Japanese
てのひらえる / CODE OF ZERO / リトルリリス
Skream! マガジン 2021年08月号掲載
2021.06.22 @下北沢LIVEHOLIC
Writer 伊藤 美咲 Photo by 清水舞
メディア"Skream!"、"激ロック"を有する激ロックエンタテインメントがプロデュースするライヴハウス、下北沢LIVEHOLICの6周年を記念した"LIVEHOLIC 6th Anniversary series"がスタートし、6月22日の初日公演は同社プロデュースの美容室 ROCK HAiR FACTORY(通称:ロクヘア)も6月に3周年を迎えるということで、両者のコラボ・イベントとして開催。ロクヘアとかかわりの深いCODE OF ZERO、てのひらえる、リトルリリスの3アーティストがお祝いに駆けつけた。
また、ロクヘアとのコラボ企画ということで、ライヴ・パフォーマンスの前に、ライヴハウスでは異例となる出演ヴォーカリスト3人の公開ヘアセットがステージ上で披露された。
ヘアセット道具が並べられ、いつもとは違ったステージの上でてのひらえる、0C(CODE OF ZERO)、Lilly(リトルリリス/Vo/Vn)の3人が、順番にロクヘア店長のRIKAによって華やかにスタイリングされていく。施術中はそれぞれがロクヘアに行ったときのエピソードを話したり、観客がBGMに合わせて手拍子を鳴らしたりと終始和やかで微笑ましい時間だった。RIKAお手製のヘッドドレスをつけてセットが完了し、会場も温まったところで、いよいよライヴがスタートした。

トップバッターを務めたのは、エモーショナル・ガールズ・ロック・バンド、リトルリリスだ。黒の衣装に映える白い百合のヘッドドレスを身につけ、サイドに流した髪がセクシーなLillyが"最高に楽しい夜にしましょう"と開幕宣言を放ち、クールなギター・ソロが印象的な「Starting Over」でライヴはスタートした。そのまま「Glass Sniper(Type 1.02g)」、「WANNA to BE」を披露し、フロアに響くバンド・サウンドとLillyの力強い歌声でその場にいた全員を魅了する。観客も手を挙げることでメンバーに負けじと会場のボルテージを上昇させ、MCでは"(髪型)かわいいですか?"というLillyの問い掛けに、フロアが拍手で答える場面も(ちなみに、Lilly以外のメンバーもロクヘアでセットしてもらったとのこと)。さらにジャジーなナンバー「嘘」では、ドラマチックなヴァイオリンの音を響かせるだけでなく、各メンバーの技が光るソロ回しでさらに会場を熱くしていく。メンバーがリスナーとコミュニケーションを取るときの笑顔と、音を奏でるときに垣間見える真剣な表情のギャップにもグッときた。

続いてステージに姿を現したのは、CODE OF ZERO。チュールのヘッドドレスと青髪がよく似合う0Cが"CODE OF ZERO、始めます"と発し、ライヴが始まった。1曲目にアッパー・チューン「君だけがいない世界」をプレイし、アグレッシヴな「MAKE ME REAL」に繋げていく。0Cも観客も一緒にハンドクラップやヘドバンをし、序盤から最高潮の盛り上がりを見せてくれた。MCを挟み"楽しんでいけますか、下北!"と声を掛けたあとは、エレクトロ・ナンバー「QAdream」や、ロック・チューン「Deep Above」をドロップ。次々と畳み掛けられる激しいサウンドには思わず身体が動いてしまいっぱなしだったし、0Cの髪に飾られたチェーンも動くたびに光っていて、彼女をさらに輝かせる。"最後、拳貸してくれますか!"と0Cが呼び掛け、会場がひとつになったところで、ラストの「out of control」がエネルギッシュに歌い上げられた。30分間のステージが一瞬に感じるほど、CODE OF ZEROの全力で勢いのあるパフォーマンスに引き込まれたライヴだった。

