Japanese
B.O.L.T
2022年08月号掲載
Member:内藤 るな 高井 千帆 青山 菜花 白浜 あや
Interviewer:宮﨑 大樹
お天気で気持ちが左右されることもあると感じるんですね、そんなみなさんの心に寄り添えるような作品が『Weather』なんです
-ここまで6曲の内の前半3曲について聞いてきましたけど、後半3曲は直接的に天気を表す言葉が多く使われていますよね。4曲目は、KNOCK OUT MONKEYから提供された「D.T.F.」です。
内藤:曲調もここから一気に空に近づいた感じがしていて。前半3曲を"いい曲だなぁ"って聴いていたなかで、後半で"このEPのタイトルは「Weather」だ!"と思い出させてくれるのがいいなぁと、EPを通して聴いていて思いました。
-英語詞多めのサビで、とても勢いのある楽曲ですけど、サビで英語詞が多い曲はあまりなかったんじゃないですか?
内藤:ちぃちゃん(高井)がレコーディング前日に"英語、頑張ります"と言っていたのが印象的で。
高井:歌詞だけを見たときはちょっと不安になりました(笑)。でも歌っていて、英語のサビのリズム感がすごくいいなと思いました。
-個人的にはそこのメロディで空を飛んでいる情景が浮かびました。
高井:屋上とかで歌いたいなぁって思いますね。
白浜:サビは伸ばすところが多いので、まっすぐ歌うというか、届くように、前に前に歌うように意識しました。最後の"光も越えて/どこまでも行ける"というところが、一番こだわったところです。自分なりの解釈ですけど、光ってすごく速いじゃないですか? 人間には追いつけない速さだけど、そんな光を越えるくらいの勢いで、どこまでもいけるみたいな意味が込められているんじゃないかなと思って。なので、希望を込めて歌いました。
-それと、この曲では客室乗務員みたいな、謎のアナウンスが入っていますよね。
一同:(笑)
内藤:誰かなぁ......(笑)?
青山:私で~す(笑)! 最初は丁寧な感じでやってみたんですけど、最後らへんは"もうふざけていいよ"って言われました(笑)。空を飛んでいるみたいに、話し声も高く、パァーンって上げている感じで言ってみたので、そこにも注目していただきたいです。
-なんだか『Weather』は遊び心が詰まっている曲が多いですね(笑)。続く「夜を抜け出して」はBACK LIFTの提供です。最後の"明日にはくもり空も/晴れに変わる"という言葉が象徴するように、悩みながらも前に進んで、希望を掴みにいくような曲に感じました。
高井:歌詞だけ見ると"苦痛で嫌になった"とか、そういうワードが多くて。でも、だんだん心情が変化して、心が晴れに変わる曲になっているんです。"自分を信じてやれなかった日々"というちょっと落ち着くところを担当しているんですけど、そこからラスサビでパっと開放していくのがこの曲のポイントに感じます。なので、"落ちサビだからカッコ良く歌おう"とかじゃなくて、ふわっと心が開放される感じのニュアンスを上手く出せたらなぁというのは、レコーディングで考えていました。振付は、心情が動く感じを表現したガッツリ踊るパートが多いので、ライヴの中でも激しめな曲です。最後の晴れに変わる瞬間は、空を見上げていたりして歌詞とリンクするので、振付にも注目してほしいですね。
内藤:最初にキーチェックするためにデモをいただいたときは、バンドさんが歌っているイメージしかつかない感じの曲だったんです。振付が想像できない曲だなと思って。でも実際には、ちぃちゃんが言ったように踊れる曲で、バンド・サウンドをダンスで表すとこうなるんだというのが、この曲で出ているなと感じました。踊っていて楽しい曲ですね。
-そしてEPを締めくくる「雨のち晴れ」は、BSテレ東ドラマ"ちょい釣りダンディ"のエンディング・テーマということで、またまたグルメ関連のドラマとのタイアップですね。
高井:釣り飯ドラマです(笑)。
内藤:食べ物とは切っても切れない関係になり始めていますね(笑)。今までの「Don't Blink」(2020年12月リリースの1stシングル表題曲)、「More Fantastic」(3rdシングル表題曲)は、リード曲がグルメ系のドラマのタイアップになっていて。「Yummy!」(2021年9月リリースの2ndアルバム『Attitude』収録)という楽曲もそうなのですが食べ物に沿った歌詞の楽曲も多かったんですけど、釣りは海とかじゃないですか? "Weather"は"天気"、"空"で、真逆の位置にいる曲だから、最初はどうなるんだろうと思ったよね?
高井:お魚要素とかもないしね(笑)。
-でも釣りって天候に大きく左右されるものですし、密接な関係があるものだと思いますよ。
高井:そうですね。あと"釣りで得るものは魚だけじゃない"という話を聞いていて。釣りって、ひとりで考える時間も含まれているのかなと感じるんです。「雨のち晴れ」でも、最初は雨の中で、自分ひとりの時間としていろいろ考えごととかしていて。私も雨の日にそういうことをするタイプなんですけど、最後には気持ちがちょっとでも明るくなれる感じがするんです。この曲調と、釣りが終わったあとの感情が、うまくリンクしていたらいいなと思います。
内藤:実際にドラマのエンディングで流れているのを聴いて、ピッタリだなと感じました。テーマとして"1日の終わりに明日も頑張ろうと思える"、ほっこりするようなドラマだと聞いていたんですけど、この曲も最後のほうにかけて希望に満ち溢れる歌詞や曲調になっていくので、それがドラマに合っているなって。
-というわけで、ここまで全曲についてお話を聞いてきました。改めて今回のEPは、天気のようにいろんな感情の曲が入っているから"Weather"というタイトルになっているそうですけど、このタイトルになることについてはどう感じていましたか?
青山:最初に聞いたときは、晴れの曲だったら元気とか、雨の曲だったらどんよりしているのかなぁとか想像していたんですけど、天気というよりは気持ちをフィーチャーしていると教えてもらって。そのあとに曲を聴いたら、たしかにその通りだなと理解しました。
内藤:私は空を見たり写真を撮ったりするのが好きで。その説明を聞いたときは、すごく楽しみだなと思いました。お天気は、雨でテンションが上がる方もいれば、テンションが下がる方もいて、みんなお天気で気持ちが左右されることもあると感じるんですね。そんなみなさんの心に寄り添えるような『Weather』という新しい作品をリリースできるのが、楽しみな気持ちでいっぱいでした。
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