Japanese
CODE OF ZERO
2021年12月号掲載
Interviewer:山口 智男
未だ終息しないコロナ禍の中、女性ヴォーカリスト 0C(読み:ゼロシー)によるソロ・プロジェクト、CODE OF ZEROは精力的にライヴ、そしてツアーに取り組みながら、8月から5ヶ月連続でシングルを配信リリースしてきた。昨年に続き、2度目の挑戦となる5ヶ月連続配信シングルに込めた思いや、その集大成とも言える12月26日の代官山UNITワンマン・ライヴの意気込みを、0Cに訊いた。
今年の5ヶ月連続配信シングルは去年とは違って、ライヴをめっちゃ意識する曲の作り方に変わりました
-ライヴの本数も徐々に戻ってきましたが、ライヴがあるとやっぱり違いますか?
現在、"Road to our BRAVE Tour"と題したツアー中なんですけど、ライヴが単純に多いということとツアーは違うということを思い出しました。『MAKE ME REAL』(2019年リリースのミニ・アルバム)のリリース・ツアー以来、2年ぶりのツアーになるんですけど、今回は自分たちでしっかりと組んだというわけではないんです。もともと、決まっていたライヴが結構あったことに加え、12月26日に代官山UNITでワンマン・ライヴを開催することが決まっていたので、10月3日のリクエスト・ワンマン[CODE OF ZERO presents "Everything Starts From 0"]からツアーという形にしようということで――
-あ、それでCODE OF ZERO主催のライヴもあれば――
そうです。他のアーティスト主催のライヴなんですけど、"ツアー中なんだったら、それを謳ってあげるよ"って言ってもらったライヴも含め、今回はその期間全体をツアーって言っているんです。前回の『MAKE ME REAL』のツアーのときは全公演、自分たちの冠でやるって決めて、ツアーを組んだんですけど、それとはちょっと違って、やっぱりコロナ禍っていうのもあったんで、この時期にちゃんとツアーができるか、もともとはわかってなくて。ただ、いろいろな考え方があって、ライヴを自粛していらっしゃるバンドもいるなかで、うちはライヴに復帰して早い段階から、"主催者側が中止にしないかぎりは出演させていただきます"と告知もしていたので、わりとイベントにお誘いいただくことも多くて、それも含めて、今回はツアーにしましょうってことになったんです。
-なるほど。そういうことだったんですね。
10月3日から始めて、10月29日の新潟公演が初めて自分たちの単独冠のライヴだったんですよ。それまでは、他のアーティストさんのツアーに同行したりとか、単発のサーキットに出演させてもらったりとかだったんですけど、久しぶりにツアーってなって、対バンがいっぱい出てくれているなかで、最後に自分たちがやるにあたっては、すごいプレッシャーもあって。
-あぁ、プレッシャーが。
すっごくありました(笑)。ほぼ東京のバンドだったんですけど、新潟まで来てくれて、それぞれのバンドのファンの方もいろいろなところから新潟まで集まってくれて、もちろん、新潟のバンドもいたんで、地元の人たちも来てくれて、それぞれがMCで、こういうご時世にライヴハウスに足を運ぶ思いをいっぱい語ってくれたんです。以前とはちょっと違うというか、前にそういう思いがなかったかというと、そういうわけではないんですけど、重みがちょっと違うなと思いました。一本一本のライヴが重いなって。
-でも、ライヴができることは嬉しいわけですよね?
嬉しいというか――
-そんなに単純なものじゃない?
