Japanese
"恋せよ男子2024" 前半戦
Skream! マガジン 2024年02月号掲載
2024.01.21 @下北沢7会場
Writer : フジジュン Photographer:Ayaka.、若奈
音楽メディア"激ロック"、"Skream!"を有する激ロックエンタテインメントが運営するライヴハウス 下北沢LIVEHOLIC主催のサーキット・イベント[LIVEHOLIC presents. "恋せよ男子2024" supported by 激ロック & Skream!](以下、"恋せよ男子")が開催された。
"女性アーティスト"にフォーカスを当て、バンド、シンガー・ソングライター、アイドル、声優、DJと様々なジャンルのアーティストが出演。ライヴ激戦区である下北沢の7会場を舞台に、全78組(!)のアーティストが集結した。10時間に及ぶお祭り騒ぎの前半戦、僕が観ることのできたライヴ・アクトをレポートする。
昼12時、LIVEHOLIC、MOSAiC、ReGの3会場でライヴが同時スタートし、ついに幕を開けた"恋せよ男子"。LIVEHOLICのトッパーを務めた、82回目の終身刑に続いて登場したのは、4人組ロック・バンド Wisteria。ミイ(Vo)の煽りから「Sign」で始まったライヴは、力強く伸びやかな歌声にタイトで勢いのあるバンド演奏、アグレッシヴなパフォーマンスに観客が熱い拳と掛け声で応え、会場に一体感が生まれる。"前へ前へ"と攻めのステージで魅せた「No Way」、悲痛な歌声が胸を締めつける「ラブトレイター」と続くライヴにバンドの魅力が見えてきたところで、後ろ髪を引かれながら次の会場へ。
明るく激しくあでやかに、ReGに和の風を吹かせていたのは6人組アイドル・グループ 戦国アニマル極楽浄土。会場に到着したときはライヴも後半戦だったが、観客がペンライトを振ったり、ステップを踏んだりと、それぞれのスタイルで楽しむ空間が実に心地よい。激しい「戦果」の全力ダンスで魅せると、ラスト「契-ちぎり-」にファンの熱いコールが起き、大盛り上がりでフィニッシュ!
続いてReGに登場し、「PARTY GANG CRAZY」でライヴをスタートするや、キュートな笑顔とアッパーなパフォーマンスでブチアゲたのは、6人組アイドル・グループ GANGDEMIC。"Party Dance ElectRock"を掲げる彼女ら。「Up All Night Fuckers」、「Welcome to my "DANCING WORLD"」と続き、重低音の気持ち良いエレクトロ・サウンドとパーティー感満点の賑やかなパフォーマンスで、初めて観る人も踊らせながら、要所要所にスキルの高いメンバーのソロ・ダンスで見せ場を作るステージは見応え抜群!
超満員のWAVERのステージに堂々登場。ALICE(Vo)の力強く色気あるヴォーカルと強靭なバンド・サウンドで観客をステージへと引き込んだのは、2月14日にメジャー・デビューを控えた5人組ロック・バンド Risky Melody。感情豊かな歌声とハード・ロックをベースに同期やシンセを効果的に使用したサウンドで、多彩な楽曲世界を見せてくれた彼女たち。感傷的なシャウトとギター・ソロが胸に刺さった「銃口に花束を」にガッツリ心掴まれた。
続いて訪れたMOSAiCに登場したのは、なかねかな。。令和のクソングメーカー、なかねかな。と引き立て役のゆでたまご安井によるこのユニット。"おっぱいよりおしり!"と訴え掛ける「おしり派」で始まり、半ば力技で盛り上げると、高い歌唱力と底抜けに明るいステージ、巧みなトークにじゃんけん大会とあらゆる手段で会場を沸かせる。
彼女らのライヴを観たのは初めてだったが、その魅力と楽しさにどんどん引き込まれた筆者。ここまでも、まったく異なる個性や魅力を放つアーティスト、まったく異なる雰囲気を作り上げるライヴを満喫できる、サーキット・イベントの面白さを存分に感じていたが、"こんなアーティストがいたんだ!"という新しい発見や、新しい価値観との出会いこそがサーキットの醍醐味! と改めて思わされた。
WAVERに入場規制がかかり、観客の期待が大いに高まるなかで、オープニング・ナンバー「READY FOR ACTION」でライヴがスタート。ラウドにポップにダンサブルにと変幻自在のサウンドと、パワフル且つ繊細な0C(Vo)のヴォーカルで自身の世界観を作り上げたのはCODE OF ZERO X。求心力の高さにカリスマ性さえ感じる0Cのリードで、「QAdream」に全員がクラップやジャンプを合わせる会場はワンマンさながらの盛り上がりだった。
同時刻、ReGには声優としてアーティストとして活躍するニノミヤユイが登場。アニメ"ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season"エンディング・テーマでもある、新曲「今世大革命」を歌う彼女のマイク1本、歌だけで勝負するカッコ良さに見惚れていると、MCでは"次の曲なんだっけ?"とかわいい天然ぶりも発揮。芯のある歌声でしっかり聴かせた、「ヒロイン」でライヴを終えると、余韻に浸る観客の拍手がいつまでも鳴り響いた。
休む間もなくライヴハウスを回り、なかなか忙しいスケジュールではあったけど、初めて知るアーティストや、普段あまり触れることのないジャンルをたくさん観れたという喜びと充実感に満たされた"恋せよ男子"前半戦。タイトル通り、僕の恋心に火をつけてくれたアーティストがいたけれど、それが誰だったかは内緒にしておく。
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PEDRO
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-
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伊東歌詞太郎
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-
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