WRITERS' COLUMN
ライター 天野 史彬の『ベッドルームひとりぼっち』
2013年11月号掲載
どうも。最近はPAVEMENTとStephen Malkmusの作品ばかり聴いていたライターの天野です。いやー、いかんですね。こんな90年代の音楽ばかり聴いて。自分でも、ちょっとどうかと思ってます。あ、そもそもPAVEMENTやStephen Malkmusが何だかわかんねーよって人は、調べてください。超簡単に説明すると、90年代に"ローファイ"という言葉を定義づけた偉大なアメリカのバンドと、そのフロントマンです。
でも、なんで自分が今、こんなにPAVEMENTを欲したのか――その理由が最近わかったんです。きっかけは、10月1日に下北沢BASEMENT BARで観た平賀さち枝とHomecomingsの2マン・ライヴでした。これ、最高だったんですよ。Homecomingsは京都のSECOND ROYALから今年デビューしたギター・ポップ・バンドなんですが、疾走感溢れる演奏とキラキラしたメロディが往年のTHE VASELINESやTEENAGE FANCLUBを彷彿とさせて最高。メンバーの女の子もキュートで、ステージ上ではほぼ直立不動で無表情なのがいい!平賀さち枝は東京インディー・シーンで活躍するフォーク・シンガーですが、この時はバンド編成。で、それが本当によかった!この日のメンバーでライヴするのは初めてだったみたいなんですが、そのぎこちなさがより演奏の温かみを増していて。ハンドマイクで歌うさっちゃんも本当に可愛かった。で、この日のライヴを観て思ったんです。自分が何を欲してたかっていうと、それは"バンド"じゃねーかって。
馬鹿みたいな結論ですが、"バンド"って、つまり"人間関係"ってことです。4人ぐらいのメンバーの間で成立する、決して完璧じゃない連帯感と信頼。それが今、自分が欲しかったものなんじゃないかって。で、ここでポイントなのは"完璧じゃない"ってところ。それぞれ違った人同士が集まって生まれる、ぎこちないけど奇跡的なケミストリー。それが平賀さち枝とHomecomingsにはあったんです。ガッチガチに固められてないサウンドと言いますか。思えばStephen Malkmusも、PAVEMENT時代からソロになっても一貫して"ギター・バンド"という表現形態を崩してないんですよね。最近はボーカロイドで個人的に音楽を作って表現する人も多いし、逆に、人々が流動的に行き来するコミュニティのような形態のバンドも増えてる。でも、それじゃあむしろ人間関係って生まれにくいのかもしれない。だから、4ピース・バンドくらいの距離感、関係性って今凄く貴重なんだなって気づきました。もちろん、そのバンドがどんな音を鳴らしているか、何を歌っているか――そういうことが何より重要なんですが。
これがわかってスッキリしましたよ。今必要なのは身近な信頼と連帯感。"ひとりぼっち"なんてもう古い!なので、このコラムのタイトルも近々"ライター天野史彬の脱・ひとりぼっち宣言!"になるかも。そうなっても許してください。だって友達欲しいんだもん。
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