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DISC REVIEW

サンシャイン

ふざけてるようで、マジメに遊んでる感じ。絶妙なスレスレ感で独自の怪しげなイメージの楽曲やふりきったポップだったり、今までのHiGEのアルバムとはひと味違った甘いフレーバーな作品に仕上がっている。ユニコーンの川西幸一、RIZEの金子ノブアキら

マイ・ジェネレイション

青森出身の4ピースバンドTHE WAYBARKの1stアルバム。揃いのスーツに身を包んだ出で立ち、かと思えばメンバーそれぞれがてんでばらばらな名前だったりするので(だいち69(Vo)、Johnny(Gt)、おっくん(Ba)、ブラック斉藤(D

Barking

これまでの経験に裏打ちされた圧倒的なオリジナリティがあり、冒険的であり意欲的な野心も感じる新境地である。説明不要の御大、UNDERWORLDから約3年ぶりに新作が届けられた。Karl Hyde のヴォーカルを前面に押し出した歌モノが目立つが

ゼロコンマ、色とりどりの世界

2007年EMI MUSIC JAPAN主催のオーディションにて最優秀アーティストに選ばれあのNUMBER GIRLのプロデュースでも知れれるDave Fridmannを迎え2曲をレコーディング。同年FUJI ROCKに出演するなど華々しい

ドアたち

気が付けば、ノストラダムスの予言から11年が経過した訳で、私たちは変わりない毎日を生きている。けれど、恐怖に包まれた1999年以降、あけすけに幸せが充満した音楽に紛れ、シニカルな音楽が着実に育まれてきたように思う。そんな2010年に産み落と

マリアンヌの休日

「憂鬱」から「休日」へ。キノコホテルのメジャー第2弾リリースは、「ひらめき」で決めたというマニアックかつカルトな選曲のカバー・アルバム。このようなバンドには、どうしても強烈なコンセプトに囚われてしまい、終始イロモノとして敬遠してしまいそうだ

C mental graffiti

新世代ロック・バンドと言われて登場するバンドは数多くいるが、彼らの感性はとりわけ独特で面白い。『C mental graffiti』と名付けられた彼らの1stフル・アルバムは90年代のロック・サウンドを基本としながら、ポップ・パンクやエレ・

CULT POP JAPAN

2007年結成、都内を中心に活動するバンドWiennersの1stアルバム。できること全て、思いつくこと全て、バンドが持っているパーツを全て詰め込んだこのアルバムは、全力全速力な中で、フレッシュなエネルギーが弾けている。勢いまかせにWien

黒髪ストレンジャー

古いアナログレコードに針を落とし、チリチリとノイズが響く。そこへ加わるのは、ジャジーなスウィングビート。レトロなムード漂う幕開けから、これまでの鴉のどの作品とも異なる作品だということが色濃く伝わってくる。そして、いきなり響くサビのメロディー

This Night Is Still Young

ここ数年、DJとして全国各地のパーティを沸かせ続け、様々なアーティストとのコラボレーションやYounGsoundsとしての活動など、多岐に渡って活躍を続ける、やけのはら待望のソロ・アルバム。パーティが終った後に迎える、どうしようもなくて、愛

Let It Sway

バンド名がやたら長いし、何のこっちゃ分からんな。でも、こんなバンド名を付けておきながら、エリツィン元大統領に特に興味があるわけでもなく、政治的意味もないらしい。そういうノリ一発みたいな感覚は素敵。バンド名から、悪ふざけにも似たひねくれインデ

Die Technique Die!

まるでノイズ・ジャンク・バンドBASTROから、優美で幻想的なGASTR DEL SOLへ移行していったシカゴ音響派の開祖DAVID GRUBBSの世界観のような。もしくは、元THE SMASHING PUMPKINSのギタリストJames

Movement In A Storm

昨年末の来日では素晴らしいライヴを観せてくれたJames Yuillから2ndアルバムが到着。胸を打つアコースティク・サウンドとエレクロ・ビートの融合は更なる進化をみせ、リード・トラックである「Crying For Hollywood」で見

エスノファンキードフトエフスキーカムカムクラブEP

0.8秒と衝撃の新作EP は、ファースト・アルバムに比べ、音が整理された印象。攻撃的なポスト・パンク「ビートニクキラーズ」や「号84谷渋」も、ジャンクなハードコアではあるのだが、ポイントをしっかりと押さえた構成と音作り。ナイーヴな昭和歌謡的

The Entrance Band

グルーヴィで力強いロック・サウンドとサイケデリックで魅惑的なサウンドを持ち合わせたロック・バンドTHE ENTRANCE BANDが日本デビュー。元々フリー・フォークを作っていたバンドのリーダーGuy Blakesleeのソロ・ユニットであ

Siren

PASSION PITやEllie Gouldingの発掘で話題を集めるレーベル、NEON GOLDから新たな刺客、YES GIANTESS!レーベル・カラーとも呼べる激キャッチーなキラキラ80'sサウンドを武器に、とことんフロアをアゲるカ

Tin Can Trust

ルーツであるヒスパニックからラテン、ファンクを咀嚼した骨太なロックで、36年というキャリアを築き上げるLOS LOBOS。この人達を「La Bamba」の陽気なおじさんってだけで終らせちゃ勿体ないんですよ。どっしりと腰の据わったグルーヴと、

ブリティッシュ・ロック解釈

グラミー賞ノミネート・アーティストBettye LaVetteが13曲の名曲を歌いあげる。これって、いわゆるヴォーカル力に定評のあるアーティストが人気ナンバーをカヴァーするっていう、日本にもよくあるヤツでしょ?と思ったあなた。そういった解釈

Made The Harbour

「声から産まれた新たな生き物」とも評され、アメリカ出身ながらUKでも話題の彼女達。メンバーの一人しか音楽経験がない中、少女3人でバンドを結成。3人で歌った時の特別な感覚が彼女達を突き動かした。ブリティッシュ・フォークの音色感じせせる彼女達の

MAYA

「Born Free」のPV、NYタイムズとのあまりに強烈なバトル。このアルバムを前にM.I.A. が振りまいた論争の渦は、とてつもなく大きかった。そんな中で世に出る本作は、多様な音楽性と感情が混在、交錯している。DIPLOやSWITCHを