この日のトリを飾ったのは、てのひらえる。SEが流れた瞬間から拳を掲げたリスナーに迎えられた彼女は、衣装にリンクした赤や黒のチュールを纏ったガーリーなツインテール姿で登場。公開ヘアセット時の"今日はチェキ10枚撮ってもいいくらいだよね!?"と言っていたほがらかな様子からは一転、1曲目「アウトサイダー」が始まると、手を大きく広げたり、ヘドバンしたりとパワフルなパフォーマンスと歌声を披露する。また、「天使の讃美歌」に込められた、"何があっても強く生きていこうね!"というメッセージには、昨今の人と会いづらい状況でも"私はひとりじゃないんだ"と思える安心感があり、背中を押された。オーディエンスも身体を揺らしたり手を鳴らしたりと、それぞれが好きなように音を楽しんでいたのも印象的だ。後半にはこれからの季節にぴったりなガガガSPのカバー曲「線香花火」を熱く歌い、ラストはファン・ネームを表題にした「NUMBER50」で締めくくった。こうして、三者三様にステージを盛り上げた本イベントは終了。"LIVEHOLIC 6th Anniversary series"のスタートに相応しい、終始エネルギーに満ちた時間だった。
- 1
LIVE INFO
- 2025.12.14
-
downy / toe / unripe / aieum
(sic)boy
VII DAYS REASON
LiSA
ねぐせ。
10-FEET / クリープハイプ / go!go!vanillas / Saucy Dog ほか
UVERworld
ぜんぶ君のせいだ。
Devil ANTHEM.
フラワーカンパニーズ
TOMOO
NEE
"DUKE×GREENS presents わちゃごなどぅ -whatcha gonna do-"
OAU
PEDRO
Nikoん
石崎ひゅーい
kobore / Suspended 4th / ザ・シスターズハイ / ザ・シスターズハイ ほか
鶴
SHERBETS
RADWIMPS
9mm Parabellum Bullet
PENGUIN RESEARCH
MOSHIMO
スカート
PHALUX
Bimi
ASP
22/7
古墳シスターズ
クジラ夜の街
[Alexandros]
キタニタツヤ
- 2025.12.15
-
MONOEYES
Kroi
GODSPEED YOU! BLACK EMPEROR
anewhite
山田将司(THE BACK HORN)/ 大木伸夫(ACIDMAN)/ 内澤崇仁(androp)/ 村松 拓(Nothing's Carved In Stone) ほか
TOOBOE
Mrs. GREEN APPLE
Hump Back
- 2025.12.16
-
くるり
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
優里
YOURNESS
GANG PARADE
ザ・クロマニヨンズ
GODSPEED YOU! BLACK EMPEROR
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.12.18
-
桃色ドロシー
あいみょん
くるり
Nikoん
東京初期衝動
The Ravens
リーガルリリー
ザ・クロマニヨンズ
点染テンセイ少女。
渡會将士
高岩 遼
カメレオン・ライム・ウーピーパイ
Homecomings
PompadollS
- 2025.12.19
-
(sic)boy
Helsinki Lambda Club
桃色ドロシー
ガラスの靴は落とさない
Nikoん
flumpool
吉井和哉
東京初期衝動
LiSA
BIGMAMA / THE BOYS&GIRLS / KALMA / オレンジスパイニクラブ / ハク。
SHERBETS
VII DAYS REASON
キノコホテル
羊文学
僕には通じない
Mrs. GREEN APPLE
BLUE ENCOUNT
- 2025.12.20
-
NANIMONO
PENGUIN RESEARCH
LACCO TOWER
RADWIMPS
ポルカドットスティングレイ
ぜんぶ君のせいだ。
The Cheserasera
flumpool
ハシリコミーズ
ZOCX
クジラ夜の街
ExWHYZ
浪漫革命
mudy on the 昨晩
"MERRY ROCK PARADE 2025"
ザ・クロマニヨンズ
Awesome City Club
SPECIAL OTHERS
LUCY
アイナ・ジ・エンド
め組
ACIDMAN
UVERworld
パピプペポは難しい
eastern youth
Mrs. GREEN APPLE
優里
- 2025.12.21
-
NANIMONO
The Biscats
桃色ドロシー
クジラ夜の街
RADWIMPS
LACCO TOWER
NEE
東京スカパラダイスオーケストラ
GLIM SPANKY
フラワーカンパニーズ
MOSHIMO
DURAN
(sic)boy
"MERRY ROCK PARADE 2025"
VII DAYS REASON
ザ・クロマニヨンズ
LiSA
Appare!
Newspeak
齋藤知輝(Academic BANANA)
Keishi Tanaka
鶴
清 竜人25
MONOEYES
暴動クラブ
UVERworld
OKAMOTO'S
優里
- 2025.12.22
-
DOES
東京スカパラダイスオーケストラ
フラワーカンパニーズ
Kroi
FINLANDS
アーバンギャルド × 氣志團
あいみょん
- 2025.12.26
-
(sic)boy
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
水曜日のカンパネラ
TOMOO
ポップしなないで
ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / 3markets[ ] / Cloudy ほか
坂本慎太郎
インナージャーニー
LACCO TOWER
UVERworld
RADWIMPS
RAY
- 2025.12.27
-
優里
東京スカパラダイスオーケストラ
MOS
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
ハシリコミーズ
Mirror,Mirror
ザ・クロマニヨンズ
LEGO BIG MORL
神聖かまってちゃん
the band apart × FRONTIER BACKYARD × ASPARAGUS
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
ExWHYZ
Appare!
RADWIMPS
凛として時雨
RELEASE INFO
- 2025.12.17
- 2025.12.19
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.22
- 2025.12.24
- 2025.12.26
- 2025.12.29
- 2026.01.01
- 2026.01.04
- 2026.01.06
- 2026.01.07
- 2026.01.09
- 2026.01.11
- 2026.01.14
- 2026.01.16
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ZOCX
Skream! 2025年12月号





















