Japanese
KABUKIMONO'DOGs 座談会
2024年06月号掲載
KABUKIMONO'DOGs代表:大城 文哉
バブルバビデガム∀:七音 そら
GANGDEMIC:Tsubaki
キュン!?恋堕ちキューピッド:愛野 ゆう
Panic Monster !n Wonderland:タネ
戦国アニマル極楽浄土:猫屋敷 くろえ
ヲドルマヨナカ:白羽 ひな
Interviewer:宮﨑 大樹 Photographer:藤咲千明
-だからKABUKIMONO'DOGs全体のファンがついてくるというわけですね。さて、本日のまとめとして、大城さんから各グループへひと言ずついただけますか。
大城:ヲドルマヨナカはうちのグループの中では一番人数が多いグループ編成で、そこで目立つことに対しての壁が他のグループよりも高く感じるかもしれないです。だけど、僕はメンバーをセレクトするうえで、すでにその壁を越えられている変な人たちを集めたつもりなので(笑)、そこは気にせず、自分のキャラを出していけば勝手に目立つと思います。別にキャラづけしなくても大丈夫だよ、みんな変な人だから安心して、みたいな感じです(笑)。楽曲は面白いことをやっているんですよ。ああいう軽快なものをやっている人たちってアイドルにはいないから、これで第一人者を取りに行かないといけない。だから、だらだらせずに取りに行ってほしいですね。前回やったかくれんぼの企画はめっちゃ面白かったので、そういう企画をこれからどんどんやっていきましょう。7月のワンマン("グラン・ブルー")もお願いします。
白羽:大きく分けてふたつ言ってもらえたと思うんですけど、どちらも自分の中でもメンバー内でもぶつかったことのある課題に感じました。私自身、この人数の中でどういう個性を出していこうかって何回も悩んだし、メンバーから相談を受けたこともあります。でも、メンバーそれぞれが自分らしく続けていけば、ちゃんと個性が出てくるんだなと客観的に考えられましたし、メンバーにも早く共有したいなという気持ちになりました。下北っぽいサウンドをアイドルでやっていくうえで、どういうふうに邦ロックとかが好きな方々にアプローチしていくのかもずっと考えているんです。まだ正解は出ていないけど、挑戦できることはまだまだあるかなと思うので、次の大きなワンマンまでに新しい人たちを引き込めるように、頑張っていきたいと思います。
大城:バブルバビデガム!!は、そら以外のメンバーが変わるけど(※取材は5月中旬)、残ってくれたことに対して感謝しています。遺伝子ってあると思うんですよ。全メンバーが散り散りになるよりは、ひとりでも残って意志を引き継いでいくことが、グループが継続するうえで大事だと感じていて。ここからはほぼ新規グループでありながら、活動歴が長くなっているグループでもありますから、その側面を両立していってほしいです。それと、今まで自分たちがやってきたことを信じて待ってくれている人も絶対いるから、前のメンバーを応援していた人たちも含めて、"バブガ(バブルバビデガム!!)を応援して良かった"と思ってもらえるように、いい結果をもたらしてください。
七音:バブガは5月29日までが現体制で、次の日から新しくなるという疾走感で並行して準備しています。新しくなることで、いいこともあるし、失うこともたくさんあると思うんです。自分もプレッシャーに押し潰されそうですけど、現体制が終わって新体制が始まるという事実は変わらないので、新しいメンバーと一緒に肩を組んで成長していければいいなと思っています。今のメンバーの中だと一番後輩で、5月30日からは一番先輩になるというギャップがあるなかで、自分は後輩気質で引っ張るのが苦手なんですけど、そういうことも自分の人間力の成長に繋げていきたいです。頑張ります。
大城:キュン!?恋堕ちキューピッドはまだ数ヶ月なので、まぁこれからじゃないですか。今ここにいる他のメンバー、グループが越えてきた壁にすらまだぶつかっていないと思うので、まずはそこをしっかり乗り越えていってほしいです。模範解答はあると思うから、その乗り越え方はぜひ聞いてほしいところだけど、同じ道を通らないようにしてほしいなとは思う。まったく違うグループなわけだから、そのグループがやっていた正解が、自分らにとっての正解とは限らないので、そこはちゃんと自分らの正解を模索するようにしてほしい。自分らのグループだということを強く意識して探してください。王道グループだけど、ハートは体育会系でいきましょう。
愛野:はい! キュピドはメンバーが全員体育会系で、挨拶が"野球部"って言われるんです(笑)。そこは変えずに甲子園を目指して(笑)、でもかわいくありたい。今は毎日が初めてのことばかりで緊張と不安でいっぱいなんですけど、デビュー前からSkream!さんにインタビュー(※2024年4月号掲載)していただいたり、デビュー2週間弱でラジオ("深堀りDOGsRADIO!")に出させていただいたり、貴重な機会をたくさんいただいているので、感謝して精一杯頑張ります。