いえ、嬉しい、で、いいはずです(笑)。8月から5ヶ月連続でシングルの配信リリースをやっているんですけど、去年も同じことをやったんですよ。でもそのときはコロナ禍で、うちはライヴをやらないと決めた代わりに、だったらシングルを配信でリリースしようと始めたんです。なので、ライヴを想定してそんなに曲を作らなかったんですね。むしろオンラインだけで完結するというか、今はSNSがあって、聴いてもらった感想は、ちゃんと私まで届くんだから、ライヴでやったら盛り上がるのかってことは気にせずに挑戦してみようって曲があったり、バンドって縛りじゃなくてもいいかもって曲があったり。1曲目の「Anti New Order」、2曲目の「1337」は結構バンドっぽい曲だったんですけど、3曲目の「QAdream」、4曲目の「Dorothy's F」はEDMとか、フューチャー・ベースとか、クラブ・ミュージックを意識したので、生ドラムを使わないとか、ギターも入っていないとか、そういう曲になりましたね。今は、そういう曲もバンド・アレンジしてライヴでもやっているんですけど、そのへんはちょっと去年ならではの思考回路だったと思います。
-それに対して、今年は――
5月にさっき言ったリクエスト・ワンマンの振替公演をやる予定だったんですけど、その時期に感染者が増えて、また延びたんですよ。すっごい楽しみにしていたから、もうめちゃくちゃ落ち込んでしまって。
-あぁ。その気持ちは察するに余りあります。
リクエスト・ワンマンってことで、ファンのみんなに投票してもらってたんですけど、それが私の考えるセットリストと全然違って面白かったんです。だから私自身もすごく開催を楽しみにしていたんですけど、それが流れたんで結構しょんぼりして、この時期、ライヴにモチベーションを置いていると、身が持たへんと思ってしまって。お客さんも私もお互いにしんどすぎひんかって。中にはライヴに来るために宿を取ったり、電車の切符を買ったりする人もいるわけじゃないですか。ライヴのチケット代は払い戻せるけど、時間とか手間とかって払い戻せないから心が痛いし、もちろんお客さんも理解してくれてると思うんですけど、それって音楽離れに繋がると思いました。ライヴがなくなるかもしれないと思いながら待っていてもらうのは、たぶん無理。みんなの気持ちが離れるなって。ライヴハウスも含め、音楽というエンタメから。音楽ってことだけなら配信とかでいろいろ楽しんでもらうことはできるけど、ライヴ文化みたいなものに楽しみを見いだしていた人たちって、音楽だけじゃなくて、ライヴを観に行くことも含めてその人たちの音楽が好きっていうのがきっとあるから、ライヴがないんだったら段々聴かなくなる気がするんですよ。音楽を聴いたらライヴに行ってたときのことを思い出しちゃうじゃないですか。それってすごく悲しい。このリクエスト・ワンマンが流れたことが、今年も5ヶ月連続配信シングルをやろうと思ったきっかけでした。ライヴは状況によって中止や延期になるかもしれない。なかなかみんなに会えないかもしれない。だから、確実にできること、届けられるものをやっぱり今年も作ろうって。ただ去年と違うのは、去年の5ヶ月連連続配信シングルでは、ライヴをせず音楽を作ることだけを重要視していたんですけど、今年の5ヶ月連続配信シングルを出す頃には、ライヴが結構できる状態になっていたので、ライヴをめっちゃ意識する曲の作り方に変わりました。配信した瞬間にみんながまずSNSで感想を言ってくれて、それをライヴで観てどう思ったかをまた言ってくれて、そこは去年とは全然違うし、配信と並行してライヴもやれて嬉しいと思えたところです。
-では、8月1日にリリースした「WHAT IS THE BRAVE?」、9月1日にリリースした「READY FOR ACTION」、10月1日にリリースした「tell everything only you」の3曲は、もうライヴでやっているんですか?
「tell everything only you」はリクエスト・ワンマンで1回やりました。「WHAT IS THE BRAVE?」と「READY FOR ACTION」は、ほぼ毎回やっています。
LIVE INFO
- 2025.01.18
-
マリンブルーデージー
片平里菜
Ivy to Fraudulent Game
HY
あいみょん
夜の本気ダンス
クジラ夜の街
SpecialThanks
9mm Parabellum Bullet
ADAM at
ずっと真夜中でいいのに。
内澤崇仁(androp)
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
WurtS
ビレッジマンズストア
OAU
Helsinki Lambda Club
ストレイテナー
上白石萌音
Dear Chambers
bokula.
Bye-Bye-Handの方程式
Homecomings
go!go!vanillas
米津玄師
the engy / Chevon / Billyrrom / E.scene
ayutthaya
女王蜂
SILENT SIREN
OKAMOTO'S
LACCO TOWER
Vaundy
眉村ちあき
FRONTIER BACKYARD
- 2025.01.19
-
マリンブルーデージー
片平里菜
夜の本気ダンス
クジラ夜の街
CYNHN
Lucky Kilimanjaro
ADAM at
Homecomings
HY
あいみょん
Ivy to Fraudulent Game
9mm Parabellum Bullet
内澤崇仁(androp)
GANG PARADE / ASP / ExWHYZ ほか
THE BACK HORN
THE YELLOW MONKEY
ブランデー戦記
神聖かまってちゃん
Age Factory / FINLANDS / PK shampoo ほか
the quiet room
SpecialThanks
ストレイテナー
People In The Box
終活クラブ
崎山蒼志
bokula.
Helsinki Lambda Club
上白石萌音
Uniolla
FES☆TIVE
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Shiggy Jr.
