Japanese
WHITE ASH
2016年03月号掲載
Member:のび太(Vo/Gt) 剛(Dr) 彩(Ba) 山さん(Gt)
Interviewer:石角 友香
-あと、のび太さんの歌の主人公は架空のRPGの騎士みたいなイメージがずっとあるんですけど。今回、ちょっと怒ってません?
のび太:怒ってる? どうだろ? でも純粋にいつも歌詞を作るとき、曲ができあがってその曲の持つイメージを自動書記みたいな感じで書いているので、僕自身は特に怒ってる感覚はないですけど、もしかしたらその曲自体が怒りを含んでいるんですかね。怒ってるかな(笑)?
山さん:ギラッとはしてるよね、対訳見ても。
のび太:ロックをテーマにして攻めてるアルバムを作りたいと思ったから、パンチのある曲を前にすると、"物腰の柔らかい雰囲気だと合わないなぁ"と思ったのかもしれないですね。だから自分の気持ちやメッセージを込めることは基本的にはないですね。
-ラストにはバラードの「Don't Stop The Clocks」(Track.11)を配置して。
のび太:「Don't Stop The Clocks」自体は、ロックなものにするっていうテーマが決まってから作った曲で、アルバムの最後の曲にしようと思いながら作りました。ロックにもいろいろなジャンルがありますけど、ロック・バンドがやるバラードっていうとOASISだなと思って。OASISが活動後期に『Stop The Clocks』(2006年リリース)っていうベスト・アルバムをリリースしたんですけど、それが結局、活動休止を暗示してる感じがあって(※OASISは2009年より事実上の解散状態にある)。――僕らはもともとARCTIC MONKEYSからバンドを始めたこともあるので、UKロックに対するリスペクトを持ちながら、"まだまだこれからも歩みを止めずにロックを続けて行く"っていう意思表示も込めて、"Don't Stop The Clocks"というタイトルにしました。この曲のメロディ自体が、なんかいいことを言っても許される、そういう器の大きさを感じたというところもあって。
-逆に今、UKのバンドでUK的なサウンドのバンドは少なくなっていて。
のび太:若手のバンドとかでたぶんいることはいるんでしょうけど、それがメインストリームじゃないのは感じますね。世界的にも"ロック"っていうものが下の方に位置づけられちゃってるっていう部分があるんですけど――でも、たしか去年か一昨年かARCTIC MONKEYSが『AM』(2013年リリース)っていう5枚目のアルバムで、なんかの賞を受賞したとき(※2014年のBrit Awards"Best Album Of The Year"受賞時)に、"ロックンロールはいつもすぐそこにあって、今は眠ってるんだけど、そいつはいつでも目を覚ますんだよ"みたいなスピーチをしていて、それがすごく希望のある言葉だなと思ったんですよね。たぶん必ずまたロック・バンドや"ロックンロール"が世界的に復権する日は来ると思います。そのために自分たちも自分たちがかっこいいと思う音楽をちゃんと続けて行きたいってすごく思いますね。
-トップのバンドがどんどんダンスやEDMの要素を取り入れてますし。
のび太:たしかに。THE 1975とか、新曲がだいぶポップな方向にいってて。EDMとか今もブームが続いてますけど......昔だと音楽始めるきっかけって、ライヴ観て"うわ、めっちゃかっこいい、ギター買ってバンドやろう"って感じだったのに、今はパソコン使えば自分で曲を作れるじゃないですか。"めっちゃかっこいい、パソコン買って、ボーカロイドやろう"みたいに。それに、パソコンで作る音楽の中では、EDMが1番エッジが効いててみんなのテンションが上がるものなんですよね。そういう意味では時代的な部分で仕方がないことなのかなと思いますね。ギター1本買うよりもパソコンだったら、ギターやベースからドラムまで自分で全部できちゃいますし。ある意味、ギター買ってバンド組んでっていう、他人と交流しないといけないことを煩わしいと思う子たちも、もしかしたらいるのかもしれないですけど。そういう意味ではすごく仕方ないと思う部分もありつつ。とはいえ、絶対に生でやるバンドの方が最終的には一発逆転できる気はするんで。
-人と関わることの面白さを親近感をもって表現できる、そこがWHITE ASHが今のロック・バンドとして象徴的な部分だと思うんですよね。
山さん:僕ら、去年かなりの本数のライヴをやっていたので、ライヴで音を鳴らすっていうこともそこに繋がってくるというか。それが音源に反映することは今までの作品ではあまりなくて、どちらかというと自分たちが作りたいものを作ってかっこいいと思うことをやるっていうスタンスだったんです。でも、今回はライヴの本数を重ねてお客さんとふれあって感じるものをそのまま音に落とし込んだアルバムになってるので、それは初期衝動感にも繋がっているなと。人との関わりとか、一緒に演奏するということとか。"ふれあう"っていうことが1番詰まったアルバムなのかなと思います。
-ところでタイトルにもなっている"スペードの3"は大富豪でジョーカーに勝てる切り札ですね。
のび太:そう。もともと「Ledger」(Track.5)が映画"ダークナイト"のジョーカーっていうキャラクターをモチーフにした曲で、それを収録したシングル(2015年リリースの両A面シングル『Insight/Ledger』)を出したあとに、アルバムを出すならそのジョーカーよりも強くないといけないなと思ったんです。ちょうど札幌のツアーのときにフェリー移動だったんですけど、メンバーとマネージャーと5人でずっと大富豪やってて(笑)。大富豪では、数字的には3が弱くて2が強い、その2よりもジョーカーが強いんですけど、唯一スペードの3がジョーカーに勝てる"スペ3返し"っていうのが公式ルールとしてもあって。普段弱いけど"ここぞ"っていうときに1番強いヤツに勝てるっていうのがすごくロック的だなと思ったんですよ。
