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DISC REVIEW

stereo future

BiSHのメジャー5thシングル表題曲「stereo future」は、PlayStation®4/STEAM®用ゲームソフト"GOD EATER 3"のOPテーマ。壮大で疾走感のあるこの曲は、ゲームの世界観に沿いつつも、孤独を感じていると

ステレオとモノローグ

"片手で数えられるくらいの/譲れないものがここにあるから"――堂々と宣言するようなフレーズから幕を開ける「ステレオとモノローグ」。ポップとラウドの間を突く骨太な演奏と、音楽シーンの流れを汲み取ったようなシンセの音色がバッキングを固めつつ、際

Burden

コドモメンタルやCINRA.NETらが手を組んで開催した"404〈ヨンマルヨン〉AUDITION"の優勝バンド、étéの初となる全国流通盤ミニ・アルバム『Burden』。3ピースの演奏が複雑に絡み合うサウンドに乗せて、中性的......と言

REBOOT

岸田教団&THE明星ロケッツは今作をもって、文字どおりバンドとしての"REBOOT"を果たしたことになるはずだ。リーダーである岸田(Ba)の思惑がより忠実に具現化されることになったせいか、今作では各曲における音楽的意思伝達率が格段に飛躍して

ONE!

サポートのキーボードも含め、ギター×2、ベース、ドラムの音の抜き差しで構成される隙間の多さ、そしてそこに詰め込まれた多ジャンルの深度が聴けば聴くほどに楽しいネクライトーキーの1stフル・アルバム。ゲーム・ミュージックとポスト・ロックが邂逅し

最後のフロンティア

ヒジカタナオト(Vo/Gt)が"ドラマチックアラスカの節目となるようなアルバムをリリースするときに使おうと思って、かなり昔から取っておいた"と語るタイトルを冠した記念すべき1stフル・アルバム。全14曲の中には、心を温めてくれる言葉が並ぶ「

DANCE TO THE MUSIC

古今東西のダンス・ミュージックを、J-POP的な展開のわかりやすい音楽に転換するセンスとスキルが20代後半世代の中でも突出しているShiggy Jr.が本領発揮。1曲目はTVドラマ"僕らは奇跡でできている"オープニング曲でもある「ピュアなソ

ポラリス

初の海外ライヴを経て、ヒトリエが『ai/SOlate』から1年ぶりにリリースするニュー・シングル。TVアニメ"BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS"EDテーマとして書き下ろされた表題曲「ポラリス」は、シンプ

歓喜

バンド存続を賭けて臨んだアマチュア・バンドのオーディション"BANDWARS"でグランプリを獲得したab initioが、LINE RECORDSからリリースしたデビュー作。アコースティック・ギターと歌によるミニマムの編成から歌が始まり、次

泣きっ面に煙

今年メンバー全員が大学などを卒業して、これまでの遠距離から東京を拠点とする活動となったsympathy。学生時代や10代への郷愁感を滲ませながらも、社会に出て毎日を目一杯生きている女の子の姿を描いているのが、この4thミニ・アルバムだ。いろ

ホームタウン

3年半ぶりのオリジナル・アルバムは、シンプルなバンド・アンサンブルの魅力と底力が発揮されたパワー・ポップが満載。驚くのは、バンドのルーツのひとつでもあるWEEZERのRivers Cuomo(Vo/Gt)が2曲作曲していること。だが、Riv

STAY REMEMBER

中毒性の高いライヴで注目を集める"クラスにひとりはいそう"な男子3人組、とけた電球が新体制として初めてリリースする1st EP。"このままではいけない"とわかっていたのに変われなかった悔しさが滲む「覚えてないや」、ツイてなかった1日の終わり

17才

ハルカトミユキがこんなにまっすぐに明るい曲を書くとは。ふたりがデビュー記念日にリリースする初のシングル表題曲は、TVアニメ"色づく世界の明日から"のOPテーマ。ハルカ(Vo/Gt)が丁寧に紡いだ色彩豊かな歌詞は、アニメの世界観とリンクしなが

リビングデッド

11月16日、初の武道館公演[朗読演奏実験空間"新言語秩序"]を開催するamazarashiが、同公演に向けて書き下ろした3曲をリリースする。"「新言語秩序」プロジェクト"のテーマ="言葉"は、amazarashiが元来大切にしてきたもの。

PARADOX

フォルムこそ変わらないにせよ、その時々により見せ方を変えていくバンド。QUADRANGLEは、それだけのことができる技術や手腕というものを持っている存在だ。今作の表題曲はTVアニメ"RErideD-刻越えのデリダ-"OP曲として起用されてい

ファンタスティックヒューマン

"ライヴが多すぎてアルバムを作る余裕がなかった"というシンガロンパレードの初アルバムは、その言葉も頷ける、ライヴの光景が目に浮かぶものとなった。音を詰め込まずに隙間を効果的に使って歌を聴かせており、自分たちの3ピース・サウンドに自信を掴んだ

UNBALANCER

"サンボブ"こと3SET-BOBの2ndミニ・アルバムは表題(読み:アンバランサー/※造語)にあるように、主に不安定で宙づり状態の気持ちや曖昧な自分と向き合った歌詞が揃った全6曲。ラップと歌メロを大胆に持ち込み、ミクスチャー、メロディック、

PASSPORT

劣等感を反逆の意志に変える群馬発の4人組ロック・バンド、KAKASHIの2ndミニ・アルバム『PASSPORT』。初の全国流通盤となった前作『ONE BY ONE』から1年足らずでリリースされた今作は、いかにも彼ららしいタイトルの「ドブネズ

万物の独白

広島県福山市発の4人組 CRAZY VODKA TONICが、前作から8ヶ月ぶりとなる新作をリリース。バンドの芯はそのままに、最先端の音楽を随所に落とし込んだという新曲と代表曲「前人未踏」を収録した6曲入りのミニ・アルバムだ。"万物"という

be all one / その日がくるまで

元Rootlessのメンバー O-tsubo(Dr)とJun(Gt)を中心に結成された4人組バンド、Luck Stokesの初シングル。生粋のライヴ・バンドでありながら、今作はほぼ全編を打ち込みで完成させるという異例のレコーディング・スタイ