フィロソフィーのダンス
the paddles
ヒトリエ
琴音
Maki
Vaundy
macico
Czecho No Republic
パピプペポは難しい / ゴホウビ / shallm / HATE and TEARS ほか
- 2025.01.20
-
ヤバイTシャツ屋さん
SUPER BEAVER
österreich
- 2025.01.21
-
片平里菜
終活クラブ
Homecomings
WurtS
SUPER BEAVER
PEDRO
- 2025.01.22
-
ASIAN DUB FOUNDATION
WurtS
ずっと真夜中でいいのに。
シノダ(ヒトリエ)
SVEN(fox capture plan)
go!go!vanillas × NEE
RAY
アイナ・ジ・エンド
BRADIO
米津玄師
- 2025.01.23
-
終活クラブ
ずっと真夜中でいいのに。
a flood of circle
小山田壮平 / kanekoayano
ヤバイTシャツ屋さん
ASIAN DUB FOUNDATION
米津玄師
暴動クラブ / 板歯目 / M.J.Q(山本久土+クハラカズユキ)
- 2025.01.24
-
片平里菜
東京初期衝動
ザ・シスターズハイ
終活クラブ
Homecomings
夜の本気ダンス
ego apartment
LEGO BIG MORL
神聖かまってちゃん
かりんちょ落書き
ハシリコミーズ
MONO NO AWARE
くるり
Ivy to Fraudulent Game
THE YELLOW MONKEY
RAY
Wez Atlas
- 2025.01.25
-
片平里菜
ブランデー戦記
女王蜂
BLUE ENCOUNT / UNISON SQUARE GARDEN / ヤバイTシャツ屋さん / フレデリック ほか
Helsinki Lambda Club
SpecialThanks
ストレイテナー
上白石萌音
the paddles
bokula.
HY
SCOOBIE DO
Umisaya
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Dear Chambers
sajou no hana
Aimer
あいみょん
め組
IDLES
かすみん(おこさまぷれ〜と。)
神聖かまってちゃん
Czecho No Republic
GOOD BYE APRIL
フラワーカンパニーズ
パピプペポは難しい
Rhythmic Toy World
眉村ちあき
Mega Shinnosuke
サカナクション
Hedigan's
kobore
tacica
9mm Parabellum Bullet
Cloudy
- 2025.01.26
-
マリンブルーデージー
ASP × ExWHYZ
[Alexandros] / キタニタツヤ / マカロニえんぴつ / Creepy Nuts / ヤングスキニー ほか
Helsinki Lambda Club
THE BACK HORN
SpecialThanks
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
the paddles
ストレイテナー
HY
上白石萌音
SCOOBIE DO
SILENT SIREN
夜の本気ダンス
東京初期衝動
Homecomings
アイナ・ジ・エンド
Dear Chambers
Mega Shinnosuke
崎山蒼志
Bye-Bye-Handの方程式
CYNHN
Aimer
あいみょん
I Don't Like Mondays.
フラワーカンパニーズ
tacica
琴音
Lucky Kilimanjaro
ADAM at
LEGO BIG MORL
篠塚将行(それでも世界が続くなら)
サカナクション
阿部真央
Bubble Baby
- 2025.01.28
-
マリンブルーデージー / かたこと
the HIATUS
WurtS
米津玄師
SUPER BEAVER
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
the quiet room / Maki
安藤裕子
- 2025.01.29
-
THE ORAL CIGARETTES
the HIATUS
Saucy Dog
米津玄師
Hakubi
君島大空
Appare!
Helsinki Lambda Club
ポルカドットスティングレイ
ネクライトーキー
- 2025.01.31
-
ビレッジマンズストア
神聖かまってちゃん
LEGO BIG MORL
UNISON SQUARE GARDEN
KNOCK OUT MONKEY
Wez Atlas
くるり
ザ・ダービーズ
インナージャーニー / 板歯目 / Apes ほか
ヤユヨ
WANIMA × MONGOL800
TYCHO
Aooo
AYANE
9mm Parabellum Bullet
小林私 / Redhair Rosy / INF ほか
Halujio
the telephones
Bye-Bye-Handの方程式
RELEASE INFO
- 2025.01.18
- 2025.01.19
- 2025.01.20
- 2025.01.22
- 2025.01.24
- 2025.01.25
- 2025.01.28
- 2025.01.29
- 2025.01.31
- 2025.02.01
- 2025.02.05
- 2025.02.07
- 2025.02.10
- 2025.02.12
- 2025.02.19
- 2025.02.26
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ヒトリエ
Skream! 2025年01月号