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女性プログレ・ピアノ・トリオ ピウムジカ、撮影&RECをiPhoneで行った初リモート・ライヴMV「シャワールームへようこそ」公開。動画編集&ミックス・エンジニアは篠塚将行(それでも世界が続くなら)
2021.08.28 17:15
千葉県在住のプログレッシヴ・ピアノ・トリオ、ピウムジカが、撮影&レコーディングをすべて自宅とiPhoneのみで行った初のリモート・ミュージック・ビデオ「シャワールームへようこそ」を公開した。
ピウムジカは千葉県在住、2021年6月に結成したばかりの男女混合ピアノ・トリオ。クラムボンなどのピアノ・トリオに多大な影響を受けつつ、単なるフォロワーに収まらない演奏力とライヴ・バンドであることをコンセプトに、地元千葉LOOKでの結成発表からたった2ヶ月で、鹿の一族(松崎ナオ、鹿島達也、鹿野隆広)の下北沢club Queでのツーマン公演の相手に大抜擢、8月には下北沢でのサーキット・フェスに出演と、下北沢のライヴ・シーンを中心に話題となっている。
本作「シャワールームへようこそ」は、メンバーのコロナ陽性により出演を辞退したサーキット・フェスの代わりとして、急遽、iPhoneのみを使用し、自宅からのリモートのみで撮影とレコーディングを行った異例の作品。また、動画編集とミックス・エンジニアには、それでも世界が続くなら篠塚将行(Vo/Gt)を起用。アイディアを使って生演奏の文化を絶やさない姿勢は、コロナ禍でのライヴ・エンタメの新しいあり方を模索している。
ピウムジカ「シャワールームにようこそ」(Più musica "Bienvenido a la ducha" Official remote MusicVideo)
ピウムジカは、9月より活動を再開することを発表、10月には東京公演を予定している。
■公式サイト:https://piumusica.wordpress.com/
■Twitter:https://twitter.com/piumusica626
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今年活動休止を発表したそれでも世界が続くならのヴォーカルでソングライターの篠塚将行の初ソロ・アルバム。彼のファンにはこんなことは馬の耳に念仏だろうけれど、篠塚という人は曲を作って歌わないとほんとに死んでしまうんじゃないかと、前向きな意味で思ってしまった。というのもここにある18曲はほとんどがアコギの弾き語りで、1テイク入魂の演奏と歌に彼自身が誰よりも息をしている実感があるに違いないからだ。苦しくて仕方ない人に"悲しみから立ち直らなくていい"、"君だけが君の友達さ"と歌い、時に怒りに任せて暴言を吐く。聴いていると自分も言葉を書いて歌えばいいんじゃないか? と思い始める。それが彼の狙いかもしれない。(石角 友香)
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