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DISC REVIEW

present

2004年に白江宗司(Vo/Gt)と野崎寿美(Ba)を中心に金沢で結成し、2006年に大谷めぐ(Dr)が加わり現在の編成となった、男女混成の3ピース・バンド。失礼かもしれないが、白江の好青年風な見た目とは裏腹に、攻撃的とも言えるような尖った

Fidlar

2009年に結成されたLA出身の4人組ガレージ・パンク・バンド。メンバー全員がLAのスケートボード・シーンに所属しており、歌詞の内容もほとんどがドラッグやアルコール、スケートボードのことについて書かれている。今までに2枚のEPをリリースして

MODERN TIMES

COMPUTER MAGICのオープニング・アクトを務めたり、ベッド・ルームからいきなり配信をしたり、不思議宅録女性アーティストのイメージを持ってる人も少なくなかろう、Neat's。が、この2ndアルバムで確信した。彼女は相当タフなオルタナ

Lost Songs

昨年は実に11年振りの来日を果たしその存在を知らしめた...AND YOU WILL KNOW US BY THE TRAIL OF DEADの新作が待望の国内盤化である。スタジオ作としては通算8枚目、プログレ、ポスト・ロック、ハードにサイ

ポップンブルース

2011年に未だ10代半ばという若さでデビューし話題となった4ピース・ロックンロール・バンド、ヘンリーヘンリーズの2ndアルバム。初期衝動性の強かった前作から1年半と言えども、メンバーはまだ10代。そう簡単に変わるはずもないだろうと思いきや

Mirage Rock

前作では飛躍、そして覚醒を遂げたなら、本作はその貫禄を示す充実作と言える。おや?早くもキャリア最高傑作との呼び声も。アメリカの雄大な荒野を駆け巡る、気高く、美しい白馬のような男たちが帰ってきた。BAND OF HORSES、約2年振りの4t

magdala

Aureoleのリーダーであり、kilk records主宰の森大地と夢中夢のヴォーカリストのハチスノイトによるユニット“magdala”。曲の端々に丹念に織り込ませた音色の数々と、牧歌的かつシンフォニックに響くエレクトロニカ・サウンドはあ

Innovation In The Dynamics Of Acid

これぞ、社会と常識を逸脱するための音楽。90年代初頭、Aphex TwinやMike Dredなどによって結成されたアシッド・ハウス・クルー、UNIVERSAL INDICATORの、01年にリリースされたミックス・アルバムがボートラ付きで

newdays

清春、INORAN、TETSUYA(L’Arc~en~Ciel)など多数のアーティストのサポート・ギタリストを務める中村佳嗣を中心に、2005年に結成された4人組バンドalcana。チャンイロン(Dr)はDEPAPEPEなどのサポートなどを

Bummer Gun

ノルウェー出身のマルチ・アーティスト、MAYA VIKのソロ2ndアルバム。元々はノルウェーで国民的人気を誇るバンド、MONTEEにベーシストとして在籍し、そのルックスからモデルとしても活動するという才色兼備な彼女。前作から短いスパンでリリ

ビューティフルドリーマー

フラカンの今年1発目の音源は、TV東京系ドラマ24"まほろ駅前番外地"のオープニング・テーマ曲を表題曲に置いたシングル。アルバム『ハッピーエンド』で見せた混乱や苦悩の尾を引くように、ゆったりとしたビートで淡々と進む「ビューティフルドリーマー

A.C.E.2

2012年はコンスタントなリリースとライヴ活動、初恋の嵐のゲスト・ヴォーカルとして参加するなど、例年にも増し精力的な活動を繰り広げた堂島孝平。その勢いを示すように届けられた新作『A.C.E.2』は、前作『A.C.E.』から10ヶ月というイン

THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION vs ギターウルフ

アリストテレスの言葉を引用する――友情とは2つの肉体に宿れる1つの魂である。THE JON SPENCER BLUES EXPLOSIONとギターウルフとは、まさにそんな関係に思える。ルーツに対する憧憬または純粋な愛情、そして先鋭性を持って

PIL

ソロとしては前作「Sphinx Rose」以来、3年4ヶ月ぶりとなる新作。茂木欣一(Dr)、岡屋心平(Dr)、渡部圭一(Ba)、マーリン(Ba)とのバンド・セッションをベースにしたハードでノワールなロックンロール・ナンバー、そしてドラム・ル

tremolo

1st EP『MILESTONE』でメジャー・デビューした小林太郎のメジャー初となるフル・アルバム。インディーズ時代からの“若者らしからぬ無骨なロック”のイメージをぶっ飛ばす音楽性の広さに驚かされる。力強いロック・ナンバーだけではなく、スロ

EMBRACE

オリジナルとしては『TO THE LOVELESS』以来、約3年ぶりとなる8枚目。ギター・サウンドやヴォーカル・ワークのオリジナリティに磨きがかかり、エレクトロニックなサウンドの中にもオーガニックなグルーヴを感じさせるなど、新鮮な驚きに満ち

傷名/うるせー

10月に1stシングル『僕らは/気持ち悪りぃ』でメジャー・デビューしたThe Mirrazが早くも2ndシングルをリリース。「傷名」では、“絆”と“傷”を掛けて大切な人たちとの信頼関係を独特の解釈で歌い上げる。リスナーの心に爪を立てるように

Hummingbird

ロサンゼルスのシルヴァー・レイクを拠点に活動する5人組インディー・バンドLOCAL NATIVESの2ndアルバム。THE NATIONALのAaron Dessnerをプロデューサーに迎え、彼のスタジオでレコーディングされたという今作は、

Weeeeeeeeee!!!

活動15周年を迎えたPOLYSICSの今年2枚目のフル・アルバム。「Sparkling Water」で一気に弾け、8月にリリースされた「Lucky Star」、「Distortion」という爽快なポップ・チューンで軽快に始まるが、あっという

Cells

SINDEN、HERVEらとともにフィジェット・ハウス・シーンで頭角を表したグループ、MACHINES DON’T CAREとしても活動。2007年以降はUNDERWORLD、Calvin Harrisらのリミックスを手がけたことでも知られ