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DISC REVIEW

秘密とルーシー

昨年はロックとクラシックを融合させたコンセプト・アルバム『Roclassick』などで話題を集めたBIGMAMA。2011年初リリース作品となる今作は「秘密」と「Lucy」の両A面シングルだ。滲むように広がるギターと流線形を描くように繊細な

Power Of The City

結成1年目にしてFUJI ROCK FESTIVAL 2008のROOKIE A GO GO!に出演し、その存在感を露にした彼ら。メンバー・チェンジを経て3人編成となり、届けられたこのセカンド・ミニ・アルバムはヒップホップ、ロック、ポップ、

THE LEMON SHARK

沼田壮平の一人ユニットOLDE WORLDE(オールディ ワールディ)の2ndアルバム。昨年は、アジカン、スピッツ等のビッグ・バンドからの出演オファーに始まり、ROCK IN JAPAN、SUMMER SONICへの出演を果たすなど、一気に

Walk across the universe EP

“Walk across the universe”とは、空中ループ×大谷友介(POLARIS / SPENCER)、益子樹(ROVO)によるコラボ・プロジェクトを指すものだ。この3者による最初の作品は、バンドに主軸を置いた3つの個性の融合

FREE

PONTIACSとしての活動や他アーティストのプロデュース等で活躍中の、ベンジーこと浅井健一率いるSHERBETS待望のフル・アルバム。前作『MAD DISCO』は緻密なサウンド構造が織り成す張り詰めた緊張感が印象的なクールな作品だったが、

SOME SMALL GIFTS

VIVIAN GIRLSとの共演などでインディー・シーンで注目を集めているガールズデュオ・She Talks Silence。もともと山口美波のソロ・プロジェクトとしてスタートし、ドラムのAmiが加入。音楽制作を手探りで開始し、自宅の寝室で

SOUND BURGER PLANET

きたきた! 夏がやってきたと思ったら、かせきさいだぁが13年という時を経て待望のニュー・アルバムを発表!! イラストを描いたり、マンガを描いたりと音楽以外のフィールドでも多忙を極めている彼だが、今作は渡辺俊美、川辺ヒロシ(TOKYO No.

くだらないうた

「秀吉」というバンドとの出会いは、2008年に入ったばかりの頃だろうか。インパクトのあるバンド名と、それにそぐわない程に透き通った声に惹かれたことを覚えている。美しく優しいメロディ・ラインと、温もりを伴った歌声。奇をてらわず、素朴できちんと

こっちを見ている

おいおい!どうなってんだ!?やはり"ロック界の奇行師"を自称するだけに、思いもよらない展開をしてくれるぜ!前作『フィクションを科学する』から約7ヶ月という驚異的なスピードでアルカラが新作『こっちを見ている』をリリースする。フロントマン稲村太

待ちくたびれて朝がくる

ひと度口に含めば体の芯まで温まり、心を解きほぐす。そして、甘い香りと共に上がる湯気のような安心感と温もり。まるで冬の日のココアのような声だ。メロディと演奏の中をたゆたう無垢なその声は、冒頭曲から、なんと53回も"キライ"と繰り返す。これには

El Primero

08年結成、大阪を拠点に活動する、全員が21歳のスリー・ピース・バンド、キドリキドリの1stフル・アルバム。"さようなら洋楽コンプレックス"なんて気合いの入った言葉を掲げているだけあり、不穏な幕開けを飾る冒頭曲「The Song Of Ne

Go Around

トラックメイク担当のShigeと、ヴォーカルと作詞を担当するKateによる男女デュオDadaD(ダーダーダー)の1stシングル。英語と日本語を交互に並べた歌詞すらも、風のように歌うヴォーカルに翻弄され、どこの国の言葉を口ずさんでいるのかなん

Like or LoveStory

大阪発、アシガルユースのメジャー・デビュー・シングル。メタボリックなルックス、最高級にスウィートな“実体験ゼロ”のラヴ・ソング…色々と反則な要素の多いバンドだ(笑)。中でも特筆すべきは、大袈裟にデコレーションされたJ-POPであるという点。

SUNDOGS

まずは、「太陽とイーリス」をぜひ聴いてもらいたい。UNCHAINが追い続けてきた“ソウル”の息吹が、感動的なメロディを伝わって胸を貫く――。そんな“ソウル愛”を強力な芯にして、彼らはまたも新境地を開拓した。「スタイル・ミサイル」のスピード感

spectrachroma

名古屋在住のエレクトロ・バンドwhite white sistersの2ndミニ・アルバム。電子音の波間をぬって流れ来るメロディは幾度も体を通りぬけ、その度に恍惚の波が押し寄せる。その広大なサウンド・スケープは神秘的だが暗く、重く、そして閉

きみはどう?

06年結成の3ピース・バンド新世界リチウムの2ndミニ・アルバム。僕たちはまだ成長途中であり、未熟である――。日々迷いながら必死に今をやり過ごそうとする若者が、そのありのままを言葉にした、実にまっすぐな目線から語りかける音楽だ。そして、アル

ヘンリーズ革命、後の

RCサクセションやユニコーンにも10代の頃があったんだよなぁ、などとぼんやりと考えてしまった。80年代を匂わせるロックンロールに、忌野清志郎を思わせるヴォーカル。どこか懐かしい人生賛歌。16、7歳の少年たちが集ったヘンリーヘンリーズは、結成

2010.12.23 SHIBUYA C.C.Lemon Hall

世界の終わり、初の映像作品は、昨年末に行われた渋谷C.C.Lemonホール公演の模様を収めたもの。いやはや、映像として見ると、凄まじいとさえ思う―。そして、"何故、今、世界の終わりはこれほど求められているのか"ということが良く分かる。今の子

ストレンジャー

前作『contradiction of the green forest』でただならぬ存在感を見せ付けた茨城出身のスリーピースバンド・真空ホロウのニューアルバムがリリース。すでにライヴでも披露されていた「闇に踊れ」も収録される。ミルフィーユ

失う用意はある?それともほうっておく勇気はあるのかい

2011年、アナログフィッシュのリリース第一弾は、10月10日に行われる、初の日比谷野外音楽堂ワンマン・ライヴへ向けた5曲入りEP。彼らが東京の空に響かせたいのはこういう歌なのか―。驚くほどに全てがシリアスで、現況に対して写実的でさえある。