大城:戦極は2グループ目だったんですけど、マネージャーでプロデューサーの子の毛色が強いグループだったから、実はちょっと距離があったグループではあったと思うんです。レーベルの特徴でもあるんですけど、マネージャー自身、スタッフ自身がそのグループのメンバーくらい思い入れを持っているんですね。だからこそ企画だったり作品だったりに携わっている人が多いんですけど、そこでのちょっとした弊害として、僕との距離が開いちゃうみたいなことがたまにあるんです。でも、戦極が新しいメンバー、新体制になったタイミングでちょくちょく介入していって、今までグループとしてやってこなかったようなものを渡せているから、そこを楽しみにしていてほしいです。ただ、Haruki含めて自分たちが独自で熟成させてきた楽曲力、ライヴ力、ライヴの個性みたいなものもあるから、そこは大事にしてほしいと思います。これは各グループに言えるけど、KABUKIMONO'DOGsっぽくなりすぎなくてもいいんですよ。
猫屋敷:戦極はさっき言った"Re:Boooooorn"とか"#タイムリープ返"の企画を経て、新体制になった自分たちの色をライヴで出せたらいいなと思って、日々メンバーとやりたいことを話すようになっているんです。新しい色を出しつつ、今までの歴史も守りつつ、活動していけたらいいなと思います。
大城:パニモンはメンバー間の温度感が高くて、変なハモりがあるなと思いますね。そのまま変なグループを維持しつつでいいとは思いますが、真面目すぎるから、もうちょっと遊びがあってもよろしいのではないかなと。真面目さも好きな部分ではあるんですけど、もっと"パニック"しましょう(笑)。グループ名のわりにあんまりパニックがないんですよ(笑)。Apple Musicで1位を取っているのは私の曲(2023年リリースの「Mash! Mellow!!」)で、そういう意味では思い入れもあります。夏にもいろいろ企画が待っているので、真面目さは一生懸命な部分に出していただいて、ステージではもうちょっとパニックを期待しています。
タネ:どのグループさんもそうだと思うんですけど、パニモンは個性を武器にしているグループではあるので、その色をステージでもっと出せるようにしたいです。最近はメンバーのチーム感みたいなものが高まっているように感じるので、それがちゃんとお客さんに伝わるようなライヴがしたいし、もっとモンスターっぽく、お客さんも巻き込みたいです。
大城:ギャンデミは、振付を自分たちでやっている曲があったりしますし、クリエイト部分に関してはそのままやっていってほしいです。自分たちのコンテンツに対しての思い入れが一番深いんじゃないかなって思うんですよ。唯一言うなら、苦手なことから目を背けないようにということですね。この前のワンマン("3rd Anniversary Oneman『GANGDECIDED』")が最高だったんです。ライヴって大人が制作するパターンもあるじゃないですか。でもギャンデミは、メンバーもしっかりアイディア出してて、マジでカッコいいなと思いました。それゆえにMCの言葉に想いが乗っていたし、パフォーマンスにも乗っていたので、それは引き続きやってほしい。だけど、そこに重みをさらに足すのであれば、やっぱり苦手なことから目を背けないことですね。
Tsubaki:涙が出てきそうです。ギャンデミは唯一無二のライヴを目指していて、ヴォーカル・メンバーとダンス・メンバーに分かれているんです。ワンマンが"GANGDECIDED"というタイトルで、"決意"という意味だったんですけど、そこで私たちの決意表明が"最高の遊び場を作り続ける"ということだと伝えました。GANGDEMICの曲は誰かの心に話し掛けているような歌詞がすごく多くて、ひとりでも多くの方に届けたい気持ちがあるので、唯一無二のライヴに自信を持って、もっと多くの方に自分たちの曲を届けて、もっと仲間を増やしていきたいと思います。
-最後に、KABUKIMONO'DOGs全体の今後のヴィジョンを聞かせてください。
大城:やるべきというか、みなさんにやってほしいことは"信じる"こと。自分を信じる、お客様を信じる、レーベルを信じる、努力を信じる、継続を信じる。信じることをちゃんとやっていれば、結果が出てくると思うんですよ。僕らも自分たちがやってきたことを信じてきたから今があるんです。その中のひとつとして、グループ数は今後も増やしていきます。これは信じることをサポートすると思うんです。なぜかというと、信じられなくなるのって、隣の芝が青く見える瞬間なんですよね。なので、KABUKIMONO'DOGsだけでも成り立つようなフェスができるくらいまで規模感を増やしていけば、隣の芝も何もない。嫉妬の感情はなくて、単純にライバル的な意識だけが残って健全になると思うので、そこを目指していきたいなと思っています。各グループは大きい会場でのワンマンをすることも大事ですけど、本質はそこだけじゃないんです。"DOGs"って"仲間"というスラングなので、DOGsのファンを作って、DOGsたちを楽しませられたらいいなと思いますね。いろんな人に愛してほしいです。


