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DISC REVIEW

ICE GLEAM

夜を彩る"ネオンロック"バンド、猫背のネイビーセゾンが3rdミニ・アルバム『ICE GLEAM』をリリースした。本作は、"愛すグリーム≒煌めきを愛そう"をテーマに、初の映画主題歌「MONOTARINAI」をはじめ、すでにライヴ・アンセムとな

メジャーな音楽

待望のメジャー1stフル・アルバム。SNSが主戦場となった現代の音楽シーンへの嘆きや"SNS疲れ"を吹っ飛ばすキラーチューン「インターネットやめたい」は、ギター・ソロ不要論をぶった切る様が気持ちいい。そんな持ち味を貫く一方、夏の記憶を紡ぐ「

HUG

今年タクオ(Ba)が正式加入、初のZeppワンマンも決定し勢いに乗るパーカーズ。"POPS日本代表"を掲げる彼等が、今作ではピアノやストリングスを新たに取り入れ鬼に金棒だ。小粋なピアノとクラップで始まる「Hug me!!」から、進化を遂げ洗

bouquet

相変わらず耳が楽しいおいしくるメロンパンの新作が到着。メジャー1stアルバムとなった本作だが、10年前の1stミニ・アルバム当時と同じ純粋な気持ちで作ったという峯岸翔雪(Ba)の言葉通り、方向性が変わったり、"らしさ"が失われたりといった心

Space/Range

タイトル"Space/Range"に掲げられた"空間"と"射程"。本作には、音楽がどこを居場所とするのか、どこまで進み誰に届くのか、という鉄風東京としての2つのテーマが込められた全7曲が収められた。特に「In YOURS」は、その核心を映し

D o n' t L a u g h I t O f f

期待のインディー・バンドとして出発し、今やJ-POPの人気者としての風格すら纏う羊文学。この『D o n' t  L a u g h  I t  O f f』は、その軌跡の全てをアップグレードした入魂

可愛女子

とびきりキャッチーなリリックと、それをスタイリッシュに仕立てる巧妙なトラックで席巻中の水カンの新作は、なんと8曲中7曲がタイアップ。多種多様な作品から着想を得ることで、持ち前のウィットに富んだ発想力が輪を掛けて四方八方に炸裂している。TVア

Kawaii Future IDOL

これまでも多様なコンセプトを掲げて活動してきたNANIMONO。彼女たちがこのたびリリースする3rdアルバム『Kawaii Future IDOL』で定めたそれは、"Kawaii Future Bass"だ。本作で見せるメンバーのアニメチッ

う、ちゅー。

超☆社会的サンダルが初のコンセプト作品に挑んだ2nd EP。"宇宙"と"青春"をテーマとして、映画"やがて海になる"の主題歌「おとなになったら」や、MVが公開された「東京」を含む全6曲を収録する。超社らしさを推し進めながら、歌やサウンドが洗

ZERO

2024年に活動休止した鋭児が、ついに活動再開。ニューEP『ZERO』をリリースする。表題曲「ZERO」のダークなムードを漂わせる印象的なギター・リフと、内に秘めた闘志を燃やすようなヴォーカル、パワフルな音像に圧倒される。浮遊感のあるサウン

引力について

新曲2曲と、厳選した過去曲9曲(一部をリテイク)を収録したEP。表題曲「引力について」は、"リンゴは落ちるのに 月が落ちないのは/彼女には彼女の 事情があるからで"と渡會らしいユニークな書き出しに思わず耳を傾けて聴き入ってしまう、爽やかなが

The Same Old Wasted Wonderful World

2000年代に吹き荒れたエモ/ポップ・パンクの一大旋風も今は昔。さらには、MOTION CITY SOUNDTRACKは長い休止期間を挟んでおり、アルバム・リリースは実に約10年ぶりだ。だからこそ、この『The Same Old Waste

Breach

母国アメリカでは、スタジアム規模の人気を誇るまでに成長したTWENTY ONE PILOTSが、前作から1年半足らずでリリースした8thアルバム。4thアルバム『Blurryface』から続く壮大なストーリーを締めくくる作品ということで、過

Play

デビュー作『+』(2011年)に始まり、『-』(2023年)まで5作品にわたって続いた一連の"マスマティックス"シリーズを完結させたEd Sheeranが、ついに新たなフェーズに突入。相変わらずのキャッチーなソングライティングのセンスは健在

スノウドロップ

話題作のタイアップを次々と担当し、その名をさらに広めるConton Candyがシングル『スノウドロップ』をリリースした。表題曲は、TVアニメ"青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない"オープニング・テーマで、原作内に出てくる"思春期症候群

火星探索

赤丸急上昇中、現役大学生の男女4人組バンド 通称"ゴーテンナナ"。たしかに、10代を中心に、耳にすっと入って来る女性Vo たかはしの歌声とキャッチーなメロディが人気なのは納得なのだが、本作のリード曲「百年公約」を再生して、その実年齢以上に大

fragile Report

この2ndアルバムを携えた全国47都道府県ツアーの入場権が当のCD購入だったり、すべからく定石を突破した活動を展開中のロック・バンド、Nikoん。1stアルバムがオオスカ(Gt/Vo)の楽曲が大半を占めていたのに比して今作は全曲マナミオーガ

暴動遊戯

7インチ『暴動クラブのテーマ』(2023年)でインディーズ・デビューし、その華やかな"持った"佇まいと、若者らしく世や時代に歯向かい、退屈と不甲斐なさとを燃料にロックンロールを爆発させる暴動クラブ。今年の"フジロック"では、釘屋 玄がROU

ナイスに恋して

前作から約4年ぶりのアルバムとなる本作は、サウンド・プロデュースをカメダタク(オワリカラ/YOMOYA/Key)が担当。グルーヴィ且つパワフルに展開される「バカと自由」や、ギター・リフが怪しげに躍る「おかしな夢」、浮遊感と激情的なサウンドが

東京初期衝動

8月の配信シングル「さよならランデヴー」では、盟友 北澤ゆうほ(Q.I.S./the peggies)を作曲&編曲に迎えてバンドの持つポップ性をブーストした東京初期衝動。この「さよならランデヴー」は、"君"と過ごした日々、未だ美しいだけの思