Japanese
シュレーディンガーの犬 × Dannie May
2024年01月号掲載
シュレーディンガーの犬:ならく いち もな るるか
Dannie May:マサ(Vo/Gt) 田中 タリラ(Vo/Key) Yuno(Vo/Kantoku)
Interviewer:山口 哲生 Photographer:川野晴都、うつみさな
いろいろなものを取り入れて、いろんな人に伝えられるように(いち)
-シュレ犬のみなさんの中で、壊してみたい衝動に駆られる人っていたりします?
ならく:あります、あります。え、みんなない?
マサ:忙しすぎて"もういいや!"って暴飲暴食するとかも、ある意味そういうことだし。
Yuno:たしかに。そういうことだよね。
マサ:めっちゃきれいに積み上げていれば積み上げているほど、おらー! ってやるのが気持ちいいじゃん。絶対にキツいけど。
ならく:シンガーズハイの「フリーター」っていう曲に"生きるのもくだらないからもう/何もかもを壊してしまいたい"っていう歌詞があるんですよ。そのあとに"でも死にたいわけではないからさ/せめて笑っていたくて"とあって。"笑っていたい"まできれいには思わないんですけど、疲れているときとか、さっきおっしゃったようにぶっ壊したい衝動に駆られたりはしますね。
田中:そうだよねぇ。コロナが酷かった時期にみんなちょっと思ったと思うんですけど、このまま世界がぶっ壊れても面白そうだなって思いませんでした? そんなことなかった?
マサ:一回もとに戻す感じ?
田中:そうそう。この決まりきった日常じゃなくて、そのへんの建物も全部ぶっ壊れて......みたいな世界にいっそなってみたいよねって、ちょっとだけ思うっていうか。
Yuno:そうなんだ?
マサ:みんなが横一線になった世界線っていうのは面白そうだなと思う。ヨーイドン! で始まったらどうなるんだろうとか。
田中:そうそう。そこから始まる世界線があってね。
マサ:うん。(※シュレ犬メンバーを見て)あ、これはそんな怖い話じゃないです。
もな:ちょっと怖かったです(笑)。
いち:自分もわからなくはないかな。きれいに積み上げてきたものを壊したいとは思わないけど、関係性をきれいに築いてきて、一回ちょっとだけミスったときに、立て直そうってなる人はなるじゃないですか。自分はそこで一回全部壊したくなる。全部完璧でやりたいから。
マサ:あぁ、なるほど。
いち:だから、もし今人生で嫌なことがあったら、コロナのときは同じことを思ってたかもしれない。一回全部壊して、もうすべてわかっている状態で、ゼロから完璧にやりたい。もうゲームみたいな感じで(笑)。
マサ:リトライする感じでね。
-最後はもなさんからの質問です。
もな:今目指している会場はどこですか?
マサ:僕らはZeppですね。そこを目指しながらやってます。
Yuno:僕、神奈川出身なんですけど、まだ神奈川でライヴをやったことがなくて。マサは広島出身で去年1回やったし("SUPER ROCK CITY HIROSHIMA 2022 DX")、タリラは名古屋出身で、そこでもライヴはしたんですけど。だから、Zeppをやるなら横浜のKT(Zepp Yokohama)でやりたいなって密かに思ってます。
マサ:あと、音がいいって聞きますよね。あの規模のライヴハウスでは一番いいって。やっぱそこは大事なんで。(シュレ犬は)今ってどんな感じなんですか?
ならく:前、ヒューリックホール東京でライヴ("シュレーディンガーの犬 1st ライブツアー『シュレ犬的二重スリット実験~2022 Spring~ in 東京
田中:どこでやりたいですか?
ならく:これはメンバーそれぞれあると思いますね。
いち:自分は"ここで!"みたいな場所はないかも。
もな:うん。行けるところまで行きたい。
るるか:私も特にないです、ここっていうところは。
ならく:私はZeppやるまでやめないって言い続けてきたから、Zeppはやりたいですね。
マサ:やりましょう、Zeppで。
-そろそろお時間になりましたが、今回の座談会はいかがでしたか?
いち:絶対にこういう系統の音楽をやるんだっていう感じじゃなくて、いろんなものを取り入れて、いろんな音楽を作っていこうっていう話を聞いて、すごく面白いなって思いました。自分たちは基本、貰った曲をやる感じではあるんですけど、歌い方とか表現の仕方でその曲の伝わり方って変わると思うので、同じようにいろいろなものを取り入れて、いろんな人に伝えられるようにできたらいいなと思いました。
もな:人には人の価値観があるんだなって思いました(笑)。
マサ:絶対積み上げたやつの話でしょ(笑)?
もな:その印象がすごく強くて(笑)。でも、もう一回曲を聴きたいなって思いました。このあとまた聴きます。
るるか:自分も、積み上げたものをっていう話が......。
マサ:今日はもうその話になっちゃってるよね!?
るるか:(笑)そのお話がやっぱり印象的で。それが曲にもあるとおっしゃっていたので、どんな壊され方をしているのか、もう一度聴いてみます(笑)。
ならく:自分もそのお話が印象だったのと(笑)、あとは曲の作り方とか、普通じゃないパターンもあるんだなと思ったり。みんなも話してましたけど、いろんなアーティストさんがいて、いろんな価値観を持っていらっしゃるから、もっとたくさんいろんなお話を聞きたいなと思いました。楽しかったです。ありがとうございました!
-Dannie Mayの御三方はいかがでした?
マサ:いろいろと聞いてもらえたことのほうが多かったので、自分たちのことを見つめ直すというか。"たしかに俺らってこうだよね"っていうのを、話しながら確認していたところもあって、僕たち的にも楽しい1日になりました。いつもとはまた違う角度の質問だったりもしたので、また曲に生かしていけたらいいなと思います。
Yuno:実はこういう座談会って初めてだったので、微妙に緊張してたんですよ。でも、すごく楽しくて。積み上げたものを壊したい衝動に駆られるっていうのは、Dannie Mayを4年やってきて初めて知ったので、僕もびっくりしてます。本当にありがとうございました、それを引き出してもらって(笑)。
田中:いつもの取材は淡々と答えるような感じもあるといえばあるけど、それこそ結婚の話とかって普段の取材じゃしないから、座談会ってそういう脱線の良さみたいなところもあるんだなぁと思って、楽しかったです。
ならく:"結婚式はワンマン・ライヴ"(※2023年12月号掲載)は、今日からうちらの教訓ですね。
マサ:俺が最低男だったっていう話なんで、全然忘れちゃってください(笑)。
いち:いや、全然響きました(笑)。
シュレーディンガーの犬
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