Japanese
HaKU
2014年03月号掲載
メンバー:辻村 有記 (Vo/Gt) 三好 春奈 (Ba/Vo) 藤木 寛茂 (Gt) 長谷川 真也 (Dr)
インタビュアー:沖 さやこ
HaKUが、配信限定シングル「the day」を3月5日にリリースする。2013年6月に発表されたミニ・アルバム『wonderland』 以降、東名阪とマレーシアを回ったリリース・ツアー以外にも50本を超えるライヴを重ね、より強くしなやかなサウンドを手に入れた。内向きな曲を作り続けていたフロントマン辻村有記に"人に伝えたい"という想いが芽生えたという。今回のインタビューでは、2013年のバンドを探りながら、HaKU流の応援ソングという「the day」について伺った。
-「the day」は2013年6~7月に東名阪とマレーシアで行われた、ミニ・アルバム『wonderland』のリリース・ツアーでも披露されていました。あのライヴは『wonderland』のツアーでありながらも"次"を強く感じさせるものでした。資料にも『Simulated reality』以降は"バンドの変化の時期"と書かれていましたが、HaKUが"人に伝える"ということに意識が向くようになったのはどういう経緯だったのでしょうか。
辻村:単純に自分の変化として、人との出会いが大きかったと思うんです。それ以前の自分らは、"こっちについて来いよ"みたいな音楽や引っ張っていく音楽もたくさんあるなかで、答えを提示するような音楽をなかなか作ることができなくて。自分たちの音楽は問題提起をしてお客さんと一緒に考えて"この問題はどういうものなのかな"というのをみんなと一緒に考えるようなものだとも思っていたんです。今もそういう音楽をやっているんですけど......歳を重ねるにつれていろんな経験や出会いもあるなかで、自分の意思というのが自ずと音楽に出てくることも勿論あって。10代の後半や20代の頭のほうでは答えがわからなかったものも、いろんな人に出会ったり、いろんなことを経験することによって、自分の中での答えがあるものもたくさん出てきたんですよね。それを音楽に投影したときに......初めて人を引っ張っていくような音楽というか、自分たちの意思がある曲が作れたと思っていて。それがちょうど『wonderland』のツアーのとき、その転機が自分のなかにあったんです。だからあのツアーのときは、その最初の部分ですかね。それが見せられたんじゃないかと思ってます。『wonderland』を作ったことで、そこに繋がっていったところがあると思います。
-そういう"答えを出す音楽"に行きたい気持ちは昔からお持ちだったのですか?
辻村:いや、全然ないですね。結構悲観することのほうが多かったんで、その方向に行こうとも思わなかったし、自分が作る音も言葉もそっちには行かなかったから、自ずとそういう音楽ができあがっていったんですけど。......でもやっぱり、変えてくれるのは"人"だな、と思って。その結果こういう気持ちになれたのは、すごくいい出来事だったなぁ、とはいま思っているんですけどね。
-多くの人々との出会いが、辻村さんに変化をもたらした。
辻村:周りにいる人、自分の近しき人から始まって......たとえば海外の人と触れ合う機会も昔はあんまりなかったんですけど、バンドをやってから、恵まれていることに海外でライヴをやれるようになって。そういうところに行ったときに出会った人が、すごく自分を変えてくれた感じがします。言葉が通じないなかでも、自分たちが作った曲――大阪時代に6畳一間で作ったような曲を、そこから何年か経ってから海外に行って演奏したらみんな歌っている。そういうことが起こると、やっぱ変わりますね。もっとこの人のこと知りたいと思えたから、もっと伝えたいなというのが......そこでちょっと思えた気がします。言葉が通じないから、もっと深いところで通じ合えると思ったんですよね。それをバンドの音楽でもって、どういう風に伝えられるかなと試行錯誤したひとつの結果が、前向きな音楽だったりするのかもしれないです。
-海外で自分たちの音楽を演奏するという経験は、かなり大きいものになったんですね。
辻村:そうですね......"大きい"しかないです。特にずっと洋楽を聴いてきたので、そこで助けられたり夢を見させてもらったりもしていて。自分たちの作った音楽を聴いた他の国の人が、それで変わるきっかけになれたらとても素晴らしいことだと思ったので。
三好:東南アジアで日本のアニメ主題歌がブームになって、そこからわかれてJ-ROCKブームが現地で起こった流れで、一昨年にマレーシアのイベントに呼んでいただきました。去年はさらにマレーシアで初の海外単独公演ができたんです。日本人はライヴでうわ~ってやりたくても周りがやってなかったらどうしようみたいなのがあるけど、(マレーシアには)そういう概念がないみたいで、心のままにうわ~ってするし、別にみんながおんなじようにノッたりしなくてもいいし。それぞれの楽しいやりかたでやってくれたり、歌ってくれたり。びっくりしたのが、アンコール出ていったら"この曲やれ!"ってタイトルいっぱい叫んでもらったり(笑)。そういう素直さが新鮮だったし、それを見たことによって日本のシーンやお客さんを第三者として見れました。お客さんはシャイだけど、そんなお客さんに1回バン!と一体感が生まれると......やっぱり強いかな。
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