Japanese
挫・人間
2017年10月号掲載
Member:下川 リヲ(Vo/Gt)
Interviewer:沖 さやこ
-「おしゃれメロス」は非常に完成度の高いソウル・ミュージックで。
僕らみたいな奴らがああいう演奏をできること自体がめちゃくちゃ面白いですよね(笑)。いろいろやってきて"何をしたら面白いだろう? これで僕が英語で歌ったらめちゃくちゃ面白いだろう!"と思って。思い切って英語で歌詞を書いたので、歌詞カードも読んでほしいですね。
-頑張って読んでみたら、いい意味でがっかりする内容ですからね(笑)。
そういうがっかりが大好きなんです(笑)。だから2度オイシイ曲ですね。僕らはギターの音がいいかどうかよりも、そのギターが入ることで面白いか面白くないかが重要で。そこはめちゃくちゃ厳しくジャッジします(笑)。このギター・ソロも"そんなの弾けたの!?"と思うようなソロでめっちゃ面白いですよね。自分のメンバーが面白いのは本当に嬉しいです。
-"明日、俺はAxSxEになる......"というタイトルがすごく気になるんですけど......。NATSUMEN/ex-BOATのAxSxEさんのことですか?
そうです。この曲、AxSxEさんがレコーディングしてくださったんですよ。僕、AxSxEさんのギターのルードな感じとかめちゃくちゃ歪んでるところが大好きで。ずっと大ファンだったので、ギター弾いてもらっちゃいました(笑)。最後の最後で入ってくるとんでもないギターはAxSxEさんのものです。"もう何年もギター弾いてないよ~!"と言いながら弾いてくれたんですけど、自分の曲の中でAxSxEさんのギターが鳴っているのを聴いて感動しましたね。AxSxEさんに対するラヴ・ソングです。曲名は、元メンバーがいまBOATのコピー・バンドをやってるらしくて、Twitterで"明日、俺はAxSxEになる"とつぶやいてたんです。それ見て"何言ってんだ! 曲名にしたるわ! 俺は本物とやったわ!"と思ってタイトルにしました(笑)。
-(笑)ダンサブルなバンド・サウンドで、洗練された曲になったのでは。
作ってる環境は全然そんなことないんですよね。1週間で作らないといけない状況だったので、夏目の家に2日くらい泊まってどういう曲を作ろうか悩んで。仲がいいので、どんどんふざけ合う感じになるんですよね。僕が着てたTシャツをその場にあったハサミで切り裂いてノースリーブにして踊って"僕なりのおしゃれだね~"とか言い始めて、そこから僕の踊りに音楽をつけていったという地獄みたいな感じなんですけど(笑)。でもこういう作り方してるバンド、ほかにはいないだろうなと思うし。汚いとか、嫌がられるものが美しく輝きだす芸術は希望だなと。
-全曲メロディに振れ幅ができてますよね。裏声を使うものも多くて、広がりが生まれていると思います。
それは普通に成長かもしれません(笑)。音楽をやっている時間が長くなって、レベル・アップしてるのかも。アレンジで言うなら「絶望シネマで臨死」はあの展開の多さで3分くらいにまとめられたので、しめしめって感じで。ハードコア・パンクが好きなので、曲は短ければ短いほどいいと思っているんですよね(笑)。
-そこも音楽の歴史を継承しているなと。ネガティヴな人なりのポジティヴさが力強く繊細に鳴ったアルバムだと思います。
僕のポジティヴはネガティヴの中からしか生まれてこないので(笑)。開き直りかもしれないけど、そうなったときが一番強い。他人からすると厄介かもしれないですけど(笑)。諦めていれば何も動かないので安心できるんですけど、諦めるなら不安のほうがマシだなという気持ちもあるし。僕らみたいなバンドが苦手だという人も巻き込んでいきたい。日本がそういう(自分たちの音楽を好きな)人ばっかりの国になればいいのに、そうなったら面白いのに......と思うくらいには中二です(笑)。自分が誠実である限り、音楽では何をしてもいいかなと思っています。
-先ほどに続き、ロック・スターな発言じゃないですか。
僕も言いながら"ロック・スターみたいなこと言っちゃったな"と思いました(笑)。
-そういうことをこういう場で言えるようになったのも成長でしょう。1年前の下川さんはもっと自虐的で自分を卑下していたから。
本当に挫・人間を好きでいてくれる人たちがいるので、自分を卑下するのも失礼だな、ということにやっと気づいて。自虐は自分を守れるけれど、聴いてくれる人を傷つけてしまう――なんだかこれもロック・スターっぽいですね(笑)。リリース・ツアーでは渋谷CLUB QUATTROでのワンマン・ライヴが決定していて。憧れのバンドがクアトロでライヴしているのをVHSで見ていたので、ようやくこの規模でワンマンができるのも嬉しいし、それをもっと大きくしたい気持ちもあります。いいライヴができる気がしています。挫・人間って名前のバンドが売れたらかっこいいし、面白いと思うんですよね。
LIVE INFO
- 2025.11.27
-
打首獄門同好会
MONOEYES
Cody・Lee(李)
moon drop
桃色ドロシー
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
ザ・クロマニヨンズ
TENDRE
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
PEDRO
Tempalay
あたらよ
- 2025.11.28
-
Galileo Galilei
優里
BLUE ENCOUNT
go!go!vanillas
怒髪天
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
VII DAYS REASON
Dios
崎山蒼志
凛として時雨
ズーカラデル
コレサワ
SHERBETS
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
ポルカドットスティングレイ
おいしくるメロンパン
sajou no hana
NEK!