-ロック的でもあるし、すごくWHITE ASH的でもありますよ。
一同:ははは。
LIVE INFO
- 2024.11.24
-
NANIMONO
打首獄門同好会
DENIMS
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
ザ50回転ズ
キュウソネコカミ
LONGMAN
四星球
安藤裕子
Conton Candy
back number
Bray me / EverBrighteller / FUNNY THINK
ウソツキ
9mm Parabellum Bullet
新しい学校のリーダーズ
リュックと添い寝ごはん
FIVE NEW OLD
SHE'S
Vaundy
Umisaya
fhána
シノダ(ヒトリエ)
People In The Box
HERE
大森靖子
AIRFLIP
ASIAN KUNG-FU GENERATION
WANIMA
ずっと真夜中でいいのに。
Mega Shinnosuke
リアクション ザ ブッタ
SpecialThanks
Half time Old
HY
あいみょん
YOUR ADVISORY BOARD
泣き虫☔︎
優里
フレンズ
the quiet room
Thom Yorke
椎名林檎
- 2024.11.25
-
Age Factory
安藤裕子
シノダ(ヒトリエ)
KANA-BOON
フレデリック
BUMP OF CHICKEN
- 2024.11.26
-
Age Factory
SUPER BEAVER
PEDRO
SIX LOUNGE
神はサイコロを振らない
煮ル果実
Thom Yorke
BUMP OF CHICKEN
ハンブレッダーズ
The Novembers
(sic)boy
ストレイテナー
ヤングスキニー
THE YELLOW MONKEY
にしな
- 2024.11.27
-
新しい学校のリーダーズ
PEDRO
LAST DINOSAURS / ego apartment
ハンブレッダーズ
まなつ
Jamie xx
雨のパレード
詩羽(水曜日のカンパネラ)
go!go!vanillas
ヤングスキニー
にしな
- 2024.11.28
-
MOROHA
Age Factory
新しい学校のリーダーズ
DYGL
煮ル果実
SIX LOUNGE
まなつ
アンと私
挫・人間
秋山黄色
w.o.d.
マルシィ
終活クラブ
BURNOUT SYNDROMES
Cö shu Nie
フィルフリーク
シノダ(ヒトリエ)
go!go!vanillas
a flood of circle
KANA-BOON
- 2024.11.29
-
離婚伝説
CVLTE
Age Factory
SHE'S
ずっと真夜中でいいのに。
BLUE ENCOUNT
フィロソフィーのダンス
OKAMOTO'S
DYGL
NEE
Lucky Kilimanjaro
神聖かまってちゃん
Ivy to Fraudulent Game
小山田壮平
tacica
秋山黄色
w.o.d.
ねぐせ。
Dear Chambers
アンと私
the dadadadys
挫・人間
ASIAN KUNG-FU GENERATION
NANIMONO
にしな
Hello Hello
吉澤嘉代子
PIGGS
パピプペポは難しい
TK from 凛として時雨
a flood of circle
BREIMEN
ヤユヨ
CIVILIAN
DOES
East Of Eden
シド
岸田教団&THE明星ロケッツ
ANABANTFULLS
三浦透子
- 2024.11.30
-
back number
NEE
ポルカドットスティングレイ
大森靖子
SHE'S
ずっと真夜中でいいのに。
OKAMOTO'S
tacica
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
フィロソフィーのダンス
SWANKY DOGS
the shes gone
ヤングスキニー
Aimer
リアクション ザ ブッタ
ストレイテナー
ズーカラデル
ウソツキ
Newspeak
9mm Parabellum Bullet
ねぐせ。
BLUE ENCOUNT
moon drop
Cö shu Nie
ASIAN KUNG-FU GENERATION
Conton Candy
椎名林檎
Vaundy
WONK
MYTH & ROID
Hakubi
This is LAST
崎山蒼志 / MONO NO AWARE / 荒谷翔大 / 家主 ほか
GANG PARADE
BiS / KNOCK OUT MONKEY / パピプペポは難しい / LEEVELLES ほか
須田景凪
フラワーカンパニーズ
フレデリック
LiSA
なきごと
Machico
"ビクターロック祭り2024"
- 2024.12.01
-
back number
reGretGirl
Lucky Kilimanjaro
大森靖子
OKAMOTO'S
SIX LOUNGE
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
フィロソフィーのダンス
Ivy to Fraudulent Game
Aimer
MOROHA
Helsinki Lambda Club
リアクション ザ ブッタ
ストレイテナー
THE YELLOW MONKEY
DENIMS
LACCO TOWER
9mm Parabellum Bullet
NANIMONO
ハク。
fhána
オレンジスパイニクラブ
the shes gone
Vaundy
Hakubi
レイラ
さめざめ
ベランダ
GOOD ON THE REEL
秋山黄色
須田景凪
I Don't Like Mondays.
