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DISC REVIEW

LIVE or DIE~ちぬいち~

シングルと同発の再録アルバム。全17曲、ライヴのセットリストをイメージした選曲で、ぜん君。のキラーチューンが並ぶ。とはいえ、ヴォーカルの歌割りが新体制5人で新たに構築された曲となっていて、新メンバーふたりの声のキャラクターやニュアンスも加わ

AntiIyours

新メンバーふたりが加入して、再び5人体制となったぜん君。の第1弾シングル。「AntiIyours」では、5色のヴォーカルになったからこその、そして活動を重ねた今だからこその新たな試みで、これまでの曲ではあえて入れてなかったハーモニーやユニゾ

明日から借りた言葉

その佇まいから、朴訥としたギター・ロック・バンドなのかと思いきや、今作『明日から借りた言葉』の出だし「漂う」から日本語ラップが放たれて、意表を突かれた。さらに、そのままいくのかと思ったら、90年代のエモを彷彿とさせるような激情も顔をのぞかせ

Neighbormind / laser beamer

映画"スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム"日本語吹替版、そして"舞台 PSYCHOPASS サイコパス Virtue and Vice"の主題歌という大型タイアップも話題の、凛として時雨ニュー・シングル。「Neighbormind」は、

By Night

パンク・シーンの名門 Epitaph Recordsから、正統派パンクと名高いPLAGUEVENDORのニュー・アルバムがリリース。衝動的で攻撃的なスタイルで人気の彼らだが、今作はそんな彼ららしさがよく表現されている。ST. VINCENT

楽しもう/iをyou

フレンズ初のシングル(会場限定盤を除く)が到着した。モータウン調の「楽しもう」は、篠原涼子主演映画"今日も嫌がらせ弁当"の主題歌。母から娘への独特で不変の愛情を描く物語に寄り添う、心温まる曲になった。また、「iをyou」はドラマ"きのう何食

燃えない化石

デビュー15周年を経た藍坊主による1年半ぶりのCDリリースは、7曲入りのミニ・アルバム。リード・トラック「アンドロメダ」は、星や宇宙にまつわる藍坊主らしいストーリーだが、空を見上げる"君"とその君を見る"僕"という構図に、近くて遠い存在を想

HOUSE

表題曲「HOUSE」は、BPMが125前後のハウス・ミュージックであり、家で自由に踊ろうと歌っているという意味でも"ハウス"ミュージックだ。清涼感溢れる「風になる」に続く4ヶ月連続リリース企画第2弾は、そんなスピード感と脱力感を持ち合わせる

音楽はメジャーが全てじゃない!

シンセがガンガン鳴る曲もあれば、エレキ・ギターが前面に出た曲もあるし、レトロなメロと電子音を掛け合わせた不思議な雰囲気の曲もある。また、金が欲しいと連呼する身も蓋もない曲の直後にはドラマチックな展開のワルツを配置。そしてラストはまさかのラッ

Riot Bulb

LAZYgunsBRISKYが約2年ぶりとなるミニ・アルバムをリリース。本作は、ヒップホップ要素を再強化し、初の試みとしてシンセ・サウンドを大胆に取り入れ、新たなアプローチにも挑戦した意欲作となった。リード曲「Riot」は、これまでの骨太ロ

Rosy

京都の5人組ロック・バンド、the McFaddinの1stフル・アルバム。メンバー・チェンジを経て昨年1月より現体制として本格始動したようだが、そのサウンドはひと言で言えば"めっちゃ洗練されてる"。英語詞とか日本語詞とか関係なく、リズム感

Don't Wait 'Til Tomorrow

この"YONAKA"という日本語のバンド名が気になって聴いてみたって方も多いのではないか。たしかに"夜中"っぽいしっとりとした暗さや澄んだ空気感が、彼らのメロディにはある。ダークでポップな要素もあるオルタナティヴ・ロックということで、QUE

Chon

マス・ロックやメタルを土台にしつつ、ジャズやフュージョン、さらにはトリップ・ホップやエレクトロまで取り入れた、テクニカルながらクリーンなサウンドで人気を博す、アメリカは西海岸サンディエゴ出身のインスト・バンドによる3rdアルバム。前作『Ho

GIANTSTAMP

名古屋 栄のストリートを拠点に活動する気鋭バンドが、PIZZA OF DEATH RECORDSとのタッグで全国進出。非凡で卓越した演奏テクニックとジャンルに縛られない幅広い音楽性は、まさにミクスチャー・ロックと呼ぶに相応しいものだ。若年層

記憶の片隅に

水戸出身の4人組、ヒヨリノアメによる1stミニ・アルバム。フロントマン AKI(Gt/Vo)は、相手や誰かに素直に言えないままで心にこびりついてしまった言葉たちを、その叫びで救い、歌にして風に乗せる。想いが溢れ出るままに紡がれる、定型がある

模様

バンドとしてネクスト・ステージへと進んでゆくことを宣言するような前作シングル『Memento Mori』に続き、アイビーがリリースする2019年第2弾シングル『模様』は、初めてヴォーカル、寺口宣明(Gt/Vo)の作詞作曲ナンバーをリード曲に

紅蓮華

表題曲はTVアニメ"鬼滅の刃"のOP曲でLiSAが作詞。いわゆるタイアップ曲だが、挑み続ける心について歌う歌詞はLiSAというアーティストのあり方ともぴったり重なる。ここ数年で彼女はそのあたりのバランスを取るのがうまくなったというか、ソング

SUCCESS STORY

新メンバー NOW EMPiREが加入し、勢いに乗っているEMPiREが新体制としての初作品をリリース。今の彼女たちを象徴するようなタイトルを冠した表題曲「SUCCESS STORY」は、EMPiREらしいスタイリッシュなカッコ良さと、ライ

Light

岩手発の3ピース・バンド SWANKY DOGSが、前ミニ・アルバム『イデア』から2年ぶりにリリースするフル・アルバム。ロックな楽曲で攻めた前作から一転して、バラードやミドル・テンポの楽曲も多く収めた今作は、作詞作曲を手掛ける洞口隆志(Vo

Essence

フロントマン 上條 渉(Vo/Gt)の、憂いの陰影を持ったハイトーンで歌う浮遊感のあるメロディと、シューゲイザーやポスト・ロック、ポスト・パンクや、インダストリアル的な匂いまで、様々な音楽の片鱗を感じるサウンドが描くのは、夢うつつで、感情の