Japanese
ドラマストア
2019年09月号掲載
Member:長谷川 海(Vo/Gt) 松本 和也(Dr/Cho) 鳥山 昂(Gt/Key) 髙橋 悠真(Ba)
Interviewer:蜂須賀 ちなみ
-いや、これは今しておくべき大事な話なので。で、今回のシングルはわりとナチュラルだなと思いまして。前回のインタビュー(※2019年4月号掲載)で話していただいたように、4月にリリースした1stフル・アルバム『DRAMA STORE』はバンドの意思表示をガツンとするために、思惑を張り巡らせて、しっかり計算して――というふうに制作していった作品だったじゃないですか。
長谷川:そうですね。今回、和也君が、最初の段階から"長谷川 海というシンガー・ソングライターのバック・バンドっていうくらい、シンプルな曲をあえて今リードでやりたい"と言ってて。余計なことをしない、奇を衒ったメロディにはしないっていうテーマがありました。
松本:僕的には今回のシングルとフル・アルバムを合わせて"今年1年でドラマストアのすべてをお見せしますよ"みたいなことがしたかったんですよ。なので、アルバムでできなかったことを今回のシングルでやった感じですね。まず「ラブソングはいらない」は、広いステージで演奏したときに映えるような、アコギ主体の曲がやってみたいっていうところから始まって。
-たしかにこういう曲は意外となかったです。シンプルではあるけど、曲としてのクオリティは高いというか、冷蔵庫にあるものでサッと作ったパスタがちゃんと美味しいみたいな感じの曲で。隠し味に何を入れたのか、その秘密を教えていただきたいんですけど。
松本:Aメロ、Bメロ、サビ、間奏で全部ビートが違うんですよ。やっぱりシンプルやから場面転換がどうしてものっぺりしちゃうんですけど、ビートで若干の違いを出すことでちょっと工夫して、みたいな。そこをバッチリ合わせてっていう作業に時間結構かけたよな?
鳥山:綿密にやりましたね。一音一音に対して細かく、"これ合ってる?"っていうふうに。
髙橋:僕はこの曲に関してはホンマに......今までで一番難しかったんじゃないかな?
鳥山:うん。僕もレコーディングが難しかったですね。
髙橋:やっぱり"シンプルやけど深みを出そう"と思って作業をしていくなかで、綿密にやっていけばいくほど、"この箇所はこういうイメージでやろう"みたいに、考えなければならない箇所がどんどん増えていって。ホンマにプチ・パニックになるくらいだったんですよね。曲はシンプルやったのに、頭の中がギュウギュウになっちゃうみたいな。
長谷川:悠真はあの日マジヤバかったよね。
髙橋:うん。僕がベースをやってきたなかで一番時間がかかりましたね。
-あと、"広いステージで映える曲=アコースティック調"っていうのがイマイチ結びつかなくて。そのあたりをもうちょっと詳しく語っていただけますか?
松本:そうですね......。"広いステージ"っていうのは、物理的に大きいステージっていう意味だけではなくて、バンドとしてのステップアップというか、"今だからこそこういう手を打ちたい"みたいな意味合いでもあるんですよ。言うたら今、僕らにとって大事な時期なわけじゃないですか。
-そうですね。アルバムの売れ行きも好調で、WWWもソールドし、勢いに乗ってる状況で。
松本:そこでアコギ一発のシンプルな曲を放り込むのって意外性があるというか、いいざわつきを生むと思うんですよ。
長谷川:それめっちゃわかる。今までの変遷があって、僕らのことを好きって言ってくれる人たちの声が大きくなってきた状態で、これを出すっていうのはすごくおいしいなっていう。"ドラマストア、今キてるんちゃう?"っていうタイミングで引きの一発をバーンと打つのは、めっちゃ粋やなって思います。メジャーの4作目とかならわかるけど、インディーズのこのタイミングでっていう。
松本:そう。粋やねん。そういう意味で"幅広く音楽をやっていきたい"っていう僕らのコンセプトに、また1歩踏み入れるというか、広がりを持たせてくれる曲やなって。
-つまり、"広いステージ"というのは"キャパ○万人"みたいな数値上の話だけではなく――
松本:もちろんそれもあるんですけど、どっちかと言うと"今これを出す理由"みたいな部分のほうが強いですね。
-バンドの将来的な選択肢を増やすというか、聴き手に対して、"今後ドラマストアを追い続けたら、もっといろいろな音楽に出会えるんだろうなぁ"と想像できる余地を作るというか。
松本:うんうん、そうですね。......あと最近、僕らの界隈の若いバンドの間でラヴ・ソングが流行ってるんですよ。
長谷川:それ!
松本:だから、そこに向けた"舐めんなよ"っていう気持ちもありますね(笑)。若い芽は摘んでいかな(笑)!
-そう考えるとなかなか挑発的なタイトルというか......。
松本:そう(笑)。海君に頼んで曲作ってもらったら、タイトルが"ラブソングはいらない"だったから、これは一石投じるどころかもう――
長谷川:3つぐらい投げてしまった(笑)。このタイトルは和也君の話を聞いたうえで付けたわけじゃないんですけど、たしかに僕も和也君と同じように、若手を妬んでるというか(笑)、ラヴ・ソングがめっちゃ流行ってる現状に対して、"うーん......"って思ってるっていうのはあって。ラヴ・ソングって邦ロックの入門編としても聴けるから再生数が伸びやすいし、やからシーンのブームになってるんやろうなぁっていうのはわかるんですよ。だけどそこに乗っかるのはすごく嫌で。そんなタイミングでインスタの質問箱で"逆プロポーズってどう思いますか?"っていう質問をいただいて、さらに時を同じくして、僕の親友が逆プロポーズで結婚したんですよ。で、思ったのが、「愛をこめて花束を」(Superfly)みたいなプロポーズ・ソング、ウエディング・ソングは世にたくさんあるけど、「大阪LOVER」(DREAMS COME TRUE)みたいな逆プロポーズ・ソングって、そんなにないなぁってことで。それをドラマストアでやるとなれば、新しい要素になるんじゃないかなと思ったんです。
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