Japanese
植田真梨恵
2019年02月号掲載
Interviewer:渋江 典子
-収録曲は『F.A.R.』のために書き下ろしたものですか?
「FAR」はもともとあったので、それに合わせて、「ロマンティカ」と「プライベートタイム」と「さなぎから蝶へ」と「softly」を書きました。「苺の実」は昔からあった曲です。
-「苺の実」は『夢のパレード』(2016年リリースの6thシングル)の通常盤にシークレット・トラックとして収録されていたものをリアレンジしたものなんですよね。
そうです。19歳のときの弾き語り音源を入れてました。ちなみに今作の落としサビのところにその音源の一部がそのまま入っているんです。
-エフェクトかと思っていたら、そもそも音源が違ったとは。驚きました。
アレンジャーの方が19歳のときのデモと今の私の歌を聴き比べたときに、あまりに違うから"この変化は面白いから活かしたいんだけどいい?"って言ってくれて(笑)。今回のテーマが"大人の成長"なので面白いと思ってこの形になりました。
-このタイミングで「苺の実」を収録したのはなぜですか?
他の曲が出揃ってきたときに、今の私が19歳っていう大人目前の私の曲を歌うことで、より成長が表現できるといいなと思って収録しました。
-ファンタジー感溢れる冒頭から途中の力強いマーチング・ドラム、19歳のときのデモ音源など目まぐるしく表情が変わるので聴いていて楽しかったです。
他の曲が絵本をめくっていくような世界観なんですけど、「苺の実」はVRゴーグルをつけているような感じですね。アレンジャーのjoe(joe daisque)さんが、極彩色のアニメーションCGの中に飛び込んだようなアレンジをする方なので、そこも楽しんでもらいたいです。
-「softly」は特に優しい声だったのが印象的でした。
「softly」は、「プライベートタイム」と同じくらいの時期にできた曲で。「FAR」という曲が"みんなに聴いてほしい曲があるのよ!"っていうテンションではなかったので、どの曲も同じ空気感で書きたかったんですよ。そういう曲をイメージして、ひとり暮らしを始めたときから一緒に暮らしているララという猫のことを書きました。書けて、良かったです。ララが生きているうちに、寂しくならないテイストで彼女の温かさを残しておきたいとずっと思っていたのがやっと書けたので、このアルバムに最適だなと。
-だから優しい声だったんですね。
そうかもしれないです。「softly」も「プライベートタイム」も完成したときとても嬉しかった曲ですね。"何を書こう"っていうものを決めずにフリー・ハンドで書いたものができあがったときに、"このことを大切に思っていたんだな"っていうのが改めて形になって表れたので、とても大切な曲たちです。
-そのあとの「EXIT」で聞こえる鳴き声はララさんですか?
ララさんです。あんまり鳴かない子で、ご飯のときと帰ってきたときしか鳴かなくて......だからヴォイス・デモを録るのが大変でしたね。だいたい疲れて家に帰るんですけど、レコーダーを起動してからドアを開けないと録れないから、何回かトライしました。
-帰宅シーンなのにタイトルが"EXIT"なのはどうしてですか?
このアルバムの"出口"という意味でタイトルは"EXIT"って決めていました。思い出と現実との橋渡しのような曲です。うっすら飛行機が飛び立つ音が入ってるんです。
-他にも人の話し声や、懐かしいメロディが聞こえてきますよね。
あ、懐かしかったですか(笑)?
-どこかで聞いたことがあるような感覚でした。どこかは思い出せないですが......。
良かった~。"私が子供のときに家の近くにパンを売りに来てたよな~"ってうっすらした思い出の中から、私が懐かしいと思う音を打ち込んで作りました。
-では、「EXIT」は次の作品『W.A.H.』への布石というよりは、思い出と現実世界を繋ぐ役割ということでしょうか?
さぁ、どうでしょう。そこはお楽しみに(笑)。
-ライヴBlu-ray『Live of Lazward Piano "bilberry tour" at 東京グローブ座』もリリースされました。こちらはこだわってのBlu-rayだけでのリリースなんですよね。
そうなんです。"DVDを作ります"って決まったときに、音響班も映像班も"せっかくきれいに撮れてるからDVDじゃもったいないよ"って言ってくれて。何も考えず当たり前のようにDVDで出すのは違うなと思いました。かといってBlu-rayもどれくらいの人に届くのかわからなかったので、Twitterでスタッフさんがアンケートをとってくれたんです。そしたら意外とBlu-ray派が圧倒的に多かったから、自信を持ってBlu-rayだけにしました。あと、私はBlu-rayプレイヤーを買いました(笑)。
-なるほど。"Live of Lazward Piano"は、音楽を楽しむというよりは、音楽の世界にのめり込めるライヴの印象を受けました。3月に開催する"植田真梨恵 Live of Lazward Piano - 凍てついた星座 -"の見どころや意気込みを聞かせてください。
"Live of Lazward Piano"はグランド・ピアノとアコースティック・ギターのふたり編成で、その場にある音が感触として伝わってくるライヴです。だからこそ真剣勝負というか。私の心のブレや揺れが本当に伝わっちゃうし、私もそこを偽っていては意味がないから、そのままで音楽をやっている場ですね。今回はどの会場も会場自体にパワーがある素敵なところなんです。
-北海道の会場は教会なんですよね。
そうなんですよ。"Live of Lazward Piano"は冬っぽいイメージがあって、札幌の寒いなかで、その教会はガラス張りになっているので、夜空を見上げながら音楽を楽しめると思います。贅沢な音の感覚に包まれてほしいです。
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