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DISC REVIEW

Ashes To Ashes

バンドが自らを更新した瞬間、これ以上に興奮するものはない。10ヶ月という充電期間を経て、再び動きだした8ottoが完成させたのは、復活の烽火どころの騒ぎではなかった。のっけの「You Just Not Only One」から炸裂するエモーシ

Fixin' To Die

歌っている彼の笑顔が自然と頭の中に浮んでくる。そんな生き生きとした澄み渡るギターとハーモニカと歌に、身体がスウィングしてしまうのは不可抗力! G.LOVE 9作目となる今作は5年振りのソロ名義。戦前のブルースなど多数のカバー曲も収録された、

Society Of The Spectacle

“狂気”と“凶器”の音の万華鏡へようこそ!全身黒のスマートな衣装に身を包む、08年デビューのデジタル・ロック・ユニットSOUTH CENTRALから今春、待望のオリジナル・アルバムがリリースされる。PENDULUMのGareth McGri

Different Gear Still Speeding

2009年のNoel GallagherのOASIS脱退劇そして活動休止発表から約一年半、早くもBEADY EYEのデビュー・アルバムが届いた。「もう世界一のバンドじゃないし」その言葉が象徴するかの様に世界のあらゆるOASISファンの期待を

The First Cut is The Sweetest

ザ・ビートモーターズ初となるフル・アルバムがリリース。"アイゴン"こと會田茂一プロデュースの「ちくちくちく」はギターがうねりをあげる攻めの曲ながらも、甘酸っぱい想いを含んだ歌詞にほっこり。Track.4「あのこにキッス」なんて、トリップしそ

Jonny

昨年の来日公演も記憶に新しいTEENAGE FAN CLUBのフロントマンNorman Blakeによる新プロジェクト。TEENAGE FAN CLUBの様なシンプルなギター・サウンドと、グッとくるメロディ。そして、ユーモラスでポップなサウ

SKIN

80kidzなどが所属していることでおなじみのレーベル・KSRに移籍後初となるBREMENのアルバムがリリース。テクノ/エレクトロを根底とした緻密なサウンドに、ヴォーカル・エリーの爽快感あふれるクリアな歌声が溶け込んで独自の世界を作り上げて

There Are Rules

"エモ"シーン、その全てのファンがこの名前を見れば心ときめくはず!あまりにも甘酸っぱいメロディとともに疾走する彼らの楽曲は、"感情"を刺激するまさしく"エモ"の代名詞的存在だった。一度は解散したもののシーンにカムバックしてくれた彼らの復帰作

だだだ

シングル「べろべろ」、アルバム『1!2!3!4!』、そして今年2月には日本武道館公演も決定と、昨年末からさらに勢力的に活動しているグループ魂の今年1発目のリリースは、小2レベルのおバカ・ソング(笑)。野球かサッカー、それに音楽としょうもない

The Cold Still

Drew Barrymore 主演映画『遠距離恋愛 彼女の決断』に楽曲を書き下ろし、その劇中にメンバーが重要な役どころで出演も果たすなど、最近は活動のフィールドを新たな分野へ広げているのが印象的なTHE BOXER REBELLION。その

真昼のストレンジランド

リード・シングル「風の歌」では、その味わい深いメロディで胸焦がしてくれた彼ら。キャリア15年超えならではの、そんじょそこらの若者じゃ決して出せないであろう渋みは、この約 1年半ぶりのニュー・アルバムでも「This Town」を始めとするロッ

Hunger

両手を高く上げ、背筋を伸ばし、口を大きく開けて満面の笑みで「イェーイ!」と叫ぶ。そんな空気を纏う英・サンダーランド出身の5人組、FRANKIE & THE HEARTSTRINGSのデビュー・アルバム。フランキー・フランシスのダイナミックで

I Wanna Go To Hawaii.

「このアルバムのタイトルってなんだろう?」って思った人もいるのではないだろうか?ボーカル川上本人曰く、アルバムのタイトルだけじゃなく、歌詞についても全く意味がないと強調しているそうだ。確かにそうかもしれない。何故なら全曲の歌詞全てがノンフィ

Truth Or Dare

2007年フロリダ州にて結成されたAUTOMATIC LOVELETTERのデビュー・アルバム。ライヴの度にその注目度を高めている彼ら、ヴォーカルJulietはその圧倒的な存在感から、既に多くのバンドからの熱いラヴ・コールを受けているという

folklore

セカイイチの音を聴いていると、心の中が幸せでいっぱいになって無性に泣きたくなる。凍えそうなときにホットココアを笑顔で差し出されるみたいに、じんわりあたたまってほっとする感じ。名盤『セカイイチ』から約2年、移籍後初のオリジナル・アルバム。新た

Underneath The Pine

コロンビア出身のChaz Bundickによるソロ・プロジェクト、TORO Y MOI。彼の描く音はチル・アウトでありながらもアンビエントという枠では収まりきらない。極めて純度が高いにも関わらず、光が水面を通過した瞬間に屈折して見えるように

Your Song

昨年行なわれた結成10周年記念のロング・ツアーも記憶に新しいレミオロメン。2011年初のリリースは、新曲「Your song」と「粉雪」「3月9日(10th Anniversary Ver.)」の3曲を含む音源と、「Your Song」の歌

Cloud Nothings

米オハイオ州クリーブランド出身のDylan Baldiのソロ・プロジェクトであるCLOUD NOTHINGSのデビュー・アルバムは、"等身大"という言葉が申し分なくしっくりくる作品に仕上がった。2009年、当時18歳の彼が自宅の地下室でレコ

NO SIGNAL

コラボ・ユニット『ゆーきゃん meets あらかじめ決められた恋人たち』改め『シグナレス』の1stアルバム。なにより見事なのはそのディテールの描き方。直接的な言葉なくして、ふと匂い立つ感傷や焦躁。街の喧騒とざわめきの中の寂しさ。物語の一編の

Star Of Love

インディ・エレクトロ界の開拓者、KITSUNEの耳にも止まったCRYSTAL FIGHTERSのサウンド。スペインはバスク地方の民族楽器とラテン特有の身体を火照らせるビートを、エレクトロという切り口でハイ・テンションに融合している。彼らのエ