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DISC REVIEW

PARTY LINE

DAISHI DANCEの海外輸出名義プロジェクト“Limited Express”に、クラブ系ウェブサイト「CYBERJAPAN」のプロデューサーを始め多岐に渡る活動で知られるMITOMI TOKOTOが加わっての初音源!日本のクラブシー

イギー・ポップと讃美歌

そのドアは、開けても開けても開けても開けても…きりがない。あれはなんだ?終わりなき欲望か?逃れようのない矛盾だったのか?サイケデリックかつディープなネヴァー・エンディング・ストーリーを描き出したデビュー作『ドアたち』はやはり本物だった。本作

New Action! Compilation Vol.1

毎月最終月曜日に新宿MARZで開催されているロック・パーティ『New Action!』から放たれた今作はロックンロールもヒップホップもエレクトロも含んだ全15曲。東京カランコロン、THEラブ人間を始めこれから注目を集めるであろうアーティスト

バイザラウンド

2003年結成、下北沢等を中心に活動する4ピース・バンドBYEE the ROUNDの1st フル・アルバム 。演奏とメロディで“攻め込み”、言葉では“責め込む”。苦しみもがく様を男臭く詩的に表現した、実に健全なギター・ロックだ。切情や熱情

Things You Used To Say

「ボトルに入った手紙を拾った少女は、その手紙を読みながら曲を作り、またそれをボトルに詰め込んで海に投げ入れた。“Very Truly Yours(親愛なるあなたへ)”と書き記した手紙と一緒に…」そんな愛らしい物語に由来する名前のバンドVER

RE:SUPERCAR 1-redesigned by nakamura koji-

SUPERCARは、1995年に中村 弘二(Vo&Gt)、いしわたり 淳治(Gt)、フルカワ ミキ(Ba)、田沢 公大(Dr)の4人組ロック・バンド。97年にシングル「cream soda」でデビューし、初期にはノイジーでポップなシューゲイ

Yes

ポップ・ミュージックの肯定的な力、“YES”のストーリー――即興パフォーマーからイベント・オーガナイザー、そしてプロデューサーなど多面的に活動する音楽家、藤乃家舞がYAMP KOLTとして初のアルバムをリリースする。8人の個性派女性ヴォーカ

NEVER ENDING AFRIRAMPO

初めて彼女達を見て、その迫力とパワーに圧倒されたのがついこの前のようである。歴史を語るにはあまりにも短い。10年6月に突如解散を発表したあふりらんぽから、ライヴCD+2枚のDVDという、3枚組の大ボリューム作品が届いた。CDには梅田Shan

Kidz Rec.03

80KIDZが主宰するインディ・レーベルKIDZ REC.からのコンピレーション・アルバム第3弾。このコンピ盤シリーズの常連でもあるBAROQUEからは新曲「Hit It!」が収録されているが、これが必殺キラー・チューンに仕上がっている。フ

マリアンヌの恍惚

歌謡曲、プログレ、ロックン・ロール、ガレージ......音楽のジャンルなんて作詞作曲&プロデュースを担当するマリアンヌ東雲(歌、電気オルガン、パーカッション)の前では何の意味も持たないのかもしれない。だってそんな概念は五感を鈍くするだけ!

実録!グループ魂全国ツアー「客VS俺!どっちがスケベか競争して来たど!15番勝負」

このバンドの本領が発揮される"ライヴ"という舞台をパッケージしたグループ魂、初となるライヴ盤をリリース。全15公演のツアー・ファイナルは日本武道館で行われた。とにかくオーディエンスとの一体感がハンパないコール&レスポンスは、お客さんのノリが

一番はじめの出来事

残響records発、スリー・ピース・バンドの1stミニ・アルバムが到着。これぞ残響recordsといった激しさの中にギター・アルペジオが美しくメロディを紡ぎ、絶妙のズレがクセになるリズムに澄んだ歌声がのったときにエモーショナルが爆発して音

花束

1stアルバム『Perspective』以来10ヶ月振りのリリースとなる、09年にメジャー・デビューした3ピース・バンドPrague(プラハ)の5曲入りミニ・アルバム。タイトルにもなっている“花束”の持つ魅力を5つの角度から切り出してゆく、

A.M.T.P.to RESIST DRUGS AND VIOLENCE

昨年リリースされたサイケデリックとパンクを融合させた彼らの1stアルバムでは、新たなエレクトロ・パンクの形を見た。だが今作ではそのイメージを自ら粉砕。2本のシンセサイザーと軽やかなリズムが交錯する、非常に煌びやかでポップな仕上がりになってい

燃えて泣く鳴る

スペースカンフーマンのMCとしても活躍中のhigを中心に2008年に結成されたエモーショナル・スリー・ピース・ロック・バンド、緋と陽。コントラバスにはNATSUMENのベーシスト、山本昌史を迎えている。“燃えて泣く鳴る”というタイトルからも

稲川くん

『稲川くん』と銘打たれた8thアルバム。いきなりのタイトルにつかみは完璧だ。実は今年で結成20年目を迎えるGOING UNDER GROUND。大御所と断言してしまえるほどのキャリアを積んでいるにも関わらず、松本素生(Vo&Gt)の描く世界

Oh! No! It's Heavy Polysick!!!

POLYSICS、3人編成となってから初のフル・アルバムはその名もHeavy Polysick=重度のポリ病。今年1月に行われた彼らの新年一発目のライヴで初めてスリーピース版POLYSICSを観たのだが、兎に角"Heavy"だったのを覚えて

流線型/飛び乗れ!!ボニー!!

初となる両A面シングルが到着"ビューン ビューン ビューン"という擬音語が印象的な「流線型」は宇宙への思いをはせる歌詞だけれどなんだか意味深なフレーズも。ハイテンションな叫び声、笑い声も入っていたりと楽しい雰囲気でレコーディングされたことが

Real Lie

2009年に若干19歳でデビューした4ピース・バンドS.R.Sの、ファースト・アルバム『ACROSS THE MINDSET』以来、1年振りのリリースとなる今作。ドラマ主題歌にもなっている表題曲「Real Lie」は、憂いのあるストリングス

命の更新

昨年4月、ドラム・坂井俊彦の急病によりツアーの全公演を中止。9月に退院し、リハビリと制作活動を同時進行しながら活動していたtacicaが遂に本格始動。"tacica 復活"の言葉を掲げ届けられたのは、生きるという行為そのものに焦点を当てた一