Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

DISC REVIEW

サイハテ

TVアニメ"マクロスΔ"のフレイア・ヴィオン役で声優としての活動をスタートし、同作内ユニット"ワルキューレ"ではエース・ヴォーカルとして活躍中の声優/シンガー 鈴木みのりの5thシングル。TVアニメ"海賊王女"エンディング・テーマの表題曲「

Siip

固有の精神と肉体を持って生まれた人間が神の視座で表現物を作ることは無理だ。だがSiipには"どこの誰でもない生命体"になりきってでも発したい音と言葉があったのだろう。昨年のクリスマス・イヴに突如「Cuz I」を配信。この初アルバムでは人類創

Re:Pray

前作「HOPE」が暗闇に一筋の光を見いだしたばかりの第一声だとしたら、今回は"新たなる祈り"と題されているだけあり、一歩踏み出した決意表明だ。バンド・サウンドの生々しさで勝負しつつ、風を顔に受けて前進するような感覚をマンドリンの響きで繊細に

海底より愛をこめて

ライヴを主軸に音楽活動という名の航海を続けてきた彼らは、突如猛威を振るった新型コロナウイルスにより、その船から大海へと投げ出された。そんな彼らが"海底"から放つ、暗闇の中に光を見いだす本アルバム。先の見えない深海でもがく1曲目「海底」から始

DIARY KEY

結成20周年を迎えたBase Ball Bearの新作。この時代を深く見つめながら描かれた"人生讃歌集"だという今作だが、ここには小出祐介(Vo/Gt)の中にあるだろう様々な意図や想いを深読みせずにはいられない言葉たちが綴られている。また、

Duality Code

メンバーそれぞれのソロ活動を経て、待望の5thアルバムがついに完成。儚くてセンチメンタルなダンス・ナンバーから、ほっこりとするクリスマス・ソングまで、実に多彩な全12曲を収録。どれも聴き手の心に滑り込んでいく親しみやすさはありつつも、ハード

藍染めの週末

元Aqua Timezのヴォーカル、太志が立ち上げたプロジェクト Little Parade。今年1月に発表した初のCD作品から約10ヶ月で早くも2ndミニ・アルバムが到着。楽器隊が放つグルーヴや、アコギの音を押し出したアンサンブル、そして

アンメジャラブル

オール新曲で挑むメジャー1stフル・アルバム『アンメジャラブル』。温かく素朴なサウンドの1曲目「ガマズミ」から、エッジの効いたUKロック調の2曲目「退屈かも知れない」と早速そのギャップに驚かされる。スズキユウスケ(Vo/Gt)、スズキナオト

EVERBLUE

OmoinotakeがTVアニメ"ブルーピリオド"のOP曲「EVERBLUE」を表題に据えたEPでついにメジャー・デビュー。アニメの主人公による"好きなことをやるって いつでも楽しいって意味じゃないよ"という言葉に自身を重ねて書き上げた表題

nerd

今年全国デビューを果たして以降勢いを加速中のKroiによる新EP。フル作含め今年3枚目のフィジカルというスピードにも驚きだが、さらに望外なのはそのクオリティの高さだ。本作も先行曲「Juden」から飛びっきりファンキーに腰から躍らせる。ぶりっ

降伏論

タイアップ作品との"ハマる"出会いによって、ミュージシャンの持ち味が最大限に発揮されることがある。人気アニメ"プラチナエンド"のエンディング・テーマとなった宮下 遊の最新曲「降伏論」はまさにそういう1曲だ。作詞はhotaru、作曲はTom-

YONA YONA WEEKENDERS

全曲の作詞作曲を手掛ける磯野くん(Vo/Gt)を中心にもともと、それぞれにパンク系のバンドをやっていた4人が集まり結成。ノーマークの新人から注目のニューカマーに成長したYONA YONA WEEKENDERSがメジャー・レーベルからリリース

103号

楽器を持たないパンク・バンド BiSHのメンバー、そしてロック・バンド PEDROのフロントマンとしての顔を持つアユニ・Dが、また新たな表現の場に歩みだした。それがこの歌い手プロジェクト"青虫"だ。昨年末から名前を伏せて"歌ってみた"動画を

割礼GIRL/BEGGiNG

タワレコ渋谷店でダブル・ブッキングが発生し、急遽合同イベントを行ったBiSとZOCがスプリット・シングルをリリース。ZOCからは大森靖子がBiSへ、BiSサイドからはサウンド・プロデューサー 松隈ケンタとマネージャー 渡辺淳之介の黄金タッグ

Dark seeks light / 散文的LIFE

初の両A面シングルの表題曲「Dark seeks light」は、TVアニメ"世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する"OP主題歌。グルーヴ重視で綴ったリリックや、ダークでクールなラップなど、自身が"限界突破した曲"と語る通りアーティストとし

BRiGHT FUTURE

ヘイトを撒き散らす四つ打ち高速チューン「I don't care」、ちょっと抜けているけど明るさがある、そんな憎めない人間性が出た「Hey!Hey!」、パリピ精神が顔を覗かせる「FLY! SiNG! CRY! TRY! SMiLE!」など、

CONTINEW WORLD

"CONTINUE=続く"と"NEW WORLD=新しい世界"が掛け合わせられた本作『CONTINEW WORLD』。DISC 1にはアニメ・タイアップ曲4作に加え、ポップでファンキーなディスコ・チューン「パラレルモーション」、スキャットが

まどろみのひかり

音楽を軸にしながら、執筆活動やデザイン、舞台の脚本も手掛ける"表現家"西片梨帆による初フル・アルバム。言葉を大切に紡ぐ彼女の歌はするりと心の隙間に入り込み、自分だけが感じていると思っていた小さな気持ちも拾い上げる。優しい慈しみを柔らかなアコ

サイファールーム

"攻撃的ポップバンド"を自称する通り、ピアノを擁するきらめくポップ・サウンドに、現実を鋭いまなざしで捉えるエッジの効いた歌詞を両立させる長野発の男女混成5人組バンド。今作のテーマは"脱出ゲーム"。現状に満足しない姿勢を脱出ゲームにたとえ、も

inVisible

岐阜発のギター・ロック・バンド SHIFT_CONTROLの3rdミニ・アルバム。ハイトーンが冴え渡り、世界が開けていくような展開のオープニング・トラック「Actor」で、しょっぱなからシフコンというバンドの"らしさ"が全開のロック・サウン