the quiet room
Laughing Hick
PEDRO
LiSA
indigo la End
- 2024.12.02
-
Saucy Dog
スカート
挫・人間
chilldspot
RAY×BELLRING少女ハート
- 2024.12.03
-
Saucy Dog
ヤングスキニー
リーガルリリー
SHE'S
LONGMAN
キュウソネコカミ
まなつ
ASH DA HERO / POLYSICS
IMAGINE DRAGONS
Age Factory
Amber's
SUPER BEAVER
- 2024.12.04
-
ASIAN KUNG-FU GENERATION
神聖かまってちゃん
The Ravens
go!go!vanillas
リーガルリリー
PEDRO
Galileo Galilei
ASH DA HERO / POLYSICS
SIX LOUNGE
マカロニえんぴつ / SAKANAMON / ヤユヨ ほか
DYGL
NEE
点染テンセイ少女。
SUPER BEAVER
- 2024.12.05
-
シノダ(ヒトリエ)
坂本慎太郎
新しい学校のリーダーズ
Dear Chambers
フィルフリーク
終活クラブ
go!go!vanillas
キュウソネコカミ
ネクライトーキー
VOI SQUARE CAT
DeNeel
PEDRO
四星球
ハンブレッダーズ
w.o.d.
ドミコ
BIGMAMA
Nulbarich
- 2024.12.06
-
DURDN
9mm Parabellum Bullet
新しい学校のリーダーズ
reGretGirl
Maki
CENT
上白石萌音
a flood of circle
DeNeel
YONA YONA WEEKENDERS / 荒谷翔大 / muque
Ivy to Fraudulent Game
リュックと添い寝ごはん
ネクライトーキー
Aimer
Dear Chambers
小山田壮平
CVLTE
ねぐせ。
- 2024.12.07
-
Kroi
怒髪天
フィロソフィーのダンス
the shes gone
Conton Candy
シノダ(ヒトリエ)
ずっと真夜中でいいのに。
あいみょん
ザ50回転ズ
Umisaya
Helsinki Lambda Club
リアクション ザ ブッタ
ADAM at
HY
BLUE ENCOUNT
Vaundy
reGretGirl
岡崎体育
ズーカラデル
上白石萌音
a flood of circle
ポルカドットスティングレイ
ASIAN KUNG-FU GENERATION
"年末調整GIG 2024"
VOI SQUARE CAT
安藤裕子
TK from 凛として時雨
ストレイテナー
THE YELLOW MONKEY
Aimer
眉村ちあき
マオ(シド)
Johnnivan
VENUS PETER
eastern youth
打首獄門同好会
SpecialThanks
クレナズム
OKAMOTO'S
ねぐせ。
"下北沢にて'24"
BUMP OF CHICKEN
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
- 2024.12.08
-
怒髪天
フィロソフィーのダンス
ザ50回転ズ
ビッケブランカ
9mm Parabellum Bullet
シノダ(ヒトリエ)
the shes gone
ずっと真夜中でいいのに。
あいみょん
リアクション ザ ブッタ
Maki
HY
Vaundy
ExWHYZ
安藤裕子
DURDN
Conton Candy
ASIAN KUNG-FU GENERATION
"年末調整GIG 2024"
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
ストレイテナー
LiVS
マオ(シド)
ネクライトーキー
OKAMOTO'S
Newspeak
Mega Shinnosuke
フレンズ
FR2PON!
DENIMS
BUMP OF CHICKEN
RELEASE INFO
- 2024.11.27
- 2024.12.04
- 2024.12.06
- 2024.12.11
- 2024.12.13
- 2024.12.18
- 2024.12.20
- 2024.12.25
- 2024.12.27
- 2024.12.28
- 2025.01.06
- 2025.01.08
- 2025.01.10
- 2025.01.15
- 2025.01.17
- 2025.01.22
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
PEDRO
Skream! 2024年11月号