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INTERVIEW

Japanese

点染テンセイ少女。

2023年08月号掲載

点染テンセイ少女。

KABUKIMONO'DOGs

Official Site

Member:麗 シュウ 那華喜 シイナ アオハル ラムネ コハク カーニバル 美雲 はに 平波 芽衣 日暮 刹那 空士 ヒマリ ​シュンカ アキ ※日向 しおんは取材時不在

Interviewer:宮﨑 大樹

"神使轟く、激情の如く。"らが所属するアーティスト事務所、KABUKIMONO'DOGs(カブキモノディージー)とSkream!の12ヶ月連載企画が進行中。その第2弾として"ライトノベルの世界観"がコンセプトの10人組アイドル・グループ、"テンテン"こと"点染テンセイ少女。"にインタビューを実施した。朗読劇とライヴのハイブリッドで独自の世界観を生み出し、シーンで異彩を放つ彼女たちに迫る。


ひとつひとつの楽曲の世界に転生して、自分じゃない誰かの物語を、私たちが登場人物として語り継いでいく


-Skream!初登場なので、まずはグループについて紹介をお願いします。

麗:点染テンセイ少女。は、ライトノベルの世界観がコンセプトの、2次元から転生してきたグループです。疾走感溢れるエモーショナル・オルタナティヴ・ロックの楽曲と、台詞を用いた演出を武器に、月に30本以上、ほぼ毎日ライヴをして活動しています。

-"ライトノベルの世界観"がコンセプトって、なんとなくはイメージできますけど、具体的にはライトノベルの世界観がどのように反映されているのでしょうか?

平波:なんだろう? 出身地が竜宮城になっていて、2次元っぽいのかな(笑)?

-あぁ、みなさんのプロフィールに書かれている出身が独特というか、それぞれファンタジーなものになっていますよね。

那華喜:台詞を用いた演出という部分で、ライトノベルの帯にあるような、本を代表する言葉みたいなものがあるじゃないですか? それを私たちは楽曲を代表する言葉として台詞に用いていたりします。あとは、歌詞を読んでいくと1曲の中で物語が進んでいくので、そこもライトノベルらしさですね。聴いているみんなも主人公として物語を楽しめるし、私たち自身の成長も、ライトノベルとして進んでいくというのがコンセプトです。

-それぞれの曲をひとつの物語のように捉えていると。

那華喜:そうです。点染テンセイ少女。に"テンセイ"って付いているじゃないですか? これはひとつひとつの楽曲の世界に転生して、自分じゃない誰かの物語を私たちが登場人物として語り継いでいく、みたいなところもライトノベルっぽさだったりします。

-今回の企画ではKABUKIMONO'DOGs所属のグループに連続でインタビューしているわけですが、個性的なグループが多いなかで"点染テンセイ少女。はここが強みだ"と感じるところや、点染テンセイ少女。として活動しているメンバーだからこそ感じる、グループの魅力はどんなことですか?

アオハル:テンテン(点染テンセイ少女。)は誰よりも身体を張れるところが強いかなと思って。スタッフさんからも"キミらの武器は、エンタメと努力"とよく言われるんです。自分たちでも顔ランでの勝負じゃないとわかっているので、暇さえあれば街に繰り出してチラシを配ったり、チャレンジ企画というのにも挑戦していたりして。

-チャレンジ企画ですか?

アオハル:朝の6時台から無料でライヴをするんです。早起きして始発で来るメンバーもいれば、前日から前乗りしているメンバーもいて。そんな早朝ライヴ以外にも、定期公演の中で1時間ノンストップ・ライヴという、MCを挟まずにまるっと1時間パフォーマンスするライヴをしたり、去年は富士山から池袋までひとり10キロずつマラソンをして、そのあとにライヴをするまでを全部生配信したりして、本当に身体を張っています。強いです!

美雲:どんなときも、どんなことも全力で頑張れます! 限界知らずです!

那華喜:バラエティ・アイドルですね(笑)。

シュンカ:夢を夢のまま終わらせず、ど根性で掴みにいく姿勢も魅力だと思います! テンテンに加入してから、少しずつ夢だったイベントに出演する機会をいただくことも増え、たくさんの方の支えがあるのはもちろん、どんなに遠回りしても必ず努力が実る時が来るんだということを知れました! 日々のフライヤー配りや毎日配信が繋がったり、テンテンの世界観溢れる楽曲などがいろんな方に届いて"チームテンテン"が広がって、たくさんの方と一緒に夢を掴んでいく"テンテンドリーム"が魅力です!

コハク:アイドルの枠にとらわれない、様々なコンテンツに挑戦できるところも魅力だなと思います。"TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)"の企画でドラマ撮影、エイプリル・フール企画で100キロマラソン、テンテンじゃなかったら体験できないようなことばかりです。事務所スタッフさんが、次はこんなのどうだろう? ってたくさんの企画を提案してくれて、テンテンこんなのやってるんだ、面白い! って観てくれるお客さんがいるからこそ、メンバーも全力で挑める。次はどんなことをやるんだろう、ってメンバーとしてもワクワクできます。

-続いてテンテンの音楽にフォーカスをして話を聞いていきたいんですけど、冒頭に説明いただいたようにグループとしてエモーショナル・オルタナティヴ・ロックを掲げていますよね。青春感というか、大人が聴けば昔のことを思い出すし、若い人が聴けば今の自分に刺さるような曲だなと感じた楽曲が多かったです。

コハク:今自分が置かれている状況、聴くときによって曲に対する感じ方が違うんです。それと、元気を貰えるところがテンテンの楽曲のいいところだなと思います。

日暮:あと、テンテンは声が十人十色なのも魅力ですね。楽曲も、かわいい曲もあればカッコいい曲もあって、エモさに全振りの曲もあります。なので月に30本以上ライヴをやっていても、セットリストによって雰囲気が変わってくるので、同じようなライヴがないんです。

-"これぞテンテン"と言える代表的な楽曲を挙げるとしたらどの曲ですか?

空士:テンテンの結成当初からある「スターストーリー」(2021年リリース)という曲ですね。お客さんも一緒に盛り上がれる曲です。盛り上がれるし、エモさも兼ね備えています。

那華喜:この「スターストーリー」には"叶うはずのない願いも 君となら叶えられそう"とか、そういう言葉が歌詞に入っていて。例えば何かで勝利を掴むときは心の中で歌っていたし、それで叶った夢もこの2~3年の間で何個もありました。ライヴで盛り上がるのももちろんですけど、そういう思い入れがあるのが「スターストーリー」のいいところで、お客さんの中でも私たちの中でも思い入れがある曲ですね。

空士:めっちゃいいこと言うから泣きそうになっちゃった(涙)。その「スターストーリー」と対になる曲として、私たちの新しい代表曲として作られたのが、8月に出る「キミがスピカ」という新曲なんです。

麗:「スターストーリー」は、まだ夢が叶う前の曲という印象が私の中ではあって。叶う"はず"みたいな。夢が叶うことを願っているけど、まだ叶っていないんです。「キミがスピカ」のほうは、いくつか夢が叶った今のテンテンにしか歌えない歌だなと思います。まだまだ目標がたくさんあるなかで「スターストーリー」も大事に歌っていきたいし、「キミがスピカ」は、もっともっと勢いをつけて"私たちの夢がこれからも叶う姿を見てください"という自信を持った形で、これから歌っていきたいですね。