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DISC REVIEW

おもちゃの魔法2

MAGIC OF LiFEとRhythmic Toy Worldが結成した合同バンド GIFTMENが放つ約9年ぶりの音源。バンド・コンセプトでもある"真夏のサンタクロース"を軸にした4曲を収録しているが、スカのリズムが高揚感を引き上げてい

ぎろりエンタイトル

吉本興業所属の芸人6名によるバンド、ジュースごくごく倶楽部の2ndアルバム。どの曲もオーセンティックなロック・サウンドを軸に、賑やかなホーン・セクションがハッピーに曲を彩る「小悪魔なんてもんじゃない」、タイトルの元ネタになっている楽曲と同じ

シニフィエ

歌声から始まる「ダイアル」は、ダイアルで喜怒哀楽を選んで"僕だけの歪なストーリー"を作り上げる興味深いナンバー。やり切れない感情が煮えたぎっているものの、ダイアルの音など遊び心も取り入れられており、メロディも開放的だ。他にも、"言葉の難しさ

Tensegrity

豪華クリエイター陣が楽曲を提供し、VTuberという枠を飛び越えて広がっていきそうなクオリティとなった。壮大なストリングスをバックに戌亥とこ、町田ちまそれぞれの実力と個性が光る表題曲の1曲目から、強烈なインパクトを発揮。亀田誠治が作詞作曲、

Sparkle X

結成35周年、5年ぶりとなる10枚目のアルバムは、"Sparkle"=輝かしい、"X"=10枚目、未知のものというタイトルが示すよう、バンドにとっても、ファンにとっても、これからの生きる道を照らすかのような作品となった。王道でシンプルなロッ

Clancy

オハイオ州を拠点に活動するグラミー賞受賞デュオ TWENTY ONE PILOTSが、約3年ぶりのニュー・アルバム『Clancy』をリリース。ポップスとしての聴き心地を担保しながらも、全体的にトーンが落ち着いた印象を受ける本作では、Tyle

ディスコの卵

約4年ぶりのフル・アルバムは、ディスコ="踊る"ことがテーマ。彼らの曲は以前から踊れるものだったが、改めてそこに向き合って生んだナンバーたちは、実に洗練されている。それでいてチルなだけでもクラブ音楽でもなく、バンドの持ついい意味の違和感も毒

Plastic Tree

2024年現在、これほど要素としてはオーソドックスなロック・バンドが未だに新しい聴感を開いてくれることに少し驚愕してしまう。結成30周年を迎え、ライヴ・メインの活動を経て約4年ぶりに完成したアルバムをセルフネームにするのも納得のオリジナリテ

超才開Twinkる

奇をてらった作品タイトルに独特なワード・センスを駆使した歌詞、狂気じみたMVなどエキセントリックな魅力を放つネオ・パンク・ロック・バンド、ザ・シスターズハイ。新体制初のCD作品となる今作は、オニザワマシロ(超☆社会的サンダル/Gt/Vo)に

Beast Mode / オクターヴ

"劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-"の劇中歌を掲げたダブルAサイド・シングルには、自身の中の"怪物"を解き放てと、シリアス且つ獰猛なバンド・サウンドを高鳴らす「Beast Mode」、初期衝動を抱えながら未来へ向けて加速していく姿

オン・ザ・フロントライン / センスレス・ワンダー[ReREC]

デビュー10周年記念の両A面シングル。「オン・ザ・フロントライン」は、ストレートなロックやポップなキラーチューンを生んできたゆーまお(Dr)作のナンバーでは珍しくクールな始まりだが、聴き進めて納得。切なさと美しさを包括するこの"破壊力"は彼

誰我為

日本のロック・バンドやアーティストが数多く手掛けてきたTVアニメ"僕のヒーローアカデミア"という努力や友情の物語のオープニングに、TKというある種エキセントリックな才能が書き下ろす意外性。すでに現在の代表曲になった印象すらあるが、やはりこれ

JUST SIZE

2022年結成、昨年春より現在の編成となり、都内のライヴハウスを中心にライヴ活動を行い、"マイナビ 閃光ライオット2023"3次ライヴ審査進出も果たしたレトロ・ポップ・バンド、モウソウキリンの1stアルバム。配信シングル「今日は絶対KISS

7th

miwaにとって通算7枚目となるオリジナル・アルバムのタイトルは、シンプル且つストレートに"7th"。そんな本作のコンセプトは"誰にも染まらない"とのことで、随所に"7"を連想させる要素を散りばめながら、力強いマインドを軸に据えた作品に。L

RICORITA

すべてをDIYで取り組んできたDENIMSの4thフル・アルバム『RICORITA』。2本のギターが絡み合う「Journey To Begins」のチェンバーな音像に、自身のスタジオで制作する光景と旅の始まりを告げる空気感が重なり合う。爽快

Unspoiled

手つかずの、などの意味を持つ"Unspoiled"と冠した本作。今の生き生きとしたKroiが"自然のまま"収められた印象だ。オリエンタルな幕開けから、「Green Flash」、「Signal」でお得意のファンキーなKroiが顔を出したかと

Prelude To Ecstasy

英国ロックの新たなスターとして世界から熱視線を浴びるロンドンの5人組ガールズ・バンド、THE LAST DINNER PARTYがついに待望の日本デビュー。本作は、本国ではすでに今年2024年の2月にリリースされているアルバムなので、すでに

Radical Optimism

今最も世界を魅了している歌姫のひとり、Dua Lipa。彼女の歌声が聴こえるだけで、それがどこでも、どんな場面でもダンス・フロアになってしまう。今作は"Radical Optimism(過激な楽観主義)"というタイトルの通り、そんなDua

redmarker (the red album)

メンバー全員が20代になったばかりの3ピース、redmarker。10代のときに作った曲の再録や20代になって作った新曲、全10曲を収録した初のアルバムが完成した。先行リリースした「i'm happy i was born.」は、NIRVA

((ika))

約3年ぶりのフル・アルバムは、テレビ東京ドラマ25"サ道2021"主題歌「あびばのんのん」、"真夜中ドラマ「地球の歩き方」"オープニング・テーマ「今世紀最大の夢」などのシングル曲に加え、Tempalayの得意とする浮遊感あるコーラス・ワーク