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DISC REVIEW

ミスターシティポップ

2009年にかせきさいだぁとしての活動を再始動し、昨年は13年振りとなる3rdアルバム『SOUND BURGUR PLANET』をリリース。そして早くも新作が完成。『ミスターシティポップ』というタイトル通りシティ・ポップ感満載の今作は、オー

SOUND BURGER PLANET

きたきた! 夏がやってきたと思ったら、かせきさいだぁが13年という時を経て待望のニュー・アルバムを発表!! イラストを描いたり、マンガを描いたりと音楽以外のフィールドでも多忙を極めている彼だが、今作は渡辺俊美、川辺ヒロシ(TOKYO No.

Honey's Dead

"ねえルナ?"とひたすら語り掛ける「Honey's Dead」、"Annie/まばたきが終わるまで/此処にいて"と想いを募らせる「Annie」。それぞれ中心にひとつの愛しい存在を描いた空想的な2曲は、エフェクティヴなギターを主軸に作り上げる

yours

昨年末にリリースした初の全国流通盤『to surrender』で、自身のルーツであるグランジ、シューゲイザー、ポスト・ロックなどをポップで味つけした独自の音楽性を明示してみせたphyxmoment。半年ぶりの新作となる今回の2ndシングルに

to surrender

大阪にて結成されたオルタナティヴ・ロック・バンドphyxmomentが、初の全国流通盤となる1stシングル『to surrender』をリリース。今作は、やわらかなアルペジオの中を漂う市川(Vo/Gt)の甘美な歌声が心地よいTrack.1「

君がいるから

親友との信頼関係やその理由を描くことに関して、オリジナルな言葉選びをしてきた門脇更紗。そのスタンスはアニメへの書き下ろしでも変わることはない。今回、TVアニメ"『BIRDIE WING -Golf Girls' Story-』Season

ファウンテンブルーに染まって

自身のバースデー・カラーを冠したメジャー1stアルバム。デビュー曲の「トリハダ」や、橋口洋平(wacci/Vo/Gt)の歌詞も話題になった切なすぎる「私にして」、シンガー・ソングライターとして生きていく覚悟を歌った「東京は」の弾き語り一発録

トリハダ

叫びを上げるようなフィードバック・ノイズからスタートするBPM早めのロック・チューン。ギターもピアノも躍動するアレンジのなかで、切なさも儚さも感じさせながら芯に強さのある声が、飛び立つ=チャレンジ直前の武者震いの感覚をリアルなものにする。闇

祝祭

未流通盤のリリース&即完を連発しているカネコアヤノが、1年ぶりの新作全国流通盤をリリース。本作には、今回のために制作された新曲と未流通盤収録曲のリアレンジ版を収録しており、その内10曲がバンド・アレンジで3曲が弾き語りである。耳馴染みのいい

ひかれあい

少年のような歌声で混じり気のないメロディを奏でるカネコアヤノ。そんな彼女が、信念の強さを表現した2nd EP『ひかれあい』をリリース。リード曲「とがる」は、とにかく強い感情で溢れているが、曲調は春を匂わせるほど穏やか。ラストの"とがる!とが

さよーならあなた

前作よりわずか7ヶ月というスパンでリリースとなるシンガー・ソングライター"カネコアヤノ"による1st EPが到着した。今作は、ギターに林 宏敏(ex-踊ってばかりの国)、ベースに本村拓磨(Gateballers)、ドラムに濱野泰政というメン

あいなきせかい

作品のリリースを重ねるごとにコンセプトを変えるカフカが6thアルバムで取り組んだテーマは"愛"だ。夏の苦い思い出をえぐる「Ice Candy」、夜の街で愛の虚しさに涙する「No bad」を始め、夜のクラブから、退屈なオフィス、青春の日々まで

Tokyo 9 Stories

"3.11以降"の世界を、バンドの再生に重ねあわせ、ファンタジックに描いた前作『Rebirth』から約1年半。世田谷を拠点にしている4人組、カフカが今回、歌うのは東京で起こる9つの物語とエピローグ。前作の延長にあるエレクトロなビートとシンセ

Rebirth

新たにギタリストをメンバーに迎え、トリオから4人編成になったカフカが2枚同時リリースだったミニ・アルバムから6ヶ月、早くも完成させた4作目のアルバム。テーマは再生。前作から基本編成にこだわらない音作りに取り組みはじめた彼らが今回挑んだエレク

呼吸-inhale-

ミウラウチュウ(Gt)加入後、初のリリースとなる今作は“呼吸”をテーマにしたミニ・アルバム。ツイン・ギターとなり重厚感を増したバンド・サウンドは、「Alice Breaks Stories」から爽やかに疾走すると、次第とテンポを落としゆった

空を継ぐものたち

ドイツ語作家Franz Kafkaの名前を冠する3ピース・バンドのタワレコ限定1stミニ・アルバム。Kafkaの代表作“変身”からイメージするような病的さはあまり感じられないが、日常を再構成して創り出される非日常の物語はまさに“カフカ”であ

fantasy

90年代のJ-POP、ロックは、永遠に色褪せることのない真っすぐな魅力を持っていた。しかし、21世紀も10年が経過した今、難解な歌詞で着飾るバンドが少なくない。そんな中でカフカは、美しく広がるサウンドスケープと無垢な言葉で現実を切り取る稀有

NATSUMI

今、目の前で起こっていることを歌うこと。今、頭の中で思っていることを歌うこと。それは"フォーク"のあるべき姿であり、そして"歌"という表現形態が持つ無限の可能性へのトライアルでもある。THEラブ人間のライヴCD&DVDと同時にリリースされる

わたしのノクターン

青春ロックを追い続ける3人組ガールズ・バンドが、ついにメジャー・デビューを果たす。本作には、恋人への思いを不器用に綴った「二人」、"毎日コンテニュー"して新しい日々を生きていく「ゲームオーバー」、オール英語詞のサビが新鮮な、過去の恋愛を吹っ

心は洗濯機のなか

映画や小説のようにさまにならない、ありふれた青春すらも特別なものとして輝かせてくれたバンドはこれまでもたくさんいるが、そこにまた新たなバンドが加わった。それも女の子の視点で、恋や夢や憧れについてパワー・コードと力強いビートで感情を爆発させて