CENT
OKAMOTO'S
meiyo
RAY
reGretGirl
- 2025.11.29
-
ビレッジマンズストア
Appare!
YOASOBI
NEE
暴動クラブ
brainchild's
Cody・Lee(李)
キタニタツヤ
優里
くるり
TOKYOてふてふ
MONOEYES
キュウソネコカミ
moon drop
THE BACK HORN
androp
The Biscats
フレデリック
チリヌルヲワカ
怒髪天
eill
LOCAL CONNECT
wacci
LACCO TOWER
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
ドラマチックアラスカ
アーバンギャルド
ねぐせ。
ExWHYZ
UVERworld
フラワーカンパニーズ
愛美
浪漫革命
東京スカパラダイスオーケストラ
BACK LIFT / 魔法少女になり隊 / LEEVELLES / パピプペポは難しい ほか
Bentham
MONO NO AWARE
NANIMONO
カミナリグモ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
- 2025.11.30
-
ビレッジマンズストア
YOASOBI
NEE
TOKYOてふてふ
凛として時雨
キタニタツヤ
崎山蒼志
くるり
キュウソネコカミ
moon drop
SHERBETS
THE BACK HORN
TENDRE
アーバンギャルド
the paddles
秋山黄色
TOMOO
LACCO TOWER
ドラマチックアラスカ
LUCY
ExWHYZ
Maki / SIX LOUNGE / w.o.d. / KUZIRA / TETORA
UVERworld
フラワーカンパニーズ
ポルカドットスティングレイ
NANIMONO
ズーカラデル
ぼっちぼろまる×ポップしなないで×ぜったくん
コレサワ / ヒグチアイ / のん / ひぐちけい
miwa
MONO NO AWARE
Conton Candy
JYOCHO
離婚伝説
- 2025.12.02
-
RADWIMPS
LONGMAN
Dios
RAY
マカロニえんぴつ × DISH//
私立恵比寿中学
GLIM SPANKY
SUPER BEAVER
IneedS
- 2025.12.04
-
TENDRE
LEGO BIG MORL
私立恵比寿中学
SHERBETS
Homecomings
アーバンギャルド
キュウソネコカミ
吉井和哉
Hakubi
- 2025.12.05
-
桃色ドロシー
私立恵比寿中学
moon drop
ポルカドットスティングレイ
ザ・クロマニヨンズ
NANIMONO
eill
Laughing Hick
崎山蒼志
さかいゆう / 望月敬史 / L'OSMOSE(O.A.)
flumpool
とまとくらぶ
Another Diary
岡崎体育
Rei
ズーカラデル
打首獄門同好会
- 2025.12.06
-
キュウソネコカミ
AIRFLIP
ザ・クロマニヨンズ
凛として時雨
OKAMOTO'S
BLUE ENCOUNT
indigo la End / a flood of circle / Galileo Galilei / go!go!vanillas ほか
Cody・Lee(李)
brainchild's
LEGO BIG MORL
NANIMONO
怒髪天
ねぐせ。
CVLTE
UVERworld
eastern youth
キタニタツヤ
優里
Kroi / Jeremy Quartus(Nulbarich) / BREIMEN / luv
flumpool
チリヌルヲワカ
Aooo
Mirror,Mirror
心愛 -KOKONA-
THEラブ人間 / ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / KALMA ほか
フラワーカンパニーズ
Ryu Matsuyama
MyGO!!!!!
- 2025.12.07
-
ぜんぶ君のせいだ。
崎山蒼志
キュウソネコカミ
MOSHIMO
moon drop
ポルカドットスティングレイ
凛として時雨
BLUE ENCOUNT
AIRFLIP
OKAMOTO'S
sumika / マカロニえんぴつ / Kroi / ズーカラデル ほか
NANIMONO
怒髪天
Devil ANTHEM.
ACIDMAN
eastern youth
小林私
UVERworld
優里
秋野 温(鶴)
LACCO TOWER
OAU
the telephones
BIGMAMA
フラワーカンパニーズ
9mm Parabellum Bullet
PENGUIN RESEARCH
トゲナシトゲアリ × RAISE A SUILEN
- 2025.12.08
-
ザ・クロマニヨンズ
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
RAY × きのホ。
ドラマチックアラスカ
PACIFICA
シベリアンハスキー
雨のパレード
never young beach
- 2025.12.09
-
キュウソネコカミ
天女神樂
ザ・クロマニヨンズ
FRANZ FERDINAND
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
ドラマチックアラスカ
TENDRE
PACIFICA
Galileo Galilei
Dios
ザ・シスターズハイ
ストレイテナー
PEDRO
モーモールルギャバン
- 2025.12.10
-
PACIFICA
Galileo Galilei
山本彩
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
くるり
森 翼
Wez Atlas
すなお
ストレイテナー
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
RELEASE INFO
- 2025.11.27
- 2025.11.28
- 2025.11.29
- 2025.12.01
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.06
- 2025.12.09
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.19
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2026.01.01
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号

















