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DISC REVIEW

かごめかごめ / Hybrid TABOO

ぜんぶ君のせいだ。、ゆくえしれずつれづれに続き、コドモメンタルが送り出す3ピース・アイドル・グループ、幽世テロルArchitect。他グループ同様、尖ったエクストリームなサウンドと歌で、素っ頓狂に暴れ回る1stシングルだ。ヘヴィなインダスト

ENDLESS BLUE

神戸のライヴハウス、太陽と虎を拠点に活動する5人組ギター・ロック・バンドの初の全国流通盤。2012年の結成から何度かのメンバー・チェンジを繰り返してきた彼らが、これまでライヴで大切に歌い続けてきた「ハローグッバイ」を始め、現体制の新曲も数多

CRACKLACK

13年ぶりのシングル『ensemble』で新たな制作方法にチャレンジしたSCOOBIE DO。その方法とはリーダーのマツキタイジロウ(Gt)が打ち込みでデモを作り、それにある程度沿ってメンバーがアレンジしていくというもので、今作も同様に作ら

carbonium

メンバー全員がメイン・コンポーザーやプレイヤーとしても活躍する4人組プロジェクト、ariel makes gloomyがリリースする初の全国流通盤。炭素(カーボン)を意味するタイトルは、これまでに制作してきた楽曲を元素記号として数えたときに

502号室のシリウス

3ヶ月のライヴ休止なんて、なんのその! パワー全開のニュー・アルバムが完成! 今作は、エモーショナルな楽曲もパンクな楽曲もポップな楽曲も、グドモのライヴの楽しさが凝縮されたような作品となった。要所要所で効果的に使われる、厚みのあるコーラス・

もょもと

約1年ぶりの新作となる3rdフル・アルバムは、下川リヲ(Vo/Gt)いわく"ギター、ベース、ドラムというバンド・セットにこだわって制作した"もの。バンド・サウンドでもって渾身のストレートを投げる作品だ。ゆえにロック、ファンク、ダンス・ナンバ

解剖傑作

1stミニ・アルバム『エンドロール』の最終曲「9月4日」に繋がるニュー・シングル『解剖傑作』。表題曲はソングライター、斉本佳朗(Dr)の恋愛体験から生まれた曲で、手紙という形で、今は別々の道を歩んでいる女性への想いを綴っている。過去の恋愛に

パイナップルせんぱい

ヤバTの新作リリースのたびに"笑ってたまるか"と思うが、今回も一本取られてしまった。飲み会並のコール、驚きを通り越して呆気に取られるくらいのサビの出だしとそのオチ、突然の転調など仕掛けが多数の「ハッピーウェディング前ソング」は彼ら史上最も享

セツナユメミシ

前作「黄昏シンフォニー」に続き、今のKEYTALKが考える"普遍性"が、お馴染みの和なメロディやギター・リフ、親しみやすい歌メロに集約されている感があるタイトル・チューン「セツナユメミシ」は首藤義勝(Vo/Ba)作の楽曲。ただもちろん聴きや

TOUR2017 break "THE END" Makuhari Messe 20170320

ブルエン初の単独幕張メッセ公演の完全映像化作品。この日、その場にいたのだが、映像にメッセージを託したシリアスな「THE END」のオープニングや、これまでと違う演出に目を凝らすファンの表情にもブルエンのニュー・フェーズを再確認して瞠目。メッ

熱唱サマー

メンバー"4人の情熱"が存分に注ぎ込まれた、この夏にぴったりのニュー・アルバム『熱唱サマー』。佐藤千明がヴォーカルを務めるラスト作品は、聴き手の期待をグッと上回るほどのダイナミックさで心打たれるサウンドに。特に力強さを感じたのは、パワフルな

打上花火

映画"打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?"の主題歌で米津玄師との共演が話題の弱冠20歳のラップ・シンガー、DAOKO。同映画を彩る楽曲「打上花火」は、切ないピアノの旋律と、ブレスの効いたきれいなウィスパー・ヴォイスで、夏の夜に咲く打

BIZARRE CARNIVAL

6月に行った日比谷野外大音楽堂でのワンマン・ライヴがソールド・アウトするなど、国内外で活躍の場を広げるGLIM SPANKYの約1年ぶりとなる3枚目のフル・アルバム。60、70年代ロック、ブルースを現代の日本語ロックにアップデートした楽曲を

ROADSIDE PROPHET

デビュー20周年。リーダー脱退やレーベル移籍などの転機も前向きに乗り越え、ロック・シーンに君臨し続けるバイン。あえてメッセージを明言しない姿勢の彼らが今、何を歌うのか。シンプルで壮大なギター・ロック・ナンバー「Arma」は"このままここで終

骨

峯田和伸がNHK連続テレビ小説"ひよっこ"の小祝宗男役で俳優として、ぐんと知名度を上げるなか、3ヶ月連続でリリースするシングルの第2弾。2016年に安藤裕子に提供した「骨」と『DOOR』(2005年)収録の「援助交際」を再録・改題した「円光

視線

前作で感じた普遍性だとかポップ・ミュージックだとか、そんな言葉だけではとても形容しがたい音楽に進化していて、彼らのポテンシャルの高さをまざまざと見せつけられた気分だ。まず、オープナーの「GREEN」から穏やかじゃない。流麗な鍵盤と耳をつんざ

お告げ ~さあ占ってしんぜよう~

四星球が放つメジャー1stシングルは"占い"をテーマとして、1枚に13曲47分43秒収録という、シングルCDの概念を破壊した作品。表題曲が終わると牡羊座から魚座まで、星座順に1曲ずつ歌われているので当然まずは自分の星座から聴きたくなってしま

君とみた海

THE PAINS OF BEING PURE AT HEARTの楽曲タイトルから拝借した名を掲げて活動する、新潟のインディー・ポップ・バンドによる初の全国流通盤。10代から20代、子供から大人へと変化する少年少女の青春の1ページを1曲ずつ

D.R.E.A.M.

never young beachでも活躍するSatoshi Anan(Gt)が在籍し、今年SPACE SHOWER MUSICとマネジメント契約をしたPAELLAS(読み:パエリアズ)が最新作『D.R.E.A.M.』をリリース。同作品のリ

Garage

今年1月に活動の場を日本に移してから精力的にライヴを行ってきた台湾の4人組、noovyが初の全国流通盤となるミニ・アルバム『ONE』のリリースを経て、満を持してメジャー・デビュー。メジャーからのリリース第1弾となるシングルの表題曲にライヴで