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DISC REVIEW

The Great Escape

髭のフロントマンの須藤寿の初のソロ作品がリリース。"須藤寿GATARI ACOUSTIC SET"と名づけられたこのプロジェクト、その名の通り弾き語りをベースに最小限のアコースティック・セットで組み上げられている。Track.1のミドルテン

Boracay Planet +

2011年にリリースした『Summer Heart』がロング・セラーとなった、ドリーム・ポップ・ワンダーキッド、Mikey Maramag こと、BLACKBIRD BLACKBIRDの新作、元々はEPの作品をにボーナス・トラックを加え、日

ゆえに、密度の幻想は綻び、蹌踉めく世界は明日を『忘却』す。

昨年1月にベーシストmatsudaが加入し、新体制としては初となる、te’のフル・アルバム。メジャー・リリース作となった前作からは2年ぶりの5作目である。そもそもポスト・ロックとは“語る言葉”を持ち過ぎたロックに対する批評だったわけだが、t

151A

全米iTunesチャート急上昇中の注目株である日系アーティスト。“151A”と書いて“一期一会”と読むデビュー・アルバムには、まさしく出会えたことに感謝したくなるような独特でいて壮大な音の世界観が描かれていた。本人がヴァイオリン奏者だけあり

ちゅどーん

11月には赤坂BLITZでの初ワンマンを控えた、今最も勢いに乗る最新型エレクトロ・ヒップホップ・バンドTHIS IS PANICの待望の最新アルバム。SUMMER SONICやCOUNTDOWN JAPANにも出演しライヴでのインパクトも絶

North

10年ぶりとなる通算4作目のフル・アルバム。1996年のデビュー作が1300万枚を売り上げた実績を持つアメリカを代表するロック・バンドから放たれるサウンドは、まるで彼ら自身が音楽の魅力を改めて楽しんでいるかのようにフレッシュでいて爽快な響き

a room with a view

言わずと知れた音楽界のエンターテイナーLOW IQ 01のニュー・シングル。今作はなんとソロとしては初の日本語詞での楽曲を含んだ作品。Track.1の「き(正式な表記は漢字の七が3つ)」からキレッキレのギター・サウンドと違和感がないどころか

Rave Age

近年David GuettaやJUSTICEで盛り上がりを見せるフレンチ・エレクトロ・シーン。DAFT PUNKに続き、そのシーンを支え続けていたVITALICから、3年振りとなる3rdオリジナル・アルバムがリリースされる。自宅スタジオで地

wordwide

前作『mitaina』から僅か9ヶ月という驚異のスピードで届けられた5thアルバムは、音と言葉がこれでもかと聴く者の耳と心に飛び込んでくる、非常に華やかな作品だ。ジャンルに囚われない奇想天外で変幻自在な楽曲展開は、彼女の紡ぐ言葉をより響かせ

Meat And Bone

ジョンスペ、8年振りの新作となる『Meat And Bone』。シンプルなタイトルそのままに、ギミックのないストレートなブルース愛とプリミティヴな衝動に溢れている。過去にはBECKやCHUCK Dをフィーチャリングするなど多彩なゲストを招い

はじめにアイがあった

自作のミュージック・ビデオが一部の間では話題になっていたが、まだまだロック・シーンの中では無名の存在である“禁断の多数決”。楽曲もチル・アウトありエレクトロありポップスありヴォーカルも4人いたりとトピックだけをとると、かなりとっちらかってい

ROUTE 405

the generous、矢沢洋子と2つの名義を経て、辿り着いたのはバンド・サウンドであり、THE PLASMARSという強力な仲間だった。Track.1の「ROSY」はニューロティカのKATARUの楽曲提供、突き抜けた爽快さとポップネスに

叙景ゼロ番地

このアルバムのレビューとして何を書くべきか非常に悩んだ。今作を聴いて震えるほど素晴らしい作品だと感じたし、それと同時にこの作品がeastern youthにしか描きえない情景を描ききった作品であると言える、それだけだからだ。Track.1の

Come Home To Mama

シンガー・ソングライター、Martha Wainwright。彼女は70年代にフォーク・シンガーとして活躍したLoudon Wainwright III とKate McGarrigleの娘であり、あのRufus Wainwrightの妹で

のぞき穴

シングル3部作企画"赤い公園がみっつ ~困惑のシングル 闇・姫・冠~"の第1弾。その規格外なサウンド展開やキャラクターで多くのリスナーを既に虜にしている彼女たちだが、全てがエンタテインメント性に富んでいるところが痛烈にポップで面白い。ロック

I Know What Love Isn't

音楽が資本主義から解き放たれていく昨今、もはやポップ・ミュージックの“ポップ”という言葉をセールスやチャートのみで定義づけることはできない。今や音楽の価値は貨幣価値だけでなく、アーティストとリスナーの間で自由に形作られていく(まぁ、本来音楽

Pink

RADIOHEADのThom Yorkからも絶大な信頼を得ているフォークトロニカのパイオニア的存在のFOUR TETが前作『There Is Love in You』以来約2年ぶりとなる新作をリリース。今作はFOUR TET自身のレーベルと

夜明けの晩

ファン待望の6枚目となるフル・アルバム。今作にはレトロな雰囲気も漂うポップなサウンドと、キュートで言葉遊びのように軽やかな岩沢正美(Vo/Gt)の心地よいヴォーカルとメロディが存分に詰まっている。どこか一筋縄ではいかない独特なソング・ライテ

Early Birds

アイスランドの雄MUMが、01年のデビュー作をリリースする以前、98年~00年の間に録り溜めていた未発表曲や入手困難なデモ・トラックなどを収めたレア音源集。本作を聴けばこのバンドの出発点も、BECKが体現したサンプリングという自由、もしくは

つばきフレンズ

2010年12月、一色(Vo/Gt)の脳の異常による体調不調のため、急遽活動休止となってしまったロック・バンドつばき。先々まで決まっていたライヴは中止せず、つばきの仲間たちが集まり、つばきの楽曲を演奏し、歌い継いだ。それがつばきフレンズの始