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COLUMN

フィルフリーク ツカダユウキの"サブカル部!"【第2回】

2023年05月号掲載

フィルフリーク ツカダユウキの"サブカル部!"【第2回】

フィルフリークのベース、ツカダユウキです。私のコラム「フィルフリーク ツカダユウキの"サブカル部!"」では、【サブカルチャー】をテーマに、映画や音楽、地域文化やネットミーム、実体験や社会学、(たまにアングラ)などについて語っていきます。

第二回目のテーマはこちら。
『肉体派サブカルチャー』

2020年、未曾有のウイルス災害により"ステイホーム"を余儀なくされたのは記憶に新しい。
アウトドアな趣味を持つ人にとっては非常にフラストレーションの溜まる時期だっただろう。
かく言う私も趣味の飲食店や雑貨屋巡りが出来ず、外出する機会も減って心身共に落ち着かない日々が続いていた。
そんな時に私は「筋トレ」と出逢った。

ジムには通わず、自室にダンベルやチンニングマシン、ベンチなど必要な物を全て揃えた。
メーカーや機能性などの知識はなかったので、メルカリやAmazonで予算内で最も良さそうな物を勘で選んだ。
そして筋トレ系YouTuberの動画を片っ端から漁り、継続する事を目標に軽い負荷で無理のない程度のトレーニングを毎日行った。
今思えば何故初動でここまで気合いがあったのかは自分でも分からない。

少しずつ成果が見えてくると「もっと大きくなりたい」「高重量を扱いたい」とやる気と目標が湧き出し、トレーニングするだけではなく、食事やサプリ、器具やウェアなどにも拘るようになった。
ステイホームから数ヶ月で私は「筋肉オタク」となった。健康的かつ肉体派のオタクである。

デジタルや効率重視の現代社会において、「重い物を何度も持ち上げて汗をかき、筋肉痛で動けなくなり、それでも筋肥大や筋持久力の向上はごく僅か。同じような訓練を繰り返し、食事と休養を沢山とってようやく成果が見えてくる。」
という、時代に逆行した究極のアナログ作業。そこにある種のロマンと今でいう「エモさ」を私は感じる。

筋トレは「意識が高い人」「大会を目指す人」のような一部の人間がやる事だと思っていたが、私と同時期に趣味として始めた人も多く、
テレビで「ボディビル大会の声援が面白い」と取り上げられたり、「筋肉芸能人」の露出が増えたのも相まって一般層からの人気も高まってきた。

「何から始めたらいいか分からない」「始めたものの続かなかった」
という方へは"なかやまきんに君"の動画をお勧めする。初心者にも分かりやすく、そして何より面白く専門的な知識やトレーニングを解説してくれている。
中上級者にとっても有益な情報が盛り沢山なので是非観て頂きたい。(トレーニーならすでにチャンネル登録までしているだろうが。)
丁寧に分かりやすく指導してくれるYouTuberは沢山いるので、自分に合った動画を探す事も楽しみの一つである。

「筋トレ」は(程々に行えば)最高の趣味だ。
競技的側面もあるが、そこも含めて最終的には「己との戦い」であり、性別や年齢、骨格やスキル、歴や環境に関係無く楽しめ、結果として心身共に健康と自己肯定感を得る事が出来る「オタ活」であり、マニアックな知識を"知りたい人"だけが共有して切磋琢磨する姿は『サブカルチャー』であると私は捉えている。

下書きには私のトレーニングメニューが書かれていたが、"文字数のオーバーワーク"を起こしかねないので自重する。

※この文章は最高にパンプした状態で執筆されました。詳細は私のTwitterにて。

フィルフリーク

2014年に結成。"あなたの日常を少しドラマチックに。"をコンセプトに活動する、広瀬とうき(Vo/Gt)、ゆっこ(Key/Vo)、ツカダユウキ(Ba)、小竹 巧(Gt)からなる男女混声ロック・バンド。広瀬とゆっこの男女ツイン・ヴォーカルが映えるポップな楽曲たちを、人の感性に触れるバンド・サウンドで支え、自分たちの等身大を表現する。2019年に"ROAD TO EX 2019"で優勝し、2020年に初の全国流通盤ミニ・アルバム『Reverse Youth』を発売。2023年4月に設立されたミュージック・カンパニー"Renegades' Music"より新曲「アオカゼ」を同月14日に配信リリースした。