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DISC REVIEW

anthology 1386

amazarashi初のビデオ・クリップ集。YKBXによるアニメーションならではの壮大なスペクタクルや、Perfumeやサカナクションの映像作品を手掛ける関和 亮や映画監督である寒竹ゆりによる肉体的な実写映像など、どのMVもamazaras

拝啓、ツラツストラ

SHIBUYA-AXで行われた前作のレコ発ファイナルで、たなしん(Ba/Cho)が孫悟空に扮して大暴れしてくれたが、それはこのメジャー2ndシングルの予告だった。表題曲はアニメ"ドラゴンボール改"のエンディング曲に決定し、グドモの破竹の勢い

コンサバティブ

PUNPEE、禁断の多数決などのMVを手がけるAVレーベル"性格良し子ちゃん"がアートワークを担当していることも話題な3人組ロック・バンドの初の全国流通盤。2012年に会場限定で発売された音源から人気曲「終電」「ツイニーヨコハマ」が再録され

ロットバルトバロンの氷河期

女声の様に儚いファルセットに乗せられて歌われるのは、少年目線で描かれたような純粋で真っ直ぐな歌詞。そして北欧ミュージックのような透き通った清々しいメロディ。これが東京出身の2人組によって生み出された作品と知って、心底驚かされた。ROTH B

刃の上を君と行く

2003年に結成された"名古屋の暴れ馬"こと5人組バンド、ビレッジマンズストアの2ndミニ・アルバム。いきなりビビらせて耳を傾けさせる冒頭の「最高の音出し」はズルい!スピーカーを突き破って出てきそうなヴォーカルとサウンドを一聴すると"一筆書

ヒズム ハズム リズム

1995年結成以来、大阪を拠点に活動する4人組ロック・バンドの5枚目となるフル・アルバム。主催するフェスMASTER COLISEUMでは2日間で7000人の動員を記録するなど、ライヴ・バンドとして人を巻き込む魅力があることに納得させられる

アインとシュタイン

さまざまな形態で活動するヴォーカリスト、奇妙礼太郎が新たに結成したトリオ・バンドの1stアルバム。ギターは奇妙が担当し、ピアノにはこれまでもライヴ、作品で共演してきたSundayカミデ、ドラムにトラベルスイング楽団で活動を共にするテシマコー

Masterpeace

3/25のBEADY EYEのゲスト・アクトとしてその全貌をファンの前に現したナカコー。そのレパートリーにスーパーカーがあったように、iLLよりLAMAより、スーパーカーでのナカコー好きとしては待ちに待った彼のフィロソフィが詰まった新プロジ

YOU

木下理樹は"このアルバムに今までの音楽キャリアの全てを詰め込んだ"と言う。それゆえだろうか、この11曲の新曲たちの随所で、ありとあらゆる時代のART-SCHOOLの姿や表情、熱量を思い起こさせた。オリジナル・メンバーは木下理樹だけだが、AR

EVERLIGHT

暖かい季節になった。朝、起き抜けにベッドから飛び出し、窓を開け放ってみる。すると、陽の光が降り注ぐ。このちっぽけな地球の、ちっぽけな日本の、ちっぽけな街に住む、ちっぽけな僕にも、陽の光が降り注ぐ。この「EVERLIGHT」という曲には、どう

Cans Of Freak Hits

2009年のインディーズ盤『黒猫チェルシー』から2012年の『HARENTIC ZOO』から時系列ではなく、曲の流れの良さで選曲された初のベスト。少し切なくなってしまったのは、登場時の怖いもの知らずでTHE STOOGESやジミヘンを思わせ

MATATABISTEP / あの青と青と青

去年のアルバム『演出家出演』でその存在感を大きく知らしめたパスピエのニュー・シングルは、キャッチーでレイヴィなシンセのリフレインが印象的なダンス・チューン「MATATABISTEP」と、スケール感のある流麗なメロディが印象的な摩訶不思議ニュ

it

昨年2枚のアルバムとDVDをリリース、さらにはロング・ツアーを敢行するなど精力的な活動を続けるチリヌルヲワカの5枚目のアルバム。THE COLLECTORSやShe Her Her Hersといったバンドからの混成メンバーながらサブ・プロジ

Lie to myself

ロックとは騙された者勝ちの音楽だ。このくだらない世界で、たった一瞬でもハイな気分を味わうために自分を騙す――それがロックの本質。その点で、テスラは泣かない。はロック・バンドとして圧倒的に正しい。自分たちを上手く騙しているし、リスナーを騙そう

オルフェウスの五線譜

一見、哲学的なアルバム・タイトルや、ジャンルを特定できないアートワークには、バンドの"曲を聴いて判断してほしい"思いが継続して表れている。情報自体も過多で、バンド・サウンドもショート・チューンにいかに多くの情報を詰め込むか?音楽もある種のコ

For Bored Dancers

洪水のようなギター音と前のめりに煽るビートではじまるTrack.1「クライマクス」。まずこの圧倒的な音でブラックホールのようにリスナーを引き込んでいくアルバムになっている。そして引っ張り込まれた先に広がるのは甘美な世界。ピアノの柔らかな音色

すべて、憂鬱な夜のために

石井 翠のソロ・プロジェクトとして2013年夏より始動したamenoto。彼女が深沼元昭(PLAGUES、GHEEE、Mellowhead)がオーナーを務めるLAVAFLOW RECORDSとの出会いを機に同作で全国デビューを果たす。彼女の

WORLD FISH

奄美大島出身のメンバーを中心に結成された4人組ロック・バンドの1stフル・アルバム。まずジャケットの無国籍ともとれるイメージのアートワークに惹かれてしまうのは都会での生活に疲れている証拠なのだろうか(笑)。その内容は日本の島特有の地元感満載

Can't Be Forever Young

全曲メジャー・キー、生ドラムを使わない圧の少ないサウンド・プロダクションが、まず聴き手の構えた気分を解きほぐす。"まぁ座りなよ"とでも言われてる気分とでも言おうか。スクラッチが90sのUSインディーやローファイ感を想起させる「Wonderl

夜が明る過ぎる

同人シーンでは東方Projectのアレンジ楽曲の新作をリリースしていた石鹸屋が、全国流通盤としては約11ヶ月ぶりの音源をTOWER RECORDS限定でリリース。表題曲「夜が明る過ぎる」は、子供の頃に思い描いていた自分になれているかどうかを