跡

Torpedo

UKのみならず日本でも高い人気を誇るFEEDERの、約2年半ぶり11作目となるオリジナル・アルバム。前作『Tallulah』では瑞々しいロック/ポップ路線を鳴らしていたが、コロナ禍以降に制作された楽曲を収めた本作では、重々しいディストーショ

Spencer Gets It Lit

アグレッシヴでグルーヴィで革新的な、唯一無二のロックンロール・サウンドを鳴らし続けるJon Spencer。彼が2018年リリースのソロ作を経て、ついにJON SPENCER & THE HITMAKERSとして本格始動。THE JON S

Love Sux

みんなこのAvril Lavigneを待っていたんでしょ? というような、パンク・ロック・プリンセスの帰還を高らかに告げる最高の1枚ができあがった。これぞ、まさに私たちのAvril! それにしても、相変わらずかわいくて本当にビックリ。昨年の

Oochya!

UKを代表するロック・バンドのひとつ、STEREOPHONICS。これまで作品ごとに様々な顔を見せてきた彼らだが、12作目のオリジナル・アルバムとなる今作は、そんな彼らのロックのすべてが盛り込まれていると言っていいかもしれない。初期のグラン

The Kick

ZEDDとのコラボレーションでも知られる、UKのシンガー・ソングライター FOXESが、6年ぶり3枚目のアルバムをリリース。パンデミック下での制作ということで、リモートで行われたという今作は、ロックダウンの閉塞感をまったく感じさせない解放感

Night Call

ヴォーカルのOlly Alexanderのソロ・プロジェクトとして再始動後初のオリジナル・アルバムで、すでにUKでは初登場1位を獲得。LGBTQ+のアイコン&アクティヴィストであり、80年代のゲイ・コミュニティを描いたドラマ"It's a

Time Skiffs

ANIMAL COLLECTIVEってこんなに聴きやすかったっけ。00年代後半のUSインディーを席捲したフォークとサイケの折衷ブーム、およびボルチモア結成のバンドが拠点としたブルックリン・シーンを代表する4人組の6年ぶりとなるアルバムは、そ

As I Try Not To Fall Apart

UKのポスト・パンク/インディー・ポップ・バンドによる6thアルバム。全英チャートで1位を獲得したデビュー作『To Lose My Life ...』などに関わったEd Bullerや、WEEZERなどを手掛けるClaudius Mitte

The Dream

"BRIT Awards"など各賞を受賞してきたUKきってのインディー・バンドでありつつ、ストイックなまでに曲に込める要素をひとつひとつ庭を歩きながら集めるようなスタンスは不変。前作『Relaxer』から約4年半ぶりとなる本作では空間を大き

Fix Yourself, Not The World

世界を変えるには、まず自分から――そんなテーマを掲げた本作は、人と人を隔てる昨今の状況はもちろん、バンドにとって大きな挑戦となったリモートでの制作も反映されているのだろう。リヴァプール発の3人組による4年ぶりの新作は、きらびやかなギター・ポ

Ghosts On Tape

UKブライトン出身の男女オルタナティヴ・ロック・デュオが、約3年ぶり6作目のアルバムを発表。前作『Get Tragic』ではシンセを導入し表現の幅を広げた彼らだが、本作でもその方向性を継承している。荒々しいビートにノイジーなディストーション

World I Understand

UKシェフィールド出身の4人組インディー・ロック・バンド THE SHERLOCKSが、ニュー・アルバムをリリース。3枚目となる今作でも変わらず、見た目もサウンドも"これぞまさにUKのバンド"という教科書的なスタイルを貫いている(バンド名も

Armageddon

ポップ・パンクの明るく爽やかなサウンドが前面に押し出されたBETWEEN YOU & MEの2ndアルバム。甘酸っぱい恋心や、SNS時代特有の虚栄心などをテーマに、自分、他人、世界と向き合う現代の若者らしい青さが楽曲の勢いを加速させるが、ラ

Churches

RihannaやChristina Aguileraなどへの曲提供でも知られるイタリア系のシンガー・ソング・ライターの6thアルバム。ストリーミングで20億回再生を超える彼女の魅力は、ティーンエイジャーのような甘さと繊細さを兼ね備えた耳に残

It's All Smiles

フィリピン出身、THE 1975のMatthew Healy(Vo/Gt)に見いだされ現在はロンドンを拠点に活動するNO ROME。CHARLI XCXやA. G. Cookといった名だたるアーティストとのコラボで注目を集める彼の、初となる

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"ポケモン GO"との異例のコラボも話題のEd Sheeran。そんな彼の最新作は、"="というタイトルの示す通り、デビュー・アルバム『+』(2011年)から連なるシンボル・アルバム・シリーズの集大成ともなる作品だ。今作は、父となったことを

Acoustic Hymns Vol.1

90年代を代表するロック・バンド、THE VERVEのフロントマンで、ソロでも活躍するRichard Ashcroftが自身のキャリアから12曲を選曲し、アコースティック・バージョンで収録した今作。コロナ禍でのロックダウン規制が緩和されたタ

I Don't Live Here Anymore

USインディー・ロック・シーンの実力派、THE WAR ON DRUGSの4年ぶり5作目のフル・アルバムとなる今作は、約3年という時間をかけてじっくりと楽曲を練り、ADELEの最新作も手掛けたShawn Everettを共同プロデューサーと

Let's Just Say The World Ended A Week From Now, What Would You Do?

ロンドン出身のエレクトロニック・アーバン・ソウルの名手の新作は長いタイトルが示す通り、ある仮定にもとづいたふたりの物語を軸に展開する。これまでマイナー・キーのメロウで洗練されたネオ・ソウル×エレクトロを持ち味にしてきた彼らが、グッと開かれた