Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

DISC REVIEW

トロイメライ

前作『erie』から半年で届けられた2ndミニ・アルバム『トロイメライ』。今作は制作が前作とほぼ同時進行で進めていたということもあり、正直バンドの明確な革命や進化を提示する作品ではない。しかし彼らの持ち味である叙情的でエモーショナルなサウン

PULSE

結成から2年、マニュピレーターを擁する5人組ロック・バンドJAWEYEの1stフル・アルバム。これまで培ってきたJAWEYE流エレクトロ・ロックは瞬発力を増し、バンド・サウンドとデジタル・サウンドはより強く花火を撒き散らすようにぶつかり合う

one and zero

今年リリースした2枚のシングルの収録曲も含む全15曲を収録した2ndフル・アルバム。自分の音楽生命を賭けてもいいとメンバーが語る作品に対して、こんなふうに言うのはちょっと気が引けるのだが、2枚のシングルで印象づけた野心的なサウンド・アプロー

Do You Remember?

ザ50回転ズの新作は、全6曲中5曲をスタジオ・ライヴ・レコーディングで録音、さらに6曲すべてにホーン隊をフィーチャーするという、バンドとしてのアイデンティティを克明に刻み込んだ意欲的ミニ・アルバム。ロック、歌謡、パンク、スカ、ソウルなど、曲

MY DROWSY COCKPIT

上野啓示、成瀬篤志のふたりに、the pillowsのサポートも努める鈴木 淳、そして元くるりの森 信行を加えた4人体制が定着したからだろう、カミナリグモの音楽性は、年々、その肉体感を増している。90年代USインディーの雄・GRANDADD

Ave Materia

今年は特に精力的なリリースやライヴ活動で我々リスナーを楽しませてくれるPeople In The Box。“Ave Maria”をもじったであろうタイトルを掲げる今作は、歌詞にも“さよなら、物質”とある通り、物質を対照とした非常に精神性の強

Eleventh Trip

UKのトリップ・ホップ/エレクトロニカのユニットALPHAの新作。90年代のブリストル・サウンドの象徴的なアーティストとしてMASSIVE ATTACK、PORTISHEAD、TRICKYと並んで根強く支持されている。今作は3名の男女ヴォー

SUPER VIEW

来春のツアーをもって堀込泰行の脱退が発表されたキリンジの、約2年2ヵ月ぶりの新作。今年はインディーズ・デビューから15年という節目の年だっただけに脱退の報は衝撃だったが、本作は、そんな衝撃的な知らせもどこ吹く風と言わんばかりの素晴らしい仕上

Piramida

エレクトロニックにオーケストレイションを融合、かつ洗練された歌メロで現在進行形のポップを前作『Magic Chairs』で作り上げた彼らの約2年ぶり4枚目のアルバム。ノルウェイと北極の間にある棄てられた集落での古びたピアノや木道を走る音、燃

situation

初の全国流通作品となった前作をリリースした5月に、自身が主催したロック・フェス“YANYA FESTA”を大成功におさめたRhycol.の新譜は、勢いを加速するバンドの持ち味を余すことなく凝縮した聴きごたえのある1枚に仕上がっている。リズム

People Get Ready

USインディーの聖地NYブルックリンからまたひとつ刺激的な才能が開花。PEOPLE GET READYとは、David Byrneとのコラボレートで有名なソングライター&振付師のSteven Rekerを中心に、元YEASAYERのLuke

biotop

初の正規音源を昨年12月にリリースし、全国45ヶ所のレコ発ツアーを成功させた、千葉県柏発の3ピース・バンド、odd。5月のツアー・ファイナル後すぐレコーディングに突入した彼らから届けられたミニ・アルバム『biotop』はバンドの勢いと熱量を

Mainly Mute

ノルウェーのシンガー・ソングライターArne-Johan RauanのプロジェクトBELLMAN。中国や韓国のフェスティバルへの出演も決定しており、アジア圏全土で注目されている彼のデビュー・アルバムが、日本でもようやくリリースされる。北欧な

欲望

EGO-WRAPPIN'の中納良恵とハナレグミが参加した東京スカパラダイスオーケストラ通算17枚目のアルバム。ヨーロッパ・ツアーの合間を縫って1週間という短期間でレコーディングされたというエピソードからも分かるとおり、衝動がそのまま切り取ら

Ruled By Passion, Destroyed By Lust

DJ/プロデューサーのAndrew Weatherallの最新プロジェクトがこのTHE ASPHODELLS。インディー・ダンス・ユニット、BATTANTに所属し、ロンドンやドイツの名門クラブを筆頭にヨーロッパ中でプレイする予定のTimot

奇跡の軌跡

関西を中心に活動し、ライヴ・パフォーマンスに定評のある奈良県出身、平均年齢22歳の4人組バンド。全国20ヶ所以上でライヴ・ツアーを行い、ファンから支持が高かった曲が今作には収録されている。心地よい疾走感とグルーヴ感のある楽曲はデビューしたば

Celabrasion

2008年にアメリカのケンタッキー州で結成された、まだ10代のメンバーも在籍しているという6人組ガレージ・ロック・バンドのデビュー・アルバム。60’sや70’sのガールズ・ポップを髣髴とさせる甘いメロディを、青さを隠し切れないラフなガレージ

きらめき☆ドラマティック

2012年8月にメジャー・デビューしたばかりの男女ツイン・ヴォーカルの5人組バンド。前作の“ナツ盤”に続き、第2弾の今作は“フユ盤”。リード曲の作詞はリリー・フランキーだというから驚きだ。ピコピコとテレビ・ゲームを思い出すような電子音と昭和

Medicine

Jonathan James Mark LeviのプロジェクトPOP LEVI。Noel Gallagher、Jarvis Cocker、KASABIANらの錚々たる面子が彼の才能に賛辞を贈っているが、音を聴くとそれがなるほどと納得できる面

Like a Blanket

千葉にて結成された3ピース・バンド、after the greenroomの1stミニ・アルバム。サウンド自体はシンプルな3ピースの枠を出るものではないが、NHKの“みんなのうた”で流れそうな童謡を思わせる、ドラマチックで時にサイケデリック