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DISC REVIEW

夕方のピアノ

この曲はただの排泄行為だ。または、感情の嘔吐といったところか。の子(Vo)の声とは判別できない、ヴォイス チェンジャーのような気味の悪い声でひたすらに"死ね"と叫んでいる、曲の半分以上がそれだけ。だが、このおぞましい行為こそが、このバンドの

LIVE TOUCHES YOU

京都のインスト・バンドSOFT。僕はまだSOFTのライヴを観たことはないが、2009年に行ったライヴからメンバー自身がセレクトしたベスト・テイクを収録したこのライヴ盤を聴くと、明らかにいいでしょう。新メンバーの加入後、7 人編成となって昨年

Blue,under the imagination

社会へと足を踏み出したcinema staffの溢れる衝動は、ひどい熱量を放ちつつも冷静さを内包している。彼らがいわゆる"激情系"を逸脱したのは、その凄然とした冷静さ故だと思う。『Blue, under the imagination』では

City

今年1月に1stアルバム『Where's My Potato?』をリリースして以来、怒涛の勢いで数々のフェスやイベントに参加したりと、今話題の新人4人組ロックバンド[Champagne] から待望のニューシングル『city』が到着!実は路上

卒業制作

09年に、当時、高校三年生のあんな、まりな、高校1年生のさとこで結成された日本マドンナの初の全国流通音源。現在公開されているアーティスト写真は、制服姿の3人が路上に寝そべってこちらを見つめているというもの。あどけない表情の女の子、街中で生足

Losing Sleep

全米においてアルバム発売前にiTunesアルバムチャート1位を獲得したり、日本でもデビューを前にしてFUJI ROCK FESTIVAL' 10の参戦が決定したりと、日本でも注目度が高いバージニア出身の5人組PARACHUTE 。日本デビュ

Barbara

ニューウェイヴを研究し続けるマッドでポップな科学者達が新たな研究の成果を携えて帰ってきた。ニューウェイヴ、ポストパンク・リバイバルの中で登場し、着実に人気を獲得してきた彼らだが、今作からは元RAZORLIGHTのドラマー、Andy Burr

ON OFF

“たいして意味無いこともあるだろう” ― そういってbedは物語を語り始めた。特徴的なツイン・ボーカルとツイン・ギターが鳴り響くサウンドの中、等身大の世界が次第にジワジワと広がりを見せる。LOATAGEやOGRE YOU ASSHOLE な

pray

結成2年足らずでSUMMER SONIC出演を果たすなど、注目を集める大型新人your gold, my pinkから早くも2枚目のミニ・アルバムが登場。デビュー・ミニ・アルバムから9ヶ月というスパンで届けられた今作は、前作にあったカラフル

Now It’s Dark

スウェーデンを拠点に活動するSSW、STESO SONGSのデビュー・アルバム。IT’S A MUSICALなどで活動するBobby Babyとのデュオなどで活動をして来た彼女の初作品は、幼い頃から親しんで来たというピアノをベースに作られた

Infinite Arms

03年に解散したシアトルのバンド、CARISSA'S WEIRDのメンバーだったBen BridwellとMat Brooke(現GRAND ARCHIVES)を中心に結成された、BAND OF HORSESの3枚目。SUB POPからメジ

死ぬまで生きろ!

ソウル・フラワー・ユニオンのマキシ・シングル。今回もライヴ・テイク6曲を含むハイ・ヴォリューム。表題曲「死ぬまで生きろ!」は、スティール・パンの響きも心地よいSFU流のカリビアン・ナンバー。トロピカル・ブルースに乗せて「路上」で生き、「路上

Spoiled Boy

海外アーティストなど多くのリミックスを手掛け、世界から高い評価を獲得しているエレクトロ・ユニット80kidzから、NEW EP『Spoiled Boy』が届いた!2ndアルバムに向けた本格始動とのことで、CSSのLovefoxxx をゲスト

2013 - Live Friction

2006年からレックと中村達也の二人編成で再始動したFRICTIONのライヴ盤が登場。70年代後半、東京ロッカーズと呼ばれるムーブメントの中で登場し、90年代半ばに休止したFRICTIONが、中村達也という最強のエンジンを加え、一切の装飾を

Strange Weather, Isn't It?

今度はどんなヤバイものを作ったんだという期待と興奮で、プレイ・ボタンを押す手にも力が入る。!!!って、そんなバンドの一つでしょ?その期待はあっさりと更新された。音数が整理され、研ぎ澄まされたビートに驚かされる冒頭の「AM/FM」から、もう堪

Crystal Castles

MySpace上で話題を呼び、インディーながら全世界で20万枚以上というセールスを記録、NME の「10年間においてベスト50のアルバム」にも選ばれるなど、多くの話題をさらった前作から約2 年ぶりとなるCRYSTAL CASTLESの2nd

東京ブルー

風味堂のピアノ・ヴォーカルを務める渡和久初のソロ・アルバム。風味堂結成10周年を機にメンバーそれぞれが自分の可能性を広げる為にと始められたという今回のソロ・プロジェクトだが、今作は渡和久の優しい歌声や音楽性の飛躍をグッと凝縮させたような充実

ECLAT

『ECLAT』、すなわち“輝かしい歓呼”。ときめき☆ジャンボジャンボの描く世界は、まさに喝采そのものだ。「祝福のパレード」で幕を開けると、多幸感がとめどなく溢れ疾走する。大胆で繊細なキラメキが情感豊かに空間を膨らませていく。彼らの創り出す世

Renegades

前作より2年ぶりとなるFEEDERの7thアルバム。兎に角、キャリア15年はダテじゃないということか。作品ごとによりシンプルになっていく彼らだが、今作もまた然り。現在主流のインディ・ポップ・サウンドとは間逆を行く、骨太なギター・ロックで、攻

Exlovers

イギリスから現れたギター・ポップの新星EXLOVERS、日本初上陸となるミニ・アルバム。5月には出ていたようですが、あまりにひっそりすぎて、見過ごしてました。これまでに7インチ2枚、EP1枚を発表してますが、もうそのエヴァーグリーンなメロデ