神使轟く、激情の如く。

"宣戦布告"
2025年 1月22日(水)Zepp Shinjuku (TOKYO)
詳細はこちら
戦国アニマル極楽浄土

"シン1周年ワンマン『戦極~絶世の乱~』"
10月21日(月)SHIBUYA DIVE
詳細はこちら
バブルバビデガム∀

"新体制1st ONEMAN『炸裂!レインボーポジティブ!』"
11月4日(月・祝)TwinBox AKIHABARA
詳細はこちら
点染テンセイ少女。

"嘘つきコックと誘惑ディナー"
2025年4月16日(水)ヒューリックホール東京
詳細はこちら
GANGDEMIC

"ALL SONGS 2DAYS ONEMAN LIVE『-GANGDEXPOSE-』"
12月11日(水)、12日(木)渋谷clubasia
詳細はこちら
ヲドルマヨナカ

"ヲドルマヨナカ 単独公演『グラン・ブルー』"
7月31日(水)渋谷WOMB
詳細はこちら
Panic Monster !n Wonderland

"4th ONEMAN 『SPOOPY KINGDOM』"
11月8日(金)恵比寿LIQUIDROOM
詳細はこちら
キュン!?恋堕ちキューピッド

"1st ONEMAN 『天使の日といえばきゅぴどだよね?』"
10月4日(金)渋谷Milkyway
詳細はこちら
LIVE INFO
- 2025.10.06
-
kiki vivi lily
PEDRO
LiSA
ガガガSP×バッテリィズ
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.10.07
-
LONGMAN
緑黄色社会 × Aqua Timez
古墳シスターズ
FOO FIGHTERS
- 2025.10.08
-
THE ORAL CIGARETTES
TOKYOてふてふ
FOO FIGHTERS
Re:name × Enfants
JON SPENCER
MONO NO AWARE
ORCALAND × Gum-9
- 2025.10.09
-
キュウソネコカミ
Rei
OKAMOTO'S
終活クラブ
JON SPENCER
DOES
アイナ・ジ・エンド
感覚ピエロ
Hedigan's
Plastic Tree
羊文学
Kroi
- 2025.10.10
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
暴動クラブ × 大江慎也
Rei
SUPER BEAVER
ザ・シスターズハイ
KING BROTHERS
PEDRO
YOASOBI
moon drop
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
the cabs
WHISPER OUT LOUD
FRONTIER BACKYARD
LEGO BIG MORL
JON SPENCER
NOMELON NOLEMON
a flood of circle
DOES
水曜日のカンパネラ
FOO FIGHTERS
キタニタツヤ
たかはしほのか(リーガルリリー)
ExWHYZ
MONOEYES
藤森元生(SAKANAMON)
大塚紗英
感覚ピエロ
ZAZEN BOYS×サニーデイ・サービス
East Of Eden
アーバンギャルド
JYOCHO
羊文学
小林私
THE SPELLBOUND
- 2025.10.11
-
終活クラブ
キュウソネコカミ
トンボコープ
Appare!
cinema staff
秋山黄色
YOASOBI
moon drop
コレサワ
OKAMOTO'S
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
KNOCK OUT MONKEY
INORAN
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
KANA-BOON
ExWHYZ
FRONTIER BACKYARD
androp
カミナリグモ
brainchild's
フレデリック
envy × world's end girlfriend × bacho
"JUNE ROCK FESTIVAL 2025"
East Of Eden
Official髭男dism
藤沢アユミ
豆柴の大群
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.12
-
a flood of circle
キュウソネコカミ
SUPER BEAVER
WtB
キタニタツヤ
セックスマシーン!!
WESSION FESTIVAL 2025
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
INORAN
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
Omoinotake
Bimi
ART-SCHOOL
Official髭男dism
eastern youth
なきごと
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.13
-
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
Awesome City Club
ExWHYZ
Appare!
The Biscats
brainchild's
Rei
OKAMOTO'S
秋山黄色
Age Factory
トンボコープ
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
"WESSION FESTIVAL 2025"
岡崎体育
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
シド
SCANDAL
cinema staff
Cody・Lee(李)
コレサワ
ネクライトーキー×ポップしなないで
リュックと添い寝ごはん
eastern youth
hockrockb
Omoinotake
Kroi
PIGGS
清 竜人25
Plastic Tree
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.14
-
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
ドミコ
THE ORAL CIGARETTES
Hump Back
Survive Said The Prophet × NEE
MONOEYES
ぜんぶ君のせいだ。
超☆社会的サンダル
go!go!vanillas
武瑠 × MAQIA
- 2025.10.15
-
ドミコ
LONGMAN
PEDRO
キュウソネコカミ
MONOEYES
打首獄門同好会
アカシック
HY × マカロニえんぴつ
ポルカドットスティングレイ
藤巻亮太
- 2025.10.16
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
YOASOBI
PEDRO
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
"Shimokitazawa SOUND CRUISING presents. サウクルラボ vol.1"
SCANDAL
SIX LOUNGE
brainchild's
- 2025.10.17
-
挫・人間
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
a flood of circle
ズーカラデル
LONGMAN
chilldspot
otsumami feat.mikan
リュックと添い寝ごはん
コレサワ
神聖かまってちゃん
終活クラブ
NOMELON NOLEMON
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
フラワーカンパニーズ
SUPER BEAVER
東京スカパラダイスオーケストラ
BIGMAMA
Bimi
- 2025.10.18
-
TOKYOてふてふ
伊東歌詞太郎
挫・人間
シド
OKAMOTO'S
YONA YONA WEEKENDERS
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
アイナ・ジ・エンド
moon drop
RADWIMPS
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
bokula.
the cabs
SWANKY DOGS
amazarashi
INORAN
WtB
osage
"LIVE AZUMA 2025"
カミナリグモ
Cody・Lee(李)
阿部真央
Newspeak
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
Keishi Tanaka × 村松 拓
"ASAGIRI JAM'25"
ズーカラデル
I Don't Like Mondays.
Victoria(MÅNESKIN) ※振替公演
ロザリーナ
the paddles
神聖かまってちゃん
LACCO TOWER
星野源
- 2025.10.19
-
DYGL
リュックと添い寝ごはん
OKAMOTO'S
Age Factory
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。
moon drop
コレサワ
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
SIX LOUNGE
リリカル / みじんこらっく / とにもかくにも / ティプシーズ / 台所きっちん
SUPER BEAVER
Laura day romance
WtB
Omoinotake
"LIVE AZUMA 2025"
Cody・Lee(李)
ビレッジマンズストア
SPRISE
伊東歌詞太郎
浪漫革命
LUCKY TAPES
ハンブレッダーズ / KANA-BOON / キュウソネコカミ / マカロニえんぴつ ほか
ネクライトーキー×ポップしなないで
Keishi Tanaka × 村松 拓
ナナヲアカリ
"ASAGIRI JAM'25"
高岩 遼
Sou
森 翼
SCANDAL
パピプペポは難しい
osage
星野源
PIGGS
- 2025.10.20
-
打首獄門同好会
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
TOKYOてふてふ
TenTwenty
- 2025.10.21
-
The fin.
神聖かまってちゃん
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
RELEASE INFO
- 2025.10.06
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.19
- 2025.10.22
- 2025.10.24
